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STORM OF THE LIGHT'S BANE / DISSECTION
最近音沙汰のないブラックメタルバンドの2nd。
僕はジャケ買いしてしまいました。
して内容は、正にブラックメタル。シャーッという独特の音像をバックに哀しみのギター
メロディが炸裂。同じブラックでも、エンペラー程轟音が炸裂っていう訳でもなくやや
メロデスに近い感じ。素晴らしいアルバムです。
1曲目の怪しいインスト(多分、ジャケットの馬をイメージしてるのかな?)に続く
「Night's Blood」は素晴らしい疾走デスの名曲。「Where Dead Angels Lie」も独特の
哀しみを携えた名曲。
音質がクリアーでないが、デス、ブラック初心者にもオススメ。
音質は確かにガーッとなってて良くないけど、
内容は実に素晴らしいアルバムです。
Gが殺人幇助で捕まって活動休止中らしいです。でもこれは名盤でしょう。ブラックメタルともデスメタルとも言えますが曲の長さとソロの少なさからしてやはり個人的にはブラックメタルだと思います。北欧の吹雪を思わせるすさまじいブラスト、禍々しいリフ、深みのあるヴォーカル…。正に最強のブラック。ジャケのアートワークも最高です。
デスメタルは暗く邪悪でなければならない。ブラックメタルは荘厳でメランコリックであるべきである。まさにデス・ブラックメタルのアルバムである本作。ナイツブラッドのような疾走曲の他、ホエアデッドエンジェルライのように暗く冷たいメロディが印象的な曲もあり、飽きさせない。デスメタル、ブラックメタルを聴く人は必聴。本当にこのような優れたバンドが解散状態なのは残念である。
かなりいい流れがあって、一気に聴ける名盤。
曲の構造的には、クレイドルとかより聴きやすいのに、禍々しさも負けてない。
活動再開したら結構騒ぐのかな。
かっこいー!ちなみにメンバーも男っとこ前ー!
過激で禍々しいリフと怒濤のブラストでもって攻めまくる!
もちろん美しさもそこいらの連中には出せないカッコよさ!
ブラックの名盤ですね!
持ってない人、買っちゃって下さい!
安易にキーボードを使わずにツインギターによる非常にメロディックかつエッジのきいたリフで曲に荘厳な雰囲気を持たせている点が他のブラックメタルと一線を画している要因だと思います。
メロブラの至宝・・・
かなりメロディックだが雰囲気とメロディーは間違いなくブラックメタルのそれ。
キーボードを使わなくても北欧の冷気を表現できているのがすごい。
メロデス好きの人も聴いておくべき一品。
ボドムっ子 2004年2月18日(水)13時48分
美しい!冷たい!激しくそして儚い!
ブラックとはなんぞや?これですよ!
メロデス関係は、敬遠していたのだが、このアルバムは、買って正解だった!
ともかく、全編凄まじいほどのブラストとメロディが走る!!
あと、これは北欧独特のものだが、ギターの音が暗い…。
メロデスと紹介があったのだが、本当はブラック・メタルなんですよね。
その辺りの区別があまりつかない…ヴァイキング・メタルというのもよくわからないのですが…。すんまそん。
この寒々とした感じ。
身震い、と言う類の物じゃなくて毛穴の一つ一つまで突き刺さるような冷たさ。
激しい中に垣間見れるそれがまたとんでもなく美しいのです。
95年発売の2ndアルバムですが、1stとはかなり異なるサウンドを聴かせてくれますね。
勿論ギターのメロディアスな疾走ブラックメタルという、根幹の部分は変わっていませんが、
まずギターのディストーションが分厚くなったため、リフの寒々しさと禍々しさが更に
アップして正にブリザード・スタイルといった感じの音を構築しています。
一方では歪みが厚くなったためにある意味でのキャッチーさは減り、1stよりも即効性は
減退したように感じますが、その分収録曲の数が絞られ、もっと世界観が統一されたように思います。
私的には最初は1stの方が好きだったけれど、聴きこむに従ってこっちがお気に入りになっていきました。
ちなみに輸入盤には通常盤のほか、「WHERE DEAD ANGELS LIE」のデモ音源、
TORMENTORのカヴァー「ELIZABETH BATHORY」(←うめき気味に歌うJonが印象的)、
SLAYERのカヴァー「ANTI CHRIST」、「FEATHERS FELL」、「SON OF THE MOURNING」の5曲を
