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SIGN OF TRUTH / DIONYSUS
DIONYSUS…このバンドのアルバム、新譜感想に書いただけで満足しちゃってたな…。
北欧メタルの権化、NATIONの元Gであり、個人的には最も神に近いネオクラシカルの体現者(笑)であるジョニー・ウリーンの新バンドです。「WITHOUT REMORSE」以来、約8年振りの音源、発売の1年以上前から期待して待っていました。
メンツ的にも豪勢ですよね。元SINERGYのDr、STORMWINDのKey、同じく元NATIONのB、それにVoがルカ・トゥルッリのソロでも歌っているオラフ・ヘイヤー。ある意味スーパーバンドと言っても良いかも。
ジョニーのバンドと聞いて真っ先に期待したのは、やはりNATIONのような北欧的透明感とネオクラシカル・スピードメタルの融合したスタイルの音楽。その期待は当たらずも遠からず、ってとこでしょうか。ところどころで煌くジョニーらしいGフレーズも聴けるし、KeyとGのさりげないバトルもあるし、楽曲の方向性もほぼ期待通りです。でも何故か手放しで喜べないもどかしさが残るんですよね。
まずは「WITHOUT REMORSE」の“See Them Fall"のような必殺のキラーチューンが見当たらなかったこと。あんな名曲を簡単に作れと言っても難しいでしょうが、8年もあったんだから、もうちょ
っと瞬殺されちゃうようなインパクトが欲しかったっす。
それと、オラフ・ヘイヤーの歌唱。個人的には苦手なタイプのVoです。決して下手とかじゃないんだけど、NATIONのアイザッックと比較すると、色気というか艶に欠ける気がします。何ていうか…直線的なハイトーンVoですよね。彼がドイツ人ということもあり、歌メロがジャーマン系の雰囲気を持っているんですよ。思いっきり北欧なバックの演奏+ジャーマンな歌唱という一見凄そうな組合せが、実は中途半端で全体像の焦点をボヤけさせているような気がします。
期待していたがために若干厳しくなってしまいましたが、彼らのポテンシャルを考えると、もっと凄いのが作れる気がしてならないのです。
何にせよ、次作を楽しみに待っています。期待してるよ!
俺も次作には期待してます!がんばれ!
俺は大満足ですよ。まあ、それは俺があまり北欧メタルに入れ込んでいないのと、メタル聴き始めて日が浅いせいかも知れませんが。っていうか俺的にはキラーチューン満載なんスけどね。例えば1・4・6・7・10・11が。俺的にはSee Them Fallとかよりこれらの曲の方がツボです。NATIONの作品はメロが超素晴らしく、ギターも凄いしヴォーカルもいいのに、モヤシッ子のようにパワーが無く勿体無いなーと思っていたので、ディオニソスのパワフルさには、痒いところに見事に手が届いた思いです。確かにオラフの歌唱は色気に欠ける気もしないでも無いですが、これだけのモノ提示してんのにケチを付けようなんて贅沢にもほどがある!と俺は、あくまで一個人の意見ですが、俺はこのように思います。とにかくこのアルバムは聴かないと損ですよ!!!!!
"ディオニュソス"北欧神話に登場するワインの神か......名前の果てまで素晴らしいアーティストだ。俺はメタルを聞き始めて20年以上経つ。数々のアーティストがこれだけメロディーを作り尽くした中で、よくぞここまでやったものだ。ただ一点、ヴォーカルがつまづいているようなパートが有ったが、単なる緊張によるミスだろう。問題無し。これだけのモノを放ってきているのに、ケチをつけるとは知ったかぶりもいいところ。耳ついてないのか?せいぜい俺よりも長く沢山のアーティストを聞いてから言え。だから白人メタリスト達に馬鹿にされるんだよ、日本人は。
ディオニュソスは北欧じゃなくてギリシア神話ですね。
右も左もメロスピ・メロパワブームのなか、埋もれがちですが、こういう素晴らしいポテンシャルを持つバンドが存在することを嬉しく思いますね。次回作にも期待。
リフラフ 2003年11月17日(月)10時12分
NATIONの大ファンだったので少し期待する程度だったのだが期待以上の作品を作ってくれた.特に10は自分的にかなりのキラーチューンだったので,繰り返し聞いてます.所々NATIONを彷彿させるギターがまた最高.早く日本でもセカンド出てくれないかな.
凄まじい完成度を誇る2ndを聴いてから、本作に遡って来ました。
彼等のユニットが、いよいよこれからというときの作品で、魅力的なフレーズやパワーが個々彼処に鏤められ、練りこみ方によってはこれからもっと良くなるぞ、というポテンシャルがあったんだと思われます。曲のバリエーションは2ndよりも多く、スピードの無い曲のgや曲調に、2ndよりも遥かにNATIONの影響が強く出ていると思います。
冷静に且つ他バンドと相対的に見て、ユニットとして荒削りな部分が、例えば歌唱や、メロディーの詰めの部分に残っていると感じます。2ndを聴けば、彼らはこれで満足していなかったことが、よくわかります。本作に満足し切っている、改善の余地を見ようともしないベテランリスナーが2ndを聴いたら、ポイントを絞込んでこその、あまりの完成度の高さに、卒倒しちゃうかもね^^;
全体的に曲は明るめだが、メロディはキャッチーで聴きやすく良い!
迫力という点では少し物足りないが、Voは上手いし合格点!
下手なメロパワより全然いいと思う!
メロスピ好きな人にはぜひ聴いて欲しいアルバム!
あまり疾走はしてませんが、名曲・佳曲揃いの良いアルバムだと思います。
DIONYSUSの奏でるメロディーはいい意味ですぐ耳に馴染む、すんなり入ってくるところ。
なにより日本人のツボを押さえたメロディーで心地よい。
JUDGEMENT OF THRASHMETALとかいうやつしったかもいいところだな
