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SOMEWHERE IN TIME / IRON MAIDEN
IRON MAIDEN史上最高のメロディアス盤。
『NUMBER OF THE BEAST』より加入したブルースは、IRON MAIDENに曲の広がりを与えたが、歌えるボーカリストの加入により、楽曲が一本調子になり、このバンドの特徴でもある変調もかなり減った。それでもボーカルの力量により、メロディアスに聴こえていた。
この状況に危機感を持ったスティーブが、このアルバムでブルースを曲作りから排除し『KILLERS』より加入のエイドリアンを曲作りに積極登用している。
①④⑤⑧のNWOBHMの典型的なHARRIS-SIDEと新しい方向を示唆したメロディアスな②③⑥のSMITH-SIDEにMAIDEN最速ナンバーの⑦が加わった楽曲郡をブルースの伸びやかなヴォーカルが、まさに新生"IRON MAIDEN"を示唆している。(これは近未来のエディーのアルバムジャケットでも明らか)
しかしながらこの体制は長続きせず(そりゃ〜ブルースが黙ってない!)この攻撃的なアルバム以降コンセプトアルバムをはさみ、安定感を求める受身的なMAIDENになってしまった。
何故か僕はこのアルバムを持っていなかった。知っている曲は"Wasted years""Heaven can wait"の2曲だけだった。多分、買うのを忘れていたのだと思う。だから、今日中古で買った。ギターの音がなーんとなくのっぺりしてるのとドラムがなーんとなくへこい(ニコはこんなもん?)のを除けば素晴らしい内容だと思う。スティーヴ・ハリス担当の①⑤⑧はまちがいなく名曲だと思うけどなあ。①か⑤、ライヴでやって欲しいなあ。エイドリアン・スミス担当の曲も良い出来だ。③なんてとてもいい曲だと思う。ブルース・ディッキンソンは曲作りに関わっていないけど素晴らしい歌唱を披露。⑧のサビの歌唱なんて最高だなあ。
「IRON MAIDEN」の中で2番目に好きなアルバムで、すべての曲が素晴らしい。発売当時はシンセサイズド・ギターを導入したことに対して賛否両論を巻き起こしたが、逆にシンセギターじゃなかったらこのアルバムは個人的には好きになっていなかったと思う。特に一番感動したのは、1曲目の「CAUGHT SOMEWHERE IN TIME」の近未来的なギタ・ーソロだ。またアルバムのジャケットも雰囲気にぴったりである。
これもまたお勧めだ!シンセ・ギターの導入で音はポップになったが、曲まで変わってしまった訳じゃない。「WASTED YEARS」「HEAVEN CAN WAIT」はポップでキャッチーな曲だが、どちらも素晴らしいメロディーを含んでる。個人的には、後半の名曲「DEJA-VU」が一番好きだなぁ。全編に渡って美旋律が満載!まぁあえてケチをつけるとしたら、ジャケットの所々に出てくる「変な漢字」ぐらいかな(笑)!
1986年発表、全8曲。
やっぱ1.と7.だなぁ...
2.4.もイイけどね。
いや待てよ、5.も相当かっこいいぞ...
