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DIABOLIS INTERIUM / DARK FUNERAL
スウェーデンの有名ブラック・メタル・バンドの3rdフルです。
直球勝負のブラック・メタルで飛ばしまくってくれます。
キーボードなしということですが、ギターの音づくりのせいか、けっこうシンフォニックな感じに聴こえます。やっぱりデス・メタルみたいに重低音の圧迫感いっぱいのサウンド・プロダクションと違って、雰囲気重視って感じなんですよね。リフは邪悪にして荘厳な、いかにもブラック・メタルな感じです。
大御所だけあってハイ・クオリティなんですが、正直、曲が似たり寄ったりに聴こえるところもあります。しかし日本盤を買うとボーナス・トラックにKING DIAMOND、SLAYER、SODOM、MAYHEMのカヴァーが収録されてて、最後にいい気分転換になってくれます。
ブラック・メタルというと悪魔崇拝とか反キリスト教などと、悪いイメージがつきまといますが、実は悪魔と言うのがキリスト教の弾圧によって悪魔に貶められた古代の神々であり、祖先が信仰していた神々を敬っているだけという側面もあるらしいですね。愛と寛容を説くキリスト教の信者が、いかに残虐に異教徒を迫害したかを思えば、一概に反キリスト教が悪と決めつけるのも考えものです。……などと考えて歌詞を読むと………やっぱり邪悪じゃん(爆)
今やブラックメタルの中でも指折りのバンド、ダークフューネラル。
彼らもキーボを使って荘厳な雰囲気を醸し出すタイプのバンドです。
ディムボガーやエンペラーもそういうタイプですね。
通常こういうのはノルウェー産のブラックメタルバンドにありがちで、
スウェーデン産のブラックメタルバンドは結構正統派デスメタルに近いんですけどね。
ナグルファーとかディセクションなんかはこういうタイプです。
キーボを使わずにあくまでギターのメロディだけで雰囲気を作り出す。
俺はこっちのタイプの方が好きです。
ブラックメタルファンの人ならキーボ系サウンドの方が好きな人多いかもしれませんが。
もちろん、キーボ使うのがかっこ悪いってんじゃないし、実際ダークフューネラルや
クレイドルオブフィルスといった一線どころはやっぱりかっこいい。
でも、実際キーボ系は長く聴けない。受け付けないのかなあ。
とりあえず、このアルバム、スレイヤーのカバーが入ってるのが俺的にはかなり嬉しいんです
けどね。スレイヤーを神と崇める俺には。
まあ、サウンド云々は抜きにして、良質なブラックメタルであることに変わりは無いので
聴いて損は無いです。
でも、本来のスウェーデン系ブラックメタルが聴きたい人にはナグルファー、ソウルリーパー、
ザイクロンあたりをお薦めしますわ。
同郷のアーティストであるMARDUKと比べると、MARDUKはところどころにスローな曲も入れて緩急を付けたアルバム構成にしていますが、彼らは唯一のミディアムナンバーである③(と、ボーナストラック)を除いてほっとんど突っ走ってます!!
この人たちは何を生き急いでるんでしょうか(笑)。こういうアルバムは大好きですね。
このアーティストのもう一つの特徴ですが、それは滅茶苦茶心に来るメロディのギターリフだと思います。私的には今まで聴いたアーティストの中で一番好きなタイプのリフかもしれません、それくらい良いメロディです。
ボーカルはとにかく凄い肺活量ですね!!一曲目のイントロから歌い出しまでずっと叫んでますが、大丈夫でしょうか(笑)。一本調子と言えなくもないですが、技巧に頼らず思いっきり叫ぶことで表現をするスタイルが潔くてカッコイイです。
上の方の書き込みを見るとキーが入っている、とありますが本当に入ってるんでしょうか?私はギターの音にしか聴こえなかったですけど…
とにかくスカっとしたい人から、美しいメロディを求める人まで様々なニーズに応える素晴らしいアルバムであると思います!!
メロウなリフが特徴的ですが、音全体からするとKey無しEMPERORといったサタニックブラック系でカッコイイ!
Voもサタンの語り口にはもってこいです。
ディム・ボガー、ディセクション、ナグルファーなどとは全然違います。彼等は甘すぎます。
EMPERORなどの甘すぎない激烈ブラック好きは絶対買って下さい!
ズバリ小細工なしの真っ向勝負な姿勢がなんと言っても潔くてカッコイイ!
