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THE FINAL CUT / PINK FLOYD
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'83年作。副題が示唆するようにWatersのソロ的作風が増々強くなった内容である。
何でも、前作のアイデアから漏れた作品をまとめた作品らしく、Spare Bricksという
タイトルが用意されていたらしい。全米6位。全英1位を記録したが、セールス的には
かなりのトーンダウンを強いられた不評アルバム。
が、私は、この作品、かなりのお気に入りである。
全体的に、寂寥感ある奮因気に包まれており、ヒーリング系の音が散聴される。
本作に関しては、ソフトマシーンやアディエマスを聴くような感じで、
聴くと案外、楽しめるのではないかと思う。過去の作品と比較して聴くと、
間違いなく駄作としてしまわれる危険性が高い作品である。
繰り返すが、音楽を楽しむには、いい作品と思う。

やまねこ 2003年2月22日(土)10時58分

私としては、Floydナンバーの中では一番好きなアルバムです。RogerがRickを追い出した悪名高きThe Wallの続編と位置付けられ、結局これがFloyd最後のアルバムとなったのですが、やはりRoger「らしさ」が全面に出たアルバムになっています。
私の周りでもこのアルバムの評価は低いのですが、The wall - Final Cut - The Pros & Cons・・・ の流れは、770706から始まる一連の構想であると思います。(当然このRoger独特の思想はRadio K.A.O.Sにも引き継がれます)
Amused to Death以前のRoger Watersを理解するには、The Wallよりもより近道になるかもしれないアルバムです。
たきやん 2003年12月31日(水)0時37分

僕はこのアルバムが好きです。「名作」であること間違いなし。
しかし、フロイド名義である必要があったのだろうかと思いますね。(僕は後追いで聴きました)
Get Your Filthy Hands Off My Desert〜Southampton Dock、ロジャーの世界が全開です。
ロジャーのソロ、彼の目に映る世界を静かに歌い上げていくスタイルが好きな人なら
このアルバムは十分に楽しめると思います(そんな人ならもうすでに聴いているか(笑))。
たきやんさんのおっしゃられる通り、Wallよりもこちらですね。
てらぴん 2004年3月10日(水)16時32分

pink floydのアルバムでもっとも好きなのがコレ。
「ジョンの魂」のロジャー版だと僕は思います・・・・・・
けんと 2005年1月18日(火)22時13分

この作品を聴いていると「実はこれこそがフロイドの最高傑作ではないか?」と思ってしまう。
表面的には地味、加えてやれ「壁」の続編だ、アウトテイクだと中途半端な情報で、弱く思われるが、
歌詞やそれにともなう全体の流れの素晴らしさは見事という他なく、聴けば聴くほどその余りの奥の深さに圧倒されてしまう。
ロジャーの歌詞はこれが最高峰と言ってもいいだろう。あまりにも鬼気迫るものがある。
事実上ロジャーのソロと言われるが、その違いはこれで脱退して発表された彼のソロを聴けば一目瞭然。
これは紛れもなくフロイドだ。そうしているのは他ならぬロジャーとギルモアであり、この2人はまさに2人でひとつの
物凄い個性を生み出していたのだ。これで別れた二人のこれ以降の作品には良い悪いは抜きにして、いかにこの2人で
作り上げたモノがとてつもなかったかをまさまさと痛感させるものだ。
ギルモアは単なるサイド・ギターの役割だったというし、事実作品での登場は少ない。それでもなお彼の圧倒的存在感
はもはや音数には関係ない。2人でのレクイエムとなってしまったこの作品、こんな作品を作り、
しかもまったくコマーシャリズムもないのに市場に出せて、
しかも1位をとってしまうのはフロイド以外にはない。こんなアーティストは二度と現れないに違いない。

チョッパー 2005年3月1日(火)1時7分

実質ロジャーのソロ作品。
従ってバンドとしての最高傑作という表現には正直些かの抵抗があるのだが、
それでもこれは間違いなく、フロイド名義での最高傑作だと思う。
zuleta 2008年10月10日(金)21時44分

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