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MOUNTAIN TOP / VOWWOW
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いきなりMOUNTAIN TOPから始まるというすんごいアルバム。
暴力的ともいえる衝撃的な曲BLACK OUTやSPEEDもいいですが、
I'VE THROWN IT ALL AWAYというバラードも、
超有名なMOUNTAIN TOPに負けず劣らぬ名曲です。

ちなみにTell Meのベースはニールです…確か。

ATOSS 2003年3月21日(金)23時57分

MOUNTAIN TOPがかっこいいがlove someoneも好きだ。i want youも。
トヨタ 2003年5月6日(火)22時41分

VOW WOWのラストアルバムです。
幻想的なMOUNTAIN TOPから始まり、人見 元基の日本人離れしたパワフルなヴォーカルが聴けるスリリングな曲BLACK OUTとSPEED。
LOVE SOMEONEや I'VE THROWIT ALL AWAYでの山本 恭司のエモーショナルな泣きのギター、ラストシングルのTELL ME。
そしてアルバムラストを飾るのは名曲I'M GONNA SING THE BLUES(これがまた泣かせてくれます)。
このラストアルバムもまた名盤です。

友達にVOW WOWのCDを聴かせた後に「このバンド日本人やで」と私が言ったらみんな驚いてたな〜。一般の人(HM/HRを聴かない人)には日本にもこんなに凄いバンドがいた事すら知らない人が多いなんて・・・なんか勿体無いな〜。

ツライチ 2003年11月20日(木)21時7分

いきなり「MOUNTAIN TOP」はひっくり返りました。あまりにもアメリカを意識した構成で途中で多少心配させてくれるところもあるけど、ラスト「TELL ME」から「I'M GONNA SING THE BLUES」はこれぞVOWWOW。ぜひライブでやってみたい。さすがに両足踏んばって本気出した時のこのバンドのパワーは世界的にも比べる音など皆無。っていうのも納得。ホントにこれで終わってしまったのかと思うと、涙が止まらない1枚です。
エルドラドのVo. 2004年2月12日(木)22時45分

しばらく追っていたVOW WOWでしたが、この作品は解散後はじめて聴いた。それゆえなのか、散りゆくイメージが強く、なぜかまとまらない印象を受ける。アメリカのマーケットを意識しようとした作風が、実はそうなりきれずに、ブリティッシュな湿り気(ここが彼らのよさ)を多分に残した作風となったのが、その要因のように思われる。だから、各曲間にギャップがあり、中途半端に感じてしまうのだろう。僕なんかは逆にアメリカになりきれなかった彼らを評価したいが…。
CMソングで、シングルカットされた"Tell Me"もC/Wの"I'm Gonna Sing The Blues"も収録だが、流れに乗っていない(かなり豪華な)ボーナストラック的印象。"Black Out""Speed"をはじめ、名曲ばかりなのに、アルバムを通すと寂しく、バラバラに感じてしまう。The Beatlesの"Let It Be"のような。
誤解のないように、Ⅲ、Ⅴのような凄まじい緊張感・一体感が感じられないだけで、しかし、各曲ごとのクオリティーは比類なきまでに見事です。
kotora 2004年2月29日(日)13時19分

名曲『Mountain Top』で幕を開け、名曲『I'm Gonna Sing The Blues』で幕を閉じる。
いい曲ですね。
フライングV 2004年6月24日(木)16時6分

恭司さんが当時言ってましたが、
『Tell Me』と『I'm Gonna Sing The Blues』は、
ボーナストラックです。
このアルバムの最後の曲は、『I WANT YOU』だそうです。
(そういえば最後の2曲、プロデューサーもメンバーも違うものね)

あしからず

wovwow 2004年9月20日(月)0時22分

アルバムのクオリティはかなり高いと思います。
MOUNTAIN TOPは文句なしの名曲だし、BLACK OUTやSPEEDなどの疾走曲、
LOVE SOMEONEやI'VE THROWN IT ALL AWAYといった感動的なバラードもあり。
さらにボーナストラックについては、これはもう言わずもがなですね。

しかし、何だろう。どうもまとまりに欠けるというか、アルバム一枚緊張感が続かない。
曲数が多すぎるというのもあるんですが、それでも全曲一気に流れていく勢いがあれば、IIIやVに匹敵する名盤になれたアルバムだと思います。
それが無いのは、やっぱり解散直前ということが関わってくのだと思うけど。
非常に惜しい、名盤の一歩手前。でも、良いですよ。
nai 2006年5月11日(木)2時12分