MAIDENの最高傑作だと私は思う。楽曲が非常にいい。メロディがいい。疾走感も失っていない。「WASTED YEARS」もメロディアスであるがMAIDENらしさは失っていない。過小評価された最高傑作だ。
僕もメイデンの作品の中では一番好きです。上の方々も言っておられるようにとにかくメロディがいい、楽曲がいい。これは買いです。
最近のメロスピが好きな方も気に入る作品だと思います。
特にDE-JA-VUはメイデンの数ある作品の中でも一番好きです。疾走感もありメイデン唯一のメロスピ的楽曲です。
WASTED YEARSなどポップな楽曲もあり初心者でも比較的とっつきやすい作品ではないでしょうか。攻撃性が薄れた感は否めないかもしれませんが。
'86年発表。スタジオ作として6作目。
本作はコンセプト・アルバムではないのだが、作品の背景に"近未来を感じさせるHMの創出"という意識が働いている。
まず、アルバムジャケット。デレク=リッグスによるイラストは『BLADE RUNNER』のイメージをエディの世界に置き換えたものだ。『BLADE〜』はハリソン=フォード主演のSFハードボイルド映画だが、この映画は近未来の描写において現在に至るまで他者の追随を許さない名作である(監督はリドリー=スコット。原作はフィリップ=K=ディック)。
実は'80年代半ば頃というのは、SF界に端を発して社会現象ともなった一つの動きがあった。"サイバーパンク運動"である。SF作家でいうとウィリアム=ギブスン、ブルース=スターリングなどが挙げられ、日本では漫画家の大友克洋が傑作『AKIRA』で体現していた。
本作が成立した背景には以上に述べたようなポップカルチャーの動きがあった。
そして音である。本作ではシンセ・ギターが導入されているが、実のところその効果というのは目立ったものではない。それよりも注意されるのは、一曲一曲の時間が長くなっていることである。最も短い⑦でも4分56秒。全8曲の収録曲のうち7分以上の曲が3曲もある。しかもそれらの楽曲は全く長さを感じずに聴けるのだ。その理由としては、魅力的なリフとメロディ、複雑化した楽曲構造が挙げられる。要するにHMの文脈の中である種プログレッシヴな手法を導入したことにより、従来からバンドが持っていたメロディアスな側面を強くアピールすることに成功したのである(この方法論の究極形がDREAM THEATERの2ndである)。
以上に挙げた2点から、本作はHMの進化の行く末を提示した歴史的傑作と位置付けられよう。
ま、そんな堅苦しいことを考えなくても、十二分に楽しんで聴ける。
何より捨て曲が無いし、④は超名曲である。個人的にはIRON MAIDENの全スタジオ作の中で3本の指に入っていると思う(他の2枚は7thと3rd。ただし日によって多少入れ替わりあり)。
多分、「収録曲のクオリティにばらつきがない」という観点からの最高傑作がこれじゃないかと。その分、ベストアルバムに入りやすい「決定打」に欠けるとも思われますが。ガンマ・レイとかに影響与えてそうな①、④、MAIDEN随一のハードポップ②、ロックンロール系③、個人的なハイライトの⑤、寂寞感漂う⑥、デイヴ・マーレイが関わった隠れた名曲⑦、MAIDENの大作系の中でも「FEAR OF THE DARK」、「HALLOWED BE THY NAME」に次ぐと思われる⑧.素晴らしい。ただし、なぜか本作からMAIDENは欧米での評価、及びミュージシャンからの評価が低くなってしまった。インタヴューでMAIDENからの影響を語るバンドの多くが、「MAIDENは5thまで」とかいうことが多い。特にスラッシュ勢、メロデス勢とか。多分だけど、この作品以降の作風が、多少の差こそあれど、初期の彼らにあった「野性」、「狂暴性」、「荒々しさ」、「異端性」等が薄れ、それに代わり「洗練性」、「優雅さ」「ポップ感」、「プログレ的な構築性」等が現れてきたことによるのかも。後期MAIDENは現在でいうとメロ・スピ系、プログレ・メタル系、ジャーマン系への影響力が大だと思う。あと音質もどんどんマイルドな感じになっていったと思う。だからこそ・・・。今となっては信じられなくとも、ブルースがぬけて、ブレイズが入ったことで、彼の直情的VoによりMAIDENに往年の(特に1st〜2rdのころ)の荒々しさが復活することを期待する意見も多かった。結果としては見事に食い違ったわけだが。
脱線したけど、このアルバムはMAIDENの転機の作品。歴史的にも意義深いし、クオリティも最高。初心者がこれから入っても問題なし。
私が初めてMAIDENに接したアルバム。よってMAIDENを考える時、本作が基準点になっていたりする。
アルバムトータルの完成度においては本作がやっぱり1番かな、と思う(個々の曲においては「SEVENTH〜」のほうが好き)。長い曲が嫌味にならず、アルバム通してスムーズに聴ける点が素晴らしい。代表曲・必殺曲(ACES HIGHみたいな曲を指してるのか?)が無いという指摘は昔からよくされているが、個人的には④⑤⑧あたりは単体としてもいい出来だと思う。
YOSIさんが仰っているように、割とコアなファンやミュージシャンの間では評価がイマイチらしいが、MAIDEN史上1番売れたのが本作(多分まだ抜かれていないと思う)だったりするし、コンパクトでポップな曲と大作系の曲の組合せなんか、HELLOWEEN、GAMMA RAY等に受け継がれているんじゃないでしょうか。
ちょっと前にデジタルリマスター盤(当時のPV等が入っている)が出たので近いうちに買お〜っと。(今年はPRIESTやACCEPT等のリマスター再発で大変でした...)
