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SPIRITUAL BLACK DIMENSIONS / DIMMU BORGIR
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4thアルバムです。前作『ENTHRONE DARKNESS TRIUMPHANT』をよりダイナミックにした感じで、勢いが良くていいです。
アレンジ能力も進歩してより楽曲が印象的になっています。まあ私はデス/ブラックに関しては曲単位であまり区別しないので、やっぱり1曲ごとの判別はつかなかったりするんですが。
対訳も前回と同じ人ですが、普通の日本語になってて、こっちの方がいいな。
ところで音楽と関係ないですが、この時点でキンバリー・ゴスは名が知れていなかったようで、解説で「彼」と言われているのが妙に笑えました。
うにぶ 2003年3月26日(水)0時35分

シンフォニックブラックメタルバンド、ディムボガー。
いいんだけど、曲がインパクトに欠けるような。
いわゆる俺の苦手とするタイプのブラックメタルなんですね。
要するに演奏というよりも雰囲気を重視するタイプなわけです。
こういうのが駄目でしてね。ま、実際みんな上手いんですけどね。
特にここのドラマーのレベルは非常に高い。彼がロックアップのドラマー
であることもご存知の方は多いと思います。
恐らくブラックメタルが駄目な人っていうのは、
こういうオドロオドロしい感じが受け付けないって人がほとんどではないかと。
実際、俺も無理です。ま、ブラックメタルファンにとってはそこがいいんでしょうけどね。
ただ、俺もブラックメタル全般が嫌いなわけではないんですよ。
雰囲気重視っていうのが駄目なだけで、中には曲のクオリティで勝負してるバンド
もいて、そういうバンドは好きなんです。
例えば、ナグルファーやソウルリーパーといったバンドは演奏を主体としていて、
その中にブラックらしい雰囲気を醸し出すといった方法を取っています。
つまり順序が逆なわけですね。こういうバンドは好んで聴いています。
何もオドロオドロしさだけ出してればブラックメタルってわけでは無いんですからね。
話が逸れましたが、とにかくシンフォニック系のブラックが好きな人には
ディムボガーはいいバンドだと思います。それにブラックの代表バンドの看板背負ってる
バンドでもあるから質に関しては一流です。
corpesblaster 2003年10月10日(金)16時23分

99年の4thアルバム。キーボーディストがMustisに代わっており、Simen(Vortex)がゲスト・クリーン・ボーカルとして参加している。

このバンドは元々落ち着いたムードのシンフォニック・メロディック・ブラックだったはずだが、ここにきて完全にシンフォニック・ブルータル・メタルに変貌している。最初から終わりまで緊張が張り詰める非常に攻撃的なスタイルで、前作までの感傷的で雄大なオーラはなく、徹頭徹尾壮麗で暴力的である。
前作までと比較すればこれはメロディック・メタルではないと言えるが、他のブルータル・メタルと比較すればこんなに派手で華麗なブルータル・メタルもなかなかないだろう。

他の方も書かれているが、楽曲単位での印象はあまり残らない。
私が思うに、その原因は、リフ及びリフ展開の特徴のなさであると思う。DIMMU BORGIRと言えば装飾の派手さとブルータルなドラムが主な魅力として挙げられているように思うが、ギターリフについて触れている方は驚くほど少ない。

それは言い換えればシンプルにメタリックな印象があるとも言え、EMPERORと比較すれば明らかにとっつき易い楽曲である。ブルータリティとシンフォニーという美醜対比が荒れ狂う暴力の祭典。

このアルバムは音質が良くないので(割に音量はデカイ)、最初に聴くなら5th以降が望ましいと思われます。


・・・しかしよく考えれば、力点がおどろおどろしさからブルータリティーへと変貌していても、この装飾に頼る比重の高さは初期から変わってませんね。ある意味このバンドの特徴かもしれません。
mokusatu 2006年9月28日(木)1時41分

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