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ECHOS / LACRIMOSA
『Erodia』からのシンフォニック路線は近年のラクリモーサの
スタイルとして定着したようだ。
しかし、本作ではそれまでのメタル的な要素は完全に影を潜めてしまっている。
代わりに初期のアルバムで多用されていた打ち込みが使われ、オケとの奇妙な融合を
果たし、サウンドの新たな方向性を示している。
しかし、メロディはより甘美で悲哀に満ち溢れ、オーケストラの相乗によって
昇華していく様は、映画のサントラかクラシックのアルバムを彷佛とさせる。
ロマンティックな薫り満載のゴージャスなサウンドに身を委ね、
夢見て下さい、とろけて下さい。