追加しているデジパック盤(おそらく日本盤よりも安いです)が出ているので、
そちらを探して購入する事をお勧めします。
かなり整合性のあるブラックメタルで一曲一曲が十分に堪能できるアルバムです。前作より音質もアップしていますし何より素直に名盤であると思いました。ぜひとも聴いてもらいたい作品です。
ちんちん丸 2004年11月14日(日)0時43分
Usher-to-the-ETHERさん:「Feathers Fell」って、日本盤の真中に挟まれる形でボーナス収録しているアレですか?短くて囁きvo.の。同じく「Son of the Mourning」は1st『The Somberlain』の日本盤に入っていたような……。
言うべきことは上の方々に任せるとして。ギター単音の印象的なメロとギターソロが減ったのは雰囲気の好みから痛いですが、その分"夜の季節(もはや"冬"ですらない)"の感触がひしひしと伝わってくるので、それも良しです。歌詞の詩的な味も増しましたし、ドラマティックな構成も良い。名盤ですね。
それにしても、新作の先行CDが"女神カーリ"って……どうしたんでしょうかジョンさん……。
収録曲の半分はメロデスのような気がします。
とても聴きやすいのでブラックメタル初心者にはいいでしょう。
マイナー一筋激メロトレモロリフとリヴァーブかけすぎヴォーカル、爆走しつつもセンスあるドラマー
これがディセクションの基本なんだと、吹きすさぶブリザード感出してますと
このアルバムで改めて証明してみせたディセクションだったが
マハカリとか、今回の新曲を聴いたら、ヌルいメロデスに成り下がっていた。
10年くらい待ったのにorz
この出来栄えはいいですよねぇ。
COB辺りのメロデスで飽きてしまった人、ドラマティックなブラックを聴きたい人…あらゆる人にオススメです。
まさにジャケットそのまんまの雰囲気。
冷たく邪悪な空気が満喫できます。
メロディーも聴きやすいので入門用としても最適です。
そしてドラマーのOleさん、アンタ白目剥きすぎw
このアルバムは素晴らしいですね。一般人(デス、ブラックを聴かない人)に聴かせても良いといわれる場合があります。全体的に音が響いていますがこれが独特の寒々しい雰囲気を出しているのだと思われます。ややドラムが不安定ですがメロディセンスは抜群です。これが本物のブラックか?と言われたらそうではないと思いますが音楽としてまともに聴ける素晴らしいアルバムです。キーボードを使わずにここまで表現できるバンドはそうはいません!
本当にあのジャケ通り寒い曲だらけです。ディセクションはこの「寒さ」がほんとに素晴らしい!寒いブラックが好きな方はぜひ!CDかけたら北の国にひとっ飛びです!
しかも曲間が短いのが特徴で、もうずっと寒さに襲われます!
追悼の念を込めてカキコさせていただきます。
ドラムのテクがバカウマ、前作以上です。
ブラストパートも随分アグレッシブになりましたし、
ジョンのギターもシャウトも怒りに満ちててカッコいいです。
前作が悲哀なら今作は間違いなく悲憤の暴挙テイスト満載な
ブラックメタル・アルバムです。
このバンドの演奏技術は本当に素晴らしい、速いとか凄いとか
もあるけどきちんと聞かせるパートもありますし
叙情的でグッと来るものがありますよ。
もろんじZ 2006年10月9日(月)10時50分
よく「メロ」デスやら「メロディック」ブラックやら紹介されていますが、
個人的にそのジャンルのバンドとは一線を隔してみています。
というかメロ系って要するにDISSECTION系なわけで、このバンドこそがオリジナル
なわけですよ。
音楽は邪悪で、荘厳で、美しくて、まさに北欧ならではのブラックメタルです。
そしてこの2ndは彼らの最高傑作にしてブラックメタル全体でみてもその存在感と
評価は揺るぎません。
プリミティブでもブルータルでもないですが、間違いなく「真性」です。
疾走する曲は実に良く、またミドル、スローの部分の物悲しさ、メランコリックな雰囲気も他のバンドにはないようなものを感じさせる。全体から感じ取ることのできる圧倒的な荒涼としていて寒々しい雰囲気は自分が聴いてきた北欧ブラックの中ではDARK FUNERALの1st、2ndと並んでトップだと思う。NAGLFARの3rdも良いが、これもカッコイイ。自分は疾走曲②、③、⑤、⑦がツボである。メロブラはここから入門すべし。
背徳ノ翼 2007年10月16日(火)23時11分
いや〜メッチャクチャ素晴らしいアルバムじゃないの!!