とりあえず、これが一番好きですね!
というか、聴きやすい。
力まずに、安心して聴ける一枚です。
パワースレイブもいいですが、聴くのに力が入ります。^^;
Iron Maidenの最高傑作。以上。
異彩を放っている作品だけど試みはおもしろい
新鮮で捨て曲一切無しの名盤
歌いたくなる曲が連発
やってくれる
シンセギターがメタルにあうとはじめて教えてくれたアルバム
隠れた名盤。隠れてないか・・・。がしかし、Iron Maidenの名盤をあげよ!
と言われてこのアルバムが出てくるのは少ない。やっぱり、ポール・ディアノ
時代がよいと古くからのファンは言う。
ライブで演奏される曲も多いThe Number Of The Beastだ、
いや、Aces Highのインパクトが強いPoweslaveだと・・。
人それぞれ思い入れ強いアルバムって違うんだろうけど、俺にとってはこのアルバム。
初めて聞いたメイデンのアルバムというところで、相当思い入れが違うのは否めない
けど、名曲がぎっしり詰まっています。大作が多いけど、展開があって、
飽きさせない。その中でキラリと光るWasted YearsとDeja-vuは、メロディアスで
ギターフレーズも完璧。完成度が非常に高いと思います。
いや、これはMAIDENの中で一番良くできてるアルバムかもしれない(←その日の気分次第)
ポップ・コマーシャル寄りだと言われているが、そのメロディはMAIDEN以外の何者でもなく、完成度も最高である。捨て曲も一切ない。もっと評価されて当然のアルバム。もうガッツポーズの連続である。熱い!
MAIDENは名作が多く、いつもどれを聴こうか迷ってしまうが、やはりこれはMAIDENベスト3に入る。掛け値なしの超名盤。
5150 2003年10月26日(日)15時52分
当時は叩かれまくったらしいけど、捨て曲なしの名盤ですよ!
「CAUGHT SOMEWHERE IN TIME」「WASTED YEARS」「SEA OF MADNESS」「HEAVEN CAN WAIT」「THE LONELINESS OF THE LONG DISTANCE RUNNER」などは疾走してて特に好き。
名盤、名盤!
まさに、捨て曲なし。
個人的にはメイデンの一番の傑作。
溢れるメロディー、シンセギターもこのアルバムの突出したうま味です。
最高!最高!
名盤!名盤!
③⑤⑦だけでも聴いて!
デジャヴ!
素晴らしいですよ!1曲目なんかマジ最高!
シンセサイズドギター!完璧にマッチしてますね!神秘的な仕上がりになってます!
