TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るAMORPHISのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
TUONELA / AMORPHIS
このCDをamazonで探すstyle=border:none

渋ぃなあ〜
んでもって、ジワジワと染みてくる。

前作でメロデスの頂点を極めた彼らが、いよいよ
自己の内面への探求を加速させ、より深く、よりメロディアスに、
そしてより普遍的にハードロックを打ち出してきた。
デス声も出てくるには出てくるが、個人的には蛇足。
「AMORPHIS節」に磨きがかかるにつれ、
それは段々と不要になってくる(この変もSENTENCEDと似てる)

また、俺はこのバンドによって70年代サウンドに入れるかもしれない
という嬉しい驚きもある。ベガーズが「まあまあ好きなんだけどハマらない」
という俺にとって、このバンドの70年代風味は非常にマイルドで受け入れやすい。
それが前作よりも比率を増して、自己主張している。

こうじ 2003年3月8日(土)20時59分

エレジーから3年後の4th。アルバムタイトルのTUONELA ⇒ 黄泉の国 とのこと。黄泉の国 とは ⇒ 死後、魂の行き先で、死者が住む国なのです。

精彩を欠くサウンドで、慟哭はなく、全曲に漂うのは物悲しく、過去を振り返って嘆いているような感じで、もどかしくて何だか煮え切らない。
このアルバムでは頻度の少ない、デスVoやデスっぽい曲を私が認めてしまうと言う事は、彼らの深化を評価しない表れですね。
プログレを目差してクォリティは高くなったと言うべきでしょうが、私には受け入れ難いアルバムだと思った。
ネットで彼らの新作を聴くが、買う気がしなかったので、エレジーから聴き始め、このアルバムで購買は止まったのでした。

ヴィレ 2003年3月14日(金)22時35分

幅広く色々な要素を取り入れる姿勢は良いと思うし、メロデスじゃなくてもかまわないんですが、どうせならもっと表現の幅が広いヴォーカルを入れてくれたらなぁというのが正直なところです。曲自体もなんだか淡々と過ぎ去って、もうちょっとフックが欲しいです。
ヴィレさんがおっしゃるように、もどかしくて煮え切らない感じの作品です。メタルとして考えなければいいのかなぁ。
このもう2〜3段階後の作品を聴いてみたいです。
うにぶ 2003年8月16日(土)0時3分

うにぶさん、↑全文まったく同感です。
うにぶさんが言われているので反省を込めて今後リリースされるであろう6th〜7thが、どう変化するか注目して行きたいと思います。

それから、うにぶさんの書き込みが少しの間、無かったので気になっていました(・・お忙しいとのことで)。
また最近書き込まれているので一安心です。(書き込みが無かった留守中でも、うにぶさんの発言者検索回数は増えてますね。書き込まれる内容から増えるのが当然だと思いますけど。)

ヴィレ 2003年8月16日(土)18時24分

>ヴィレさん
気にかけていただいて、ありがとうございます。いや〜、転職したら、勤務時間が倍以上に増えちゃいまして、時間がなかなかとれなくなったんです。(今までが楽すぎたんですが)
AMORPHIS、なかなか個人的に馴染めないんですが、気になるバンドなので、じっくり付き合っていこうと思っています。しっかり聴き込んだらまた評価を変えるかもしれません(^^;
うにぶ 2003年8月17日(日)23時4分

>うにぶさん
今までが楽すぎたにしても勤務時間が倍以上になったら、書き込みの時間確保するの大変でしょうから、時々でも良いですから、これからも書き込みの方、よろしく〜お願いします。

聴き込んだら評価が変る事って稀に有りますよね。

ヴィレ 2003年8月19日(火)7時9分

結局メロディック・デス・メタルという「わかりやすい音世界」でなくなってしまったことで日本のファンからもメディアの大多数から(この時点では)見放されてしまった感のある4thですが、個人的には大好きなアルバムです。ただし、前作「ELEGY」とは完全に切り離して聴くべきアルバムであることは間違いないですね。同名異バンドという感覚で聴くのが一番いいかもしれません。