とにかく出だしから終わりまで、終始わめきまくりなボーカルが素敵です♪
「グゥオオオオオオオオオオオオオオオ」ってな感じでゾクゾクするぜぇ〜!!
寒々しいリフのおかげでドップリと殺伐とした禍々しい暗黒世界に浸れること請け合いです
ドラムの速さも思わず絶句もの!ドえらいスピードです!!この手数足数の多さはいったい何んなの!?(笑)
とにかく質・量共に申し分なし!そんじゃそこらのフォロワーバンドとはワケが違う!
コレぞブラックメタルの真髄ってなもんで大満足です!!
邪悪でメロウなファストブラック!
ブチキレまくって叫びまくるヴォーカル、マッテの異様に細かいドラミングがヤバイです。
リフは邪悪で神聖なものを感じます。(謎)
特に好きな曲は①、②、⑥ですね。崇めたくなります。
日本版に収録されているカバー曲4曲もGOOD!
SLAYERとMAYHEMのカバーが特に良いです。
これはとんでもなくかっこいいです。
これだけわめきまくるヴォーカル、滅茶苦茶速いブラストビートをぶちかましながら、以外に聴きやすいのはポイントです。③以外は殆どスラッシュビートとブラストの繰り返しで頭からケツまで突っ走ります。
個人的にはMARDUK、EMPERORよりも好きですね。
これは俺にとって神です。もう4年近く聞き続けてますがぜんぜん飽きません。
いいアルバムとは何度聞いても飽きないもののことを言うと思います。
これを越えるCDがなかなか見つかりません。
ヴォーカルがいっかにもスウェディッシュブラックって感じで超邪悪。
なんといっても曲のクオリティが高いので、何度聞いてもぜんぜん飽きません。
凄くかっこいいブラックメタルやってます。
初心者から上級者まで大満足の一品かと。
これ思ってたよりもずっといいです。
一曲目から衝撃を受けました。
これが最高傑作かどうかは分かりませんが完成度は高いと思います。
邪悪だねぇ。
こういったやかましくて混沌としたギターリフや、口から黒い煙が出てきそうな歌い方をするボ-カル、大好きである。
ただ、ブラストビート時の軽く聞こえるスネアの音は、こういった黒メタルをやるときには、物足りなさを感じる。不満はそれくらい。
聞いていて飽きない。
買いである。
DARK FUNERALのようにかっこよさと邪悪さが両立しているバンドは、僕の知る限り殆どいない。
DARK FUNERALのCDは全部そうだが、ブラックメタル界でトップクラスの質の良さを持つ。
01年発表の3rd(通算5枚目)にして国内デビュー作。
「これぞブラックメタル」と叫びたくなるほどに、
徹底した「禍々しさ」と「冷たさ」が全体を支配してます。
終始手を休めることの無い楽器隊、「怨」や「呪」といった
言葉を体現している様なVoに、ただただ圧倒されるのみです。
こりゃ激しい!とうれしい悲鳴。
もちろんその激しさの中に、うるさいだけでなく、
邪悪さ、かっこよさが詰め込まれてるんですが。
音の厚みも最高。
ただこのジャケで買ったとき店員に引かれたのだ!
DARK FUNERALはキーボードはいません知ったかぶりはやめましょう。ちなみにこのアルバムは最高のできです!ブラックファンには絶対聞いてほしいあるばむです!
VIRUS 2005年10月28日(金)0時27分
オープニングから超ハイテンションな激烈激速ブラックが満開!!
1stも結構好きやったけど、これはさらに質が高いし凄いことになってんね。
激速スラッシュビートと超激速ブラストビートを交錯させ機械の如く正確に刻むマッテのDr。
邪悪さの権化のような絶叫系Voと最低限の叙情さのみに重点を置いた甘くないリフメロディ。
「激烈ブラックで何かえ〜のんない??」って聞かれたら迷わず薦める一枚で〜す♪♪
ちなみにザイクロンはノルウェーですよ知ったかはやめましょう
VIRUS 2005年11月27日(日)14時36分
とても邪悪な激烈ファストブラックなのだが、
リフは禍々しいながらも、なかなかメロディアスでかなり聴きやすい。
ドラムの激速っぷりもスゴイが、個人的には強烈な絶叫ヴォーカルを評価してます。
カズチン 2005年12月19日(月)22時39分
ほとんどの曲が曲始めから終わりまで邪悪さの激走で怒りに満ち溢れている。
とても激しく、密度の濃い音の中にある邪悪なメロディがたまらなくいい!