個人的に、MAIDENの作品中、一番思い入れのあるアルバムだ。
当時(高校時代)、友人から借りたカセットテープが、このアルバムとの出会いであり
同時に、IRON MAIDENとの出会いでもある。これをきっかけに、MAIDENにはまった。
すぐに、このレコードを買いに行ったし、過去のアルバムも中古で探しまくった。
で、過去のアルバムと聴き比べて、3rd、5th、も確かに良かったし、強烈な必殺曲
もあったが、やっぱり、このアルバムが捨て曲はないし、それぞれの楽曲の出来が、
名曲基準を完全にクリアする、充実ぶりだ。
特に、①は全部のMAIDENの曲の中で、一番好き。かっこよく疾走しているし、
ギターソロの展開、構成は抜群。②は当時、ポップすぎるということで、随分
叩かれたが、俺的にはポップ調が大好きなので、まったく問題ない。
③は、適度にスピードがありドラマティックな起伏があり、聴き応え十分。
④は、曲調が明るく、ノリがいい、ライヴ向きの曲。
⑤は、アルバム中、二番目に好きな曲で、これもドラマ性があるし、軽く疾走している
それと、この曲のギターソロは、むちゃくちゃかっこいい。
⑥、これは、けっこう地味な曲だが、物悲しくも、感動してしまうギターソロは絶品。
⑦、珍しくデイヴさんの曲で、メロディアスで、スピーディな曲。
⑧、ハリスさん得意の大作で、荘厳壮大でドラマティックな展開の感動的な曲。
以上のような曲の印象だが、これは、あくまでも、俺の個人的な曲の印象であって、
他の人の思っているような、曲の印象とは、全然ちがうかもしれない(あたりまえだ)。
MAIDENファンには、このアルバムの評価があまりよくないようだが、もし、まだ、
このアルバムを聴いてないファンがいたら、ぜひ聴いてほしい一枚。
俺にとっては、思い出深い、永遠の超名盤。
確かに当時は高い評価はされていなかったが、特別悪い評価もなかったという時代に埋もれた作品ではある。比較的地味な位置に存在するが、まとまりもよく楽曲もコンパクトでこれが好きという人の気持ちもよくわかる。個人的には前半の展開が好きである。彼らの場合、なんだかんだ言っても名盤が多いから、どれを聞いても何らかの説得力がある。モダンさは感じられるが、それは表面のサウンドの質感だけで、根本はいつもの彼らそのものである。どの作品を聞いても安心して聞けるという、彼らの強さをこの作品でも感じることが出来る。最高傑作の票が分かれるのは、各作品のレベルが高いから仕方のないことである。
よくまとまっていて、捨て曲は全くない。聞き易いし良いアルバムだと思う。
でも個人的にはシンセギターの音がなんだかなじめない・・・。文句があるならそれだけ。
最高傑作だとは思っていないけど、名盤の内の一枚。
エイドリアン味がよく出ているので、全体通して安定感のある仕上がりになっていると思います。
突出した名曲がないので決定打には欠けるけど、聴きやすいよなあ。
傑作ではないけど名作ですね。
個人的に1番好きなアルバムです。
wasted years最高!
全体的に「近未来」な感じがしてますね。
シンセギターも使ってるし。
目立った曲は少ないけど、全体が引き締まってるいい「アルバム」です。
安心して聴けます。
個人的名曲は「Caught Somewhere In Time」かな?
ほかの曲も捨てがたいけど。
ファンは必聴!!
好きですね、エイドリアンが大健闘していますね、その分デイブはチョット控えめですが。同時期に発表されたJUDASの[TURBO]はイマイチでしたが、本作は素晴らしい!
このアルバムはほかのメイデンの作品にはない透明感みたいなものが存在していて(ギターシンセの活用によると思う)名盤とは思わないけどいいアルバムではあると思います。
曲は「WASTED YEARS」、「STRANGER IN A STRANGE LAND」がお気に入りですね。なんか後者の曲についてはあまり語られてないですね〜(泣)
個人的には名曲のひとつに入るんですが。
たしか、メイデンの中では一番最初に聞いたアルバム。
他のアルバムとも一線を画すサウンド。「近未来」「ドラマティック」。
すばらしいと思う。ジャケットもかっこいいし・・
mvalu 2004年7月10日(土)13時13分
このシンセギターでもう一枚くらいアルバムを出して欲しい!
