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BISCAYA / BISCAYA
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スウェーデンのハード・ロック・バンド、ビスカヤの唯一のアルバムです。長らく幻の名盤扱いだったらしいですが、私が知った時にはもうCD再発されてたので、すんなり入手。
いかにもヴァイキングなジャケが微笑ましいですね。
音の方はディープ・パープルの影響がモロのハード・ロックです。
疾走様式美曲(1)「HOWL IN THE SKY」と人気バラード曲(3)「SUMMERLOVE」が有名です。
昔ながらのロックン・ロールやジャズの影響がうかがえるグルーヴィな曲(それもまたディープ・パープルの影響かな?)もあるので、北欧の美旋律を期待すると肩透かしを喰いますが、私はけっこうそっち系統の曲の方が楽しめたりします。名曲とは言いませんが、(4)「WEEKEND」や(6)「SINGING IN HARMONY」といったファンキーにスウィングする楽曲からはロックをプレイする楽しさが伝わってきます。北欧だからって、叙情的な曲や暗鬱な曲ばかり好きなわけないですもんね。
他にも優しい雰囲気のインストや、いかにもなハード・ロック曲も入ってます。
いま客観的に聴き直せば、そりゃイモ臭いし、散漫な内容ではありますが、北欧メタル黎明期の重要盤としての価値は揺るがないでしょう。
うにぶ 2003年2月16日(日)0時44分

その昔、アルバム全曲をかける今では信じられないようなFM番組があり、
エアチェックして聞きまくりました。
「HOWL IN THE SKY」は名曲。これだけのために買っても損はないと思う。

たけ 2003年11月22日(土)23時33分

近いうちにまた『幻』になるでしょうから、未聴の方は今のうちに押さえておきましょう。
確かに北欧勢によくみられるD.PURPLE直系のHRで、SILVER MOUNTAINみたいに突出したところ(すさまじいGとKeyの演奏とか)は余り無いかも。
しかし“HOWL IN THE SKY"“SUMMERLOVE"は北欧メタル史を語る上で外せませんね。
磨けばもの凄く輝きそうな原石って感じがまた堪りません。(結局、磨かれる事無く消滅してしまいましたが・・・)


m.c.A.K. 2004年2月17日(火)11時53分

84年発表の唯一のアルバム。
同じ北欧のバンド・SILVER MOUNTAINと同じく、DEEP PURPLE・RAINBOW影響下のサウンド。しかしそれだけに止まらず、フラメンコギターがあったり、オーケストラを使ったりと幅広い音楽性を誇っています。加えて、プログレッシブロックっぽい側面を強く持ち合わせています。キーボードの使い方が非常に新鮮。HR/HM作品としてはとても珍しいものです。
「北欧の戦士」(邦題)、ま〜何て魅力的な作品なのでしょう。まず捨て曲が全然ない。しかも名曲揃いで個性的。若干ヴォーカルが不安定というだけで、他は本当に文句の一言もありません。本作を1曲目「HOWL IN THE SKY」だけ、とする評価が結構あったりするわけですが、私はそうは思いません。確かに「HOWL〜」は北欧メタル屈指の名曲。でも、それ以降も味わい深い名曲ばかりであるぞ!
これはお世辞抜きでEUROPE、SILVER MOUNTAIN、TNT、220VOLTらに次ぐ北欧メタル必聴作品だと言えます。以前は幻のアイテムでしたが、今なら1000円出せば楽々買えますので、是非!というか絶対!聴いてみて下さい。
せーら 2004年3月29日(月)1時29分

ギターのソロがまさに泣き…。
『HOWL IN THE SKY』だけの為に買ったけど、その他の曲もなかなか粒揃いだった。
音質の古臭さは否めないけど、それを補って余りある初期北欧メタルのPOWERが此処に在る。
でも北欧チックな旋律美は少々希薄に感じるが、初期北欧メタルを語るには重要な1枚だと思う。
復刻版を聴いて思った事…聞き取れなかったからって、歌詞カードに『…』は無いと思うのは俺だけか?
車屋さん 2005年8月18日(木)11時27分

★★★★★北欧メタル名鑑10選
cozy_ima 2006年8月21日(月)23時39分

北欧メタル・ファンの間で長らく「幻の名盤」とされていた、スウェーデン出身の5人組が
'83年(国内盤発売は'84年)に発表した、最初で最後のフル・アルバム。
'96年に日本でCD化された際には、ボーナス・トラックとして'84年発表の4曲入りシングル『ON 45』が追加収録。
まぁ、ぶっちゃけ、何れも大した曲ではないのだけれど(いや、4曲目は結構良いかな)、
それよりも、こんなレアな音源を発掘して来てくれたレコード会社スタッフの情熱に頭が下がります。
で、肝心のアルバムの内容の方はと言えば、評判通り、DEEP PURPLEから多大な影響を受けた
クラシカルでドラマチックなハードロック・サウンドといった趣きで、“BURN"をよりクラシカルに仕上げたかのような
劇的な疾走チューン①と、透明感に溢れた、美し過ぎるコーラスに胸締め付けられる泣きの名バラード③の
完成度が際立っている点、その突出した2曲以外の楽曲はやや平均的な出来かな・・・という点も評判通り。
ただ、平均的とはいえその水準は高く、ピアノをフィーチュアした悲しげなバラード⑧、
スパニッシュ風味のインスト曲⑨、印象的なリフとインスト・パートを備えた⑩といった楽曲は聴き応え十分。
「幻の名盤」の評価に恥じぬ、確かなクオリティを備えた1枚。但し、音は悪い。
火薬バカ一代 2007年3月14日(水)22時5分

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