VOWWOWが海外で成功しなかったのは、やっぱりジャパメタっぽい感じがするからでしょう。いくら日本のバンドが海外のバンドのマネをしても、日本のロックというのが残ってしまう。それはボーカルにあると思う。人見の英語は上手いのかもしれませんが、声質が日本人なんですよね。これはラウドネスにも言える事。ボーカルを外国人にしない限り世界で売れるには難しいでしょう。
ジョージベラス 2007年7月23日(月)3時55分

「MOUNTAIN TOP」VOW WOW(1990年4月25日発表)

結果的にVOW WOWのラスト・アルバムとなった作品。私はリアル・タイムで聴いていた世代なので、(要は今でこそ明らかになっている裏事情を何も知らなかったということ)英国での活動に終止符を打ち、いよいよHM/HR最大の市場にVOW WOWが乗り込み、必ずや全米を制覇することを信じていた多くのファンのひとりであった。3月7日に先行シングルとして発表された「TELL ME」がキャッチーでいかにも米国で受けそうな曲調だったので、私は待ちに待った発売日に「MOUNTAIN TOP」を購入し大いなる期待を寄せて一通り聴いてみた。

「キャッチーさやフックが何もなく、ただ淡々と過ぎていくだけで、何の印象も残らないモノクロームの作品」
これが最初に聴いた時の印象だった。発表から17年を経て散々、聴きこんだが「モノクロームの作品」という印象は今でも変わりなく在る。勿論、名曲も有るし、手の込んだ作品だとは思うが、アルバム全体を通してのメリハリ、起承転結、音楽的なストーリーはないとしか言えない。おそらく当時このアルバムを聴いた人は同じ印象を受けたのではないかと思う。しかし、それでもこのアルバムで全米デビューを果たし、絶対的な音楽性を武器に全米でブレイクするとやはり信じていた。(世代の違う人には分らないと思うが、当時のVOW WOWはそれ程までに「神格化」された存在であった)

いきなり「MOUNTAIN TOP」で始まる。この曲を名曲とする人は多いが僕は並の楽曲だと思う。後半のB・エズリンらしい分厚いコーラスがこの曲の輪郭をぼやけさせ何となく凄い曲に感じさせているだけではないだろうか。「IN THE BEGINNING」「BLACK OUT」は間違いなく名曲。本作品は全曲、山本恭司が作曲しているため、この曲などは後期BOW WOWを思い出させる。(それはそれでこのアルバムの問題だと思うが)間奏部分のスリリングなアレンジは素晴らしい。M・スローターからの提供曲「MOVE TO THE MUSIC」も名曲だと思う。人見元基の声質に明るいアメリカン・ハードロックは合わないという声もあるが、特に問題視するほどでもないだろう。それをいうならデフ・レパードはどうなの?と逆に問いたい。「LOVE SOMEONE」は人見の珍しくしっとりとした唄が聴ける。(山本のソロ・バージョンと聴き比べるのもご一興)「THREE CHILDREN」「SPEED」は「BLACK OUT」路線の曲だがクオリティは少し劣る。だが、とにかく人見は上手い。「LOVE LIES」はリメイク。ブレイク後の人見の超絶ハイトーン・シャウトだけ聴けばいいと思う。「IN THE NIGHT」も「BLACK OUT」路線の曲。要はこのアルバムは同系統の楽曲が多過ぎるのが問題なのだ。なぜ、このような構成になったのか個人的には理解に苦しむ。「SO FAR,SO GOOD」という捨て曲の次は、VOW WOW屈指の名曲群に含まれる壮大なバラード「I'VE THROWN IT ALL AWAY」。B・エズリンがその本領を発揮している。そして「THE CHOSEN FEW」「I WANT YOU」という捨て曲で本編は幕を閉じる。(捨て曲をアルバム後半に固めるのが米国の伝統なのだろうか?)以後はボーナストラック。(初回版の帯にもボーナス・トラックと明記されているので間違い無い)因みに全米向けは2曲削って11曲収録となる、と山本が「BURRN!JAPAM」のインタビューで語っていた。

しかし、B・エズリンの威光を以てしても全米でのメジャー契約が取れずバンドは解散に追い込まれる。人見元基、厚見玲衣という最強のアーティストを従えBOW WOW結成当時から世界制覇を目指した山本恭司の夢はここで見果てぬ夢として散華した。(それは、山本が以降、再び本格的な海外進出を図ろうとしていないことからも明らかだろう)それは同時にVOW WOWの音楽に惚れ込み、彼らの世界制覇を信じてやまなかった僕たちの夢が同時に潰えた瞬間でもあったのだ。
こねこ王子 2007年12月31日(月)17時53分

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