(可能性はないだろうけど・・・・・)
だれも語ってないが「The Loneliness of the Long Distance Runner」がかっこいい。
ブルースのいやらしい(笑)うたい回しが最高。他も名曲揃い。捨て曲ないっす。
「Wasted Years」の曲の良さと、ベースラインにシビれました。
当時は批判されたらしいがそんなものは頭でっかちの人たちが言うことである。
このアルバムでは、エイドリアンが大活躍しており、アメリカで最も売れたアルバムでもある。個人的に一番好きなアルバム。
個人的にはMAIDENの中でもかなり好きな方に入る傑作。
とにかく曲がいいですね。前作『POWERSLAVE』のように曲のクオリティに差があるようなアルバムではありません。
サウンド的にも当時はシンセサイズド・ギターを取り入れたことで物議を醸したようですが、現代の耳で聞くと「なんじゃい!?、こんなもんで騒ぐな!!」と言いたくなるぐらいたいしたことはなないです。僕は逆にこの音がこのアルバムの「色」になっていて、作品自体を特徴付けることに成功しているのですから大いに評価したいです。
楽曲的には全曲素晴らしいのですが、敢えて特に好きな曲を挙げるとするならば「Wasted Years」と「Alexander The Great」です。
前者はエイドリアン・スミスという人の作曲能力を知らしめた一曲と言ってもいいと思いました。これ以前にも「22 Acacia Avenue」「イカルスの飛翔」「悪夢の最終兵器」など素晴らしい曲を作曲していたのですが、それはどれも他のメンバーとの共作だったので、彼一人の能力を証明することは出来ていませんでしたが、この曲を一人で完成させた事実の素晴らしさはファンの認めるところとなったでしょう。
後者はあのマケドニアのアレクサンダー大王をテーマにした大作ですが、これは文句なしの名作でしょう。ライヴではめったに演奏されません(というか皆無)が、一度生で聴いてみたい。そしてこの曲は受験生も必聴!!!。この曲を聴けば、「マケドニアのアレクサンダー大王の東方遠征を開始したのは何年?」という問題にも自信を持って紀元前334年と答えることが出来るでしょう。そしてこの遠征により、ギリシア文化が東方にも伝わり、オリエント文化と溶け合ってギリシア風の文化、つまりヘレニズム文化が発達するのだ!!!(笑)。って、こんなことを学べる曲なんて他に存在しないよな〜・・・(関心)。
確かにこの頃から初期メイデンの持っていた野蛮さや凶暴さ、怪しさなどが薄れ、よりコンセプト的なバンドになってしまったのは否定できませんが、このアルバムはその先駆けとなった、全てにおいてとてもレベルの高い大傑作だと思います。、
2回目の書きこみ。最近かなりの回数聴きこみ続けてこのアルバムは80年代で一番光ってるアルバムだと断定しました(笑)。トータルでは「DANCE OF DEATH」が最高傑作ですが、80年代ならこのアルバムがピカ一です。
これが一番好きじゃ。都会的。都会的&ドラマチック。
メイデンは最高傑作クラスのものがたくさんあるのでコレが最高傑作かどうかは決められないが
捨て曲がないアルバムだという意見には文句なしに賛成。
7分を超えるような曲もちらほらあるが短く感じるくらいだ。
かといって単にプログレがかってアグレッションが薄れたわけではない。
荒々しさや凶暴さといった意味での攻撃性は薄れたかもしれないが
演奏のテンションからくる攻撃性は十分保たれたままの名盤。
THRAX 2004年12月18日(土)20時31分
初期の3枚に次いで愛着のある作品。
「長距離ランナーの孤独」は、ブルース時代の名曲としては間違いなくベスト3に入るだろう。
あのイントロを聴いただけでゾクゾクする!!
そういえば俺って「SOMEWHERE IN TIME」に付いてコメントしてなかったし、
曲も殆どコメントしてなかた・・・何故だ?
