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SYMBOL OF LIFE / PARADISE LOST
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BMG傘下のGUNレーベルに移籍後、EMI時代の迷走ぶりを振り払うかのように、
プロデューサーにFEAR FACTORY等を手掛けたRhys Fulberを迎えて
制作された起死回生のアルバム。EMI時代のサウンドの面影を若干残しながらも、
メランコリックさを後退させ、ヘヴィさを全面に押し出した作りとなっている。
ヘヴィロックの影響を感じる節もあるが、以前のPLのサウンドイメージの脱却を
計った新たな試みが随所に見られる。過去の作品と比べると、"One Second"に
一番近いとも言えるが、前作を流れを受けつつ、新たな展開に持っていくという
意味では同じ位置にある。過去の勢いをこれで取り戻せるかと言うと、そこまでの
インパクトなり、決定的なものが見当たらないのも事実だが、1曲目のイントロを
聴けば、近作でのもどかしさは一掃されるだろう。
おぺす 2003年2月17日(月)16時36分

ついに日本盤から見放されてしまった9th。
おぺすさんの言うとおり、雰囲気はONE SECONDに近い。ONE SECONDにHOSTとBELIEVE IN NOTHINGの要素を足したような音楽である。
ギターの音も復活しており、ヘヴィさが出ている。
そして、今までの経験を総括するようなキーボードでのアレンジはなかなかいい感じだ。
が、やっぱりパンチが足りない。単調なVoと歌メロが良くなれば、再びパラダイス・ロスト此処に在りとアピールできる。
ボドムっ子 2004年1月7日(水)15時51分

paradise lostがゴシックと語られるバンドであるならば、このアルバムはその言葉としてのバンドのイメージに完璧にハマっていると思う。特にPrimalやsymbol of lifeなどの曲はまさにゴシックをイメージさせる究極の曲であり、かのsisters of mercy、play dead、dead can danceなどの80年代を極めたゴシックバンドに負けない緊張感に満ち溢れている。このアルバムは彼らに真のゴシックを求めるのであれば最高傑作である。確かにメタルを求めるのであれば決して支持されるアルバムではないと思う。しかし最後にdead can danceの曲をカバーしている辺り、このアルバムこそがparadise lost自身が求め、具現化した渾身のゴシックアルバムではないかと思う。ライブでの盛り上がりや、メタルファンに媚びない、近年稀に見るゴシックの集大成がここにある。その昔ポジティブパンクに心を捧げた世代ならば、このアルバムこそ現代の究極のゴシックだと気づくはずであろう。彼らは闇の底に葬られた、かつてのブリティッシュゴシックを再び掘り起こした唯一の本物のバンドであり、アルバムである。
アンドリュー 2009年11月2日(月)23時16分

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