確かに、それまでのメロディック・デス・メタルから一気に普通声が主体のヘヴィ・ロック(個人的にはデス・ヴォイスが蛇足に感じます…こうじさんと同じです)に傾倒したことには変わりありませんが、メロディのクオリティはそれまでと比べて落ちていないと思います。メロディの方向性が「即効性のあるバッキング主体のメロディ構成」から「じわりと染み行くヴォーカルメロディ主体のメロディ構成」に変貌しているということでしょう。“Tuonela"はタイトルトラックに恥じない名曲ですし、ここそこにじわりと染みる叙情的なメロディがあります。それにアレンジがより多彩になっており、聴きこみ甲斐のある作品だと思います。
ピッペン 2004年2月17日(火)1時11分

「このバンドにしかないメロディー」、「唯一無二の世界観」、ジャンルに拘らずそういうものを持っている音楽に弱いんです。
Voが単調なのはやっぱりもったいないのですが、この渋いサウンドに病みつきです。
ボドムっ子 2004年6月19日(土)23時52分

そうです。病みつきになります。
何回か聞いてると、「あれっ、このアルバム凄くいいんじゃない」とクセになります。
音・メロディの一つ一つが心と体に浸透していきます。
また、アルバムの最後を飾る曲の名summer's endというのが、彼らがフィンランドのバンドであるということもあり、このアルバムの音楽性を如実に表している。
前作までのAMORPHISから今後のamorphisへの変換点だからこそ出来たであろう稀代の傑作。
オレンジ 2004年7月4日(日)22時53分

っていうか、このバンドのアルバムはこれしか持っていないのですが、デスとは思いませんでした。しかし、サバスに通じる真冬の澄み切った夜の森を感じさせ、なかなか面白いと思いました。実力ありますねぇ。
はちべえ 2005年9月29日(木)2時33分

“Elegy"に比べると作曲的にもこなれてきて、民族的なフレージングも自然な感じで曲に
溶け込んでいる様に思えます。前作ではクドく感じられたインスト・パートも、此方では
スマートに纏められ、アルバム全体が流れるようなストレートな雰囲気となっているの
も好印象ですね。
シタール、サックス&フルートも美しく、70's的なテイストを「コテコテ」な感じではなく、
上手く現代的に昇華していると思います。それこそ、デートの時にカーステで流しても違和
感無いくらいにw
4625☆ 猫道 ♪ 鬼 ♪ 軍曹 ★ 9625 2006年5月7日(日)1時59分

そうかー、色んなレビューを見て回ったがこのアルバムもサイケ要素があったのか・・・見るまで全く気付かなかった。そう考えるならシングル「MY KANTELE」とつながっている事になるわ・・・。
個人的には、オルタナ的と言われると「それは分かる」と言ってしまうので、これは幽玄オルタナ・ハード・ロック(言うだけタダだから色んな事言ってみたいんです)。99年発表の4thアルバム。

このバンドは「キーボードアレンジをキーボーディストがやっていた」と仮定する。
2ndはKasper Martensonによる透明感のある冷ややかな感触、3rdはKim Rantalaによる豪華でハモンドを多用するサウンド、と考えるとこのアルバムのキーボードアレンジの特色も納得出来る気がする。
このアルバムの専任キーボーディストは、いない。
だから、装飾が前面に出て来ない。「空気感の演出」以上の使い方をあまりしてない。
そう考える事も出来ると思いました(仮定で言ってるだけなんで信じないで下さい)。

劇的な静動対比、やりすぎなメロディック・リフがない事は「MY KANTELE」収録「THE BROTHER-SLAYER」を聴いた時点で予想出来るしそれでも全く構わないと思える格好良い曲だったが、今作はゲストでキーボードと木管楽器を付けてもらっているとは言え(木管楽器奏者Sakari KukkoはPIIRPAUKEというバンドの人らしい)、味気なさはやっぱある(「THE BROTHER-SLAYER」はハモンド超全開でしたし)。

デス声全開⑤「GREED」、サビのコーラスが切ない⑥「DIVINITY」、オルタナぽいと思う⑦「SHINING」、中近東サイケ⑧「WITHERD...」、フルート出ずっぱり⑨「RUSTY MOON」の流れはとても好きです。

ちなみに次作は聴いた事ありません。
mokusatu 2006年8月23日(水)2時27分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!