それはさて置き、個人的には7sonよりも好きなアルバムでトップ2の1つだ。
このアルバムには捨て曲がなく、最初から最後まで堪能できる。
ちょうどこの頃がスティーズとエイドリアンの対極のバランスがもっとも良く取れていた結果、歌メロからリフまで最高の曲が揃った事と、スティーブのベース音も確り聴こえるという点で、他の追随を退ける光を放っている。
何故発売当時このアルバムが過大評価されなかったのか不思議でしょうがない。
シンセで賛否両論があったとの話を聴いた事があるが、多分発売当時では一歩先を行き過ぎていたため、リスナーが付いていく事ができなかったのだろう。
素晴らしいアルバムだ。
シンセの効果的な使い方を、良く知っている。
捨て曲が無いことも評価できる。
メイデンのアルバムに駄作はないが、これも間違いなく優れた作品。
俺はIRON MAIDENの最高傑作だと思う。当時ぶっとんだ。全てが名曲でパワフルで素晴らし過ぎる。これの一個前(POWERSLAVE)からSEVENTHぐらいまでのMAIDENには神が宿ってるとしか思えない。とりあえずQUEENSRYCHEのオペレーションマインドクライムと並ぶ80年代メタルの最高傑作だと思うわ。しかしブルース・エイドリアン復帰後のMAIDENはそんなに好きではない。
メイデンの全アルバムの中でこれが一番好き。唯一捨て曲が無いアルバムだと思う。
スティーブハリスは素晴らしい才能を持っている。
リーダーとしての資質も申し分ない。
このアルバムの聴き所はやはり5曲目のGソロかな。
ドゴスギア 2005年6月20日(月)11時49分
実に素晴らしい・・本作と次作『SEVENTH〜』、そして『FEAR OF THE DARK』『BRAVE NEW WORLD』が僕は大好きです。
何となくメイデンを斜め聴きしてきた拙者の耳を釘付けにしたのがこのアルバムだった。
そして何よりもメイデンはスティーヴ先生のバンドであることを印象付ける作風である。
が、しかし、内容は全編を通して充実しきっており、非のうちどころがない珠玉のデキ。
発売当初、一部のヒョウロンカからコケにされたというのが全くもって信じられません。
また、一般にエイドリアンの貢献を評価する声も多く、確かに「WASTED YEARS」は
確かにイイ曲だ。何気にデイヴも「DEJA-VU」で頑張っていたりなんかするのも一興だ。
それでも、しかし、本作で誰よりも輝いているのは、やっぱり、スティーヴ先生だった。
冒頭の「CAUGHT SOMEWHERE IN TIME」はメイデン史上最強ナンバーと
言っても過言ではないし、「SEA OF MADNESS」のバキバキ音炸裂のプレイは何度
聴いても痺れるし、「HEAVEN CAN WAIT」はネアカではあるが疾走感に満溢れて
おり、「ALEXANDER THE GREAT」の仰々しさもトキにはイイもんでござる。
スティーヴ先生の仕事が充実すればする程、メイデンの楽曲の躍動感は増すのでござる。
ニコは遅れまいと、ひたすらその後を追いかければ「らしく」なる。今や昔の話でした。
6thアルバム。
このアルバムはなぜか当時かなり酷評されていたらしいが俺には全く理解できない。
シンセギターを導入したから批判されたのかどうかわからないが、普通にすばらしい
アルバムでしょ、俺の中では今作か次作がメイデンの最高傑作だと思う。
シンセギターの影響か(というよりはエイドリアンが曲作りに深く関っているという点が大きいと思うが)かなり明るい曲が増えた、その分メロディアスさが増した
8曲中7曲が5分を越す大作が多いがこのアルバムにおいては曲の時間の長さは全く
感じない、メロディがすばらしいという事もあるが実に耳障りのいい聞きやすい曲
が並んでいる為一度聞き始めるとアッという間に時間が経つという恐ろしいアルバム
となっている(うっかりすると3時間位聞き続けてしまうw)
恐らくメイデンの中では一番よく聞いてるアルバムだ!!この時期のメイデンは神
がかっているがこのアルバムを聞くと特にそう思う、まだ聞いてない人はぜひ聞く
べきだ、ベストを聞くよりもメイデンのすばらしさがよく伝わると思う。
メタル界に燦然と輝き続ける超名盤!!!!!
発表当時は賛否両論だったらしいですが、僕は後追いなので関係無し(笑)。
ACES HIGH(POWERSLAVE収録)に惚れて一通りアルバムかき集めて聞いたのは
もう10年も前の話。で、今も聞くアルバムは初期3枚とコレと次作。特に
このアルバムは捨て曲が無く、近未来的なジャケットも音質もシンセギターも
何の違和感も無く好きです!⑦が個人的にはツボ。あとはやはり①と②が
突出してますかね。メイデン初心者にこそ聞いて欲しい作品です!