なんかブラックメタルってことで手をつけずにいたんやけど、そんなジャンル分けはどうでもよく、要は泣きのギターリフやソロ、アグレッシブなリズムと優れた楽曲に満ちたメタルである。メロデスをやや邪悪にしたような・・まぁとにかく素晴らしい。
リマスター盤は2枚組でオトク!!
メロデス聞いてる人にもお勧めかな
最近,リマスターされたものの日本盤が出て,私はそれを購入しました.Night's Blood をはじめ,北欧メロブラの完成形とも言える名曲達が並び,最後まで聴き飽きさせない素晴らしいアルバムです. ブラックメタラーならこれは必ず買いだと,若輩メタラーながら思った次第であります.
バロニウム 2008年1月17日(木)19時13分
今まで十数年間様々なジャンルの音楽を聴き漁ってきたのですがこのアルバムを聴いた時は衝撃的でした。
美しく哀愁漂うメロディーと暴虐性、静と動が見事に融合されており素晴らしいの一言に尽きます。ブラックメタルの曲は長い曲が多くて間延びすることが多いのですが、DISSECTIONの曲は長くとも展開が劇的で飽きることなく聴いてしまいます。
音質がどうしても古いため、近年のメタルファンの中には敬遠されるかたも多いようですがデス/ブラックメタルファンならば聴いておくことを強くお勧めします。
世界がまだオルタナだグランジだといっていた時代の裏でこんなにも凄まじい音楽が作られていたことにただただ驚愕するばかり。
個人的にはDISSECTIONの曲ではThe Somberlainが最高だと思いますが、全体の雰囲気としてはこちらのアルバムの方が完成度が高いですね。
これほどまでに捨て曲が無く、聴き通せるCDは、これとJUDAS PRIESTのPAINKILLERぐらいでしょう。
おそらく抜群の作曲センスや、薄めな音圧のため耳に負担にならないことが相俟って、この聴き通しやすさが実現し得るのでしょう。
また、ブリザードリフと喩えられていることからも分かるとおり、冷気が物凄いです。ダークスローンのTRANSYLVANIAN HUNGER並みです(言い過ぎかな?)
一曲目のインストから、神曲である次曲へのつなぎも最高に格好良いですよ。
激速(それでももちろん叙情的)なタイトル曲から、演歌チックな始まり方のバラード曲(ホント泣けます)まで含んだ、ブラメタ界一の神盤。
それに、なんといってもリーダーが自殺したというのが残念だがかっこよすぎ。
メロブラ界のおなじみ、Dissectionの2nd。
前作のキャッチーさを感じる音質も良かったが、今作のブリザード感MAXのミックスのほうが気に入った。
ちなみに、②と⑤が一番好き。
彼らをたたえて、「ブリザードメタル」ってサブジャンルが誕生すべきだと僕は思う。
コレを聴いてしまうと、ほかのメロブラ/メロデス勢なんてゴミにしか聴こえなくなってしまうハズです。
言いすぎましたが、それぐらいの名盤だということです。
どっかのレビューサイトが、「無駄にメロディアスで、曲構成が下手。さらに聴いてて飽き飽きしてくる内容です。買う価値はあまりないですかね…」とレビューしてましたけど、彼はどういう耳をしているんだろうか。
ちなみに僕が買ったのは、輸入盤のデジパック仕様です。
感想としては、一言で正統派ブラックメタル。
ギターの音質が印象的で、言葉で説明すると『チリチリギター』こんな所でしょう。
そんな音で北欧独特のメロディアスなリフと、要所要所でのブラストビートが効いていて、曲にメリハリがあり飽きないでしょう。
北欧なのでギターソロが美メロなのかと思いきや、ソロらしいソロは無く、やはり『チリチリギター』が炸裂しています。
個人的には凄いカッコイイとまでは言いませんが、たまに聴きたくなりますね。 良作です。