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FASSADE / LACRIMOSA
前作"ELODIA"が内容の濃い傑作ゆえ、次作は影が薄くなってしまうものだが、
前作のシンフォニック路線を踏襲しながらも、次の次元に向かおうとする
強固な意志が感じ取れる好盤。
表題曲の大曲3部作を小曲で挟むというプログレバンドにおけるアルバムの
セオリー通りに楽曲が収録されているが、ダレる事なく、最後まで聴かせてしまう
アレンジ、構成力には感服するばかりである。
なお、日本盤ボーナストラック"約束の地"はここでしか聴けないマストアイテム。