僕の中のメイデンの名盤3本指に入ります。シンセがなんだ、①なんて初めて聞いたときあまりのかっこよさに耳を疑ったくらいですよ。②は皆ほど好きではないですがキャッチーな佳曲。
⑤はマジでヤバイ。マラソンランナーを見ると本気で応援したくなります。
⑦の恐ろしく哀愁を抱えた疾走、⑧の壮大なドラマと捨て曲はマジでないです。
曲はどれも粒揃い。非の打ち所がないアルバム。
ギターシンセがどうとか能書き言う前に聴いて欲しいアルバムです 聴いたことない人にはメイデンの歴史の中でも地味なアルバムという印象かもしれませんがとてつもなく素晴らしい作品です 最高傑作のひとつだと思います
アイアン・メイデンは(ブレイズ時代も含めて)どのアルバムから聴いてもこれぞアイアン・メイデンって感じで出来が良いですが、メロディの充実度合いはこのアルバムが一番だと思います。
最近はもうメイデン節には慣れきってしまい、新作を聴いても新鮮な感動やスリルはほとんど感じませんが、このアルバムで聴けるメロディの数々は、初めて聴いた時からずっと好き。
特に(5)「長距離ランナーの孤独」と(7)「デジャ=ヴ」はベタベタなギター・メロディだけど、そこがたまりません。絶品。
文句無しの超名盤です!!!
このころのエイドリアン=スミスは神だ!!!!!!
至高のクオリティーを誇る超傑作。この時期のMeidenのヴィジョンと創造力のすさまじさを、当時を知らない人間にもありありと思い知らせてくれるアルバム。純粋な曲のよさでは、おそらくこれがベストでは。
最初に聴いたのはThe Number of The Beastですが、私を完全にひざまずかせたのは次に聴いたこれでした。私をMaidenの崇拝者にしただけでなく、本格的にHMの世界へいざなったモノリス的作品です。
楽曲・演奏・録音・アルバムコンセプトも含めて、すべてにおいて完全無欠というしかない作品。まるで芸術の女神と創造のデーモンがペアを組んで、両方から祝福と霊感をふりそそいでいるようです。過去最大の予算と時間をかけて、細部にいたるまで徹底的にこだわりぬいて作られただけあって、最初から最後まで一音たりとも無駄がありません。聴いていて注意のそれる瞬間が一秒たりともなく、プレーヤーをONにしたら最後、音楽の中に完全に没入してしまい、ヤカンが火を噴こうが、近所のお子さまが家の窓ガラスを叩き割ろうが知ったことではありません。とりあえずBGMには絶対にできません。
内容のほうに触れておくと、「時間」をモチーフにしたコンセプチュアルなアルバムで(メンバーの弁によると、別にコンセプトを用意したわけでもないのに、出来上がったら何故か一つのテーマに基づいた作品のようになってしまったそう)音像の方もそれを反映してか、サイバーで未来的なイメージ。果てしない時空の広がりとともに、荒涼としたランドスケープを感じさせます。無機的で荒廃した感覚と同時に限りない郷愁を誘うような感覚。
「大地を焼き尽くした最終戦争の後、人類の黄昏の時代、灰と硫黄に覆われた不毛の荒野の果てにそびえる古代遺跡にも似た未来都市」といった趣きです。ジャケットもそれらしい感じで、芸が細かく見ていて楽しいです。
20年前の作品とは思えないほど音質が素晴らしく、厚みと広がりを兼ね備えた壮麗な音のパノラマが繰り広げられています。まるでSF映画のサントラや最近のゲームのBGMのようなヴィジュアルな感覚です。ギターの音の重なり方がほとんどシンフォニックといっていいほどぶ厚く、スケール感豊かなのが特徴。
好みもあると思いますが、プロダクションのクオリティはNo Prayer for Dying と並んで彼らのベストといってよいでしょう(もっともNo Prayer〰は音像の方向性がまったく違いますが)。
今回、大々的に導入されたシンセギターが、アルバムのムードを形作る上で大きな役割を果たしています。もし通常のギターサウンドを用いていたら、こうまで奥行きのある世界を構築することはできなかったでしょう。「メタルらしくない」というくだらぬ理由で、これほど作品イメージにふさわしい音を非難するとは、当時の評論家の耳はロバの耳だったのでしょうか。幸いなことに今では王様の耳がロバの耳だったことが誰の目にも明らかになったわけですが。
