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HARBOUR OF TEARS / CAMEL
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邦題は『ハーバー・オブ・ティアーズ——港町コーヴの物語——』
キャメルの中心人物(というより最近はキャメル自体が彼のプロジェクトになってます)アンドリュー・ラティマーの祖母の悲しい実話を基にしたコンセプト・アルバムになっています。
アイルランド人の悲劇的な歴史をたどるストーリーは、あまりにも重く、悲痛なもので、切々と胸に迫ります。前作『DUST AND DREAMS』なんかもそうだったけど、彼らは暗い話をコンセプトに選ぶことが多いみたいですね〜。
曲の方は、反則だ〜っ!ってくらいに泣きまた泣き。あまりにも哀切なアイリッシュのメロディに、もう金縛り状態。次から次へと泣かせにかかる展開に、涙があふれそうになります。
アンドリュー・ラティマーのギターは神懸かっています。歌メロも素晴らしいです。(3)「Harbour Of Tears」なんてラティマーとベースのコリン・バースがそれぞれ息子と父の役で、別々の歌メロでハモるなんて反則技をかましています。声の質、歌詞、メロディ、全部が哀愁に満ちています。降参。
アルバム後半はインストゥルメンタルだけになるので、ちょっと構成のバランスが悪くも感じますし、メタル的アグレッションは皆無ですが、哀愁や慟哭といった言葉に反応するメロディアス派の方にはお薦めです。
うにぶ 2003年3月11日(火)0時10分

哀愁です。これ以上無いくらいに。
RIOTやGARY MOOREにも言えますがアイリッシュの物悲しいメロディーはたまりませんね。
コンセプトが切なすぎです。
ボドムっ子 2004年12月24日(金)13時14分

こんなに素晴らしいアルバムに手を出さなかったなんて、と後悔しました。
CAMELは初期を押さえていれば充分、そんな考えは甘すぎます。
人によってはTHE SNOW GOOSEよりこっちでしょう。それぐらいに完成度が高いです。

とにかく泣きのメロディーの連発。美しいんだけど、触れば壊れてしまいそうな。
そのギリギリの悲しさをついてきて、聴き手としては受身が取れないぐらい。
ぼーっと聞き惚れているうちにエンディングまでたどり着いてしまいます。
THE SNOW GOOSEと並んで入門用にオススメです。
nai 2006年5月5日(金)2時51分

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