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LIVE & UNRELEASED '68/74 / BLUE CHEER
轟音ロック・バンド、ブルー・チアーの未発表音源やら何やらを収録した企画盤シリーズの1枚目です。68年のライヴ3曲と74年のデモ6曲が入っています。
ライヴ3曲聴くためだけに買っても損はないです。
当時彼らが演奏した後は客の耳がいかれてしまって、他のバンドが聴けなくなるからと、フェスティバルなんかでは知名度に関係なくトリで出ていたという、最高なエピソードを持つバンドだけあって、凄まじい轟音。3人しかいないのに、この音の厚みは何?
ビリビリと空気を揺るがすベースの重低音がたまりません。音はこもってるし、音質は良いとは言えませんが、それがこの音楽にぴったり合ってます。モーターヘッドのブート・ライヴ音源やスリープみたいな激重ドゥーム、日本のギターウルフなんかと同じ感覚で聴けます。グランジ好きな人も気に入るんじゃないかなー。
あとこの次のvol.2はもっとライヴ音源が多くて、「サマータイム・ブルース」が3ヴァージョンも入ってるらしいから、そっちの方が楽しそう。(まだ買ってない〜)
デモ音源もライヴに比べれば迫力は落ちますが、荒々しくもキャッチーなロックで、なかなか曲調も幅広く、楽しめます。