スウェーデン出身のブラックメタルバンドのDARK FUNERALはブラックメタル系バンドの中では最も人気があるバンドの一つと言っても過言ではない。そんな彼らの通算3枚目のアルバムでもある本作は日本デビュー盤でもあるが、彼らのこれまでの人気度などから考えると日本デビューが遅かったと言えよう。本作のサウンドスタイルを少し説明しすると、ブラックメタル独特の邪悪且つ凶暴的なサウンドに、最近流行のメロディックデスメタルの要素を追加したような感じであり、ブラックメタルファンはもちろんのことデスメタルファンでもかなり納得できるほどの出来栄えと言ってもいいかもしれない。また本作で加入したドラマーのマッテ モーディンのブラストドラミングもかなり素晴らしい。それに本作は前作と比較してみると音質やサウンドなど全体的にかなり進歩しており、さらに聴き易くなっているのが分かる。また全体的に聴いてみるとスピーディでマシンガンの連打を想起させるほどスピーディーなブラストドラミングが炸裂し、凶暴且つサタニックな不陰気がただならぬ程押し寄せてくる。只音質は悪くはないもののもうちょいと言った感じがするし、サウンドなどももう少し良く仕上げてもらいたかった気もするのが残念だが、全体的に聴き応えがあるので気になったら即聴くべきだろう。でもブラックメタルの入門者などには本作よりも次作の「復習の賛歌」の方がお勧めだ!但し本作を聴かずにブラックメタルを語ることは出来ないと思うのでブラックメタルファンだったら聴くべきだろう。
今回の評価86P
せいこりん 2006年12月25日(月)18時48分
これ聞けば悪魔が幻想で見れるぐらいいいアルバム。邪悪さはほかのブラックメタルなんかよりすごいよ
素晴らしいブラックメタル・アルバム!
カリギュラ皇帝による悪魔の咆哮に心酔出来ますよ!!
スウェディッシュ・ブラックの帝王の三作目のアルバムにして、本邦デビュー作品。2ndに比べて邪悪性と荒涼感が減退し、メロディーが強調されて聴きやすくなった。しかし聴きやすいとはいってもあくまで彼らの作品の中では聴きやすいという事であって、ブラック・メタル本来の狂性は十分である。①が実にカッコイイ冥曲。
これ友達に聞かせたら顔がどんどん悪魔みたいに邪悪になり最後はCD投げられた
スウェーデン産有名Fast Blackの3rdです。
邪悪度120%の激烈Fast Black。
全編にわたりハイテンションで攻撃的、まさにブルータルブラックのお手本の様な作品だと思います。
と言うととっつきにくい感がありますが、曲が実にカッコイイので、初心者の方も是非聴いてみてはいかがでしょうか。
ルリヲ・フルチさんのおっしゃる通り、初心者から上級者まで満足の名盤です。
全体的にメロディックになり聴きやすくなった感があります。
Dimmu BorgirやCradle of Filthみたいに売れ線に走ったというわけではないのでしょうが、良くも悪くもメジャーブラック化したように思います。
(ブルータルな)音楽として楽しみたいだけという方には
この作品もしくは4thで充分だと思いますが、
ブラックメタルを探求して行こうという方には
雰囲気や空気感が堪能できる1stをオススメしたいです。
あと、個人的にこの作品のジャケットが嫌いです。
こういうC級ホラー映画に出てくるような悪魔像はやめていただきたい。
良くも悪くも速すぎ。
良い意味だと、この速さと正確さで他のメタルバンドには届きそうにないまるで次元の違った世界を形成しているのが素晴らしいと思う。
しかし悪い意味だと、ほとんどの曲で最高速度を出してしまっていることで速さが均等になり、1曲ずつの個性が欠けてしまっているように思える。
メロディーも同じで、この荘厳さにはEmperorもビックリだが、何もかもが荘厳すぎて全曲似たり寄ったりに感じてしまう。
だからよく1曲目聴いたらもういいかなと思ってしまう(笑)
荘厳で暴虐性のあるブラックとしてはかなりハイレベルだとは思うが、個人的にもっと緩急やバリエーションが欲しかった。
う〜ん、こういうことを感じてしまう俺って、まだまだブラック初心者なのかもしれないなww