色彩的で丸みを帯びたこの音は、私としては大歓迎。とかく音響的に単調になりやすいHMには貴重なアクセントになるうえ、空間的なリヴァーヴがかかるので、音でイメージを描くのに非常に適した音色です。
なにより、ハードロック系ギター特有のキュルキュルした耳障りなエッジがほとんど聞こえないのが大いにうれしいところ。
5分未満の曲がわずか一曲という大曲中心の構成ですが、どれも展開が良く考えられていて冗長な所が見当たりません。楽曲の異常なまでの構築性や、複雑な展開をスムーズに聴かせる手腕は全盛期のYesにも通じるところがあります。実際、音色やトータルコンセプトを含めて、本作はプログレ色がひときわ強く、「プログレメタルの真の創始者」としてのIron Maidenの本領がいかんなく発揮されています。(楽曲面でも方法論の面でも、Maidenこそがプログレメタルの元祖なのですが、そういう話題があまり取り沙汰されないのは謎です。)
全曲捨て曲なし、というよりいずれおとらぬ名曲ばかりなのですが、とりわけ今回大爆発のエイドリアン先生の最強三部作②③⑥と、マーレイ先生の才を世に知らしめた名曲⑦がひときわ輝いています。とくにエイドリアン先生はすごすぎです。神秘のエナジーが流れこんでいます。ハリス先生の曲(他のアルバムならどれもエース級)を脇に追いやる勢いで、鬼のように名曲を連発しています。
まとめるなら、「奥行きある世界観」、「繊細かつ美麗なメロディ」、「攻撃性と緊迫感」、「神秘的なニュアンスの響き」、「緻密な構成力に裏打ちされたドラマティックな楽曲」という、Iron Maidenの音楽のエッセンスともいうべき、五大エレメントのすべてが高次元で結晶化し、結果とてつもない完成度をもった至高のアルバムが生成されたのです。
「ドラマティックでイメージ豊かな音楽を愛する人すべてに贈る感動の名作、あの世の門をくぐる前に何が何でも聴いておきなさい!!」と説教師のごとく叫びたいところですが、あまりの力作ぶりが祟ってか、真っ先にこれを聴くとかえって凄さが伝わりづらいかもしれません。
とりあえずThe Number of The BeastやSeventh Son of Seventh Sonあたりで第一の洗礼を済ましておき、その次に、「始めから二番目のもっとも偉大なもの」として、「永遠の歓びをもたらす楽園のフルーツ」であり「焼き尽くす愛の至福の炎」である本作に触れるようにすると、より素晴らしさが味わえると私は確信しています。
全体的に楽曲のバランスがよく、聴きやすい。こういうのもアリかなと思わせる名盤。
時、空間を連想させるアルバムです。
リリース当時とあれから20年の時がたち、年取った自分がその時間の経過について考えさせられます。
黄金の年月は気がつかないうちに過ぎ去ってしまった・・・
はっきり言って彼らのアルバムはどの作品も甲乙付けがたく、出来不出来の差があまり無いので(ブレイズベイリー時代は別として) 最高傑作を選ぶのは難しいけど僕の趣味で選ぶというならこの作品。
シンセサイズドギターやキーボードが使用されているのが1番の特徴で、このアルバムの近未来的なイメージを盛り上げている。
プログレ的な要素とキャッチーなメロディーとのバランスが絶妙という点ではこの作品が一番。
隠れ名盤やね。とっつきやすいよ。
かなり練りに練られた楽曲が詰め込まれています。これは名盤です。
オレはメロスピも好きなのですが、それに通じるものがありました。
ギター・シンセを使っているようですが、かなり効果的です。でもギターの
歯切れという点では劣ってしまうのかも。
それにしても本当に近未来を感じさせるアルバムですね。メイデンはイメージ
作りがかなり上手いなあ。
エイドリアン・スミスの楽曲は本当に素晴らしいと思います。ひょっとして
メンバー中で一番いい曲作ってんじゃないの?
世評に反して、楽曲はかなり充実している。
ただ、本アルバムの妙にクリーンで小奇麗なプロデュースの仕方には疑問が残る。
この作品は、攻撃性剥き出しのライヴ感覚の音作りであったならば、代表作と言われてもおかしくはないないだけのマテリアルを誇っている。
続く7作目も同様の問題を孕んでいるが、そちらは楽曲の派手さも手伝ってか、評判が良い。
しかし、本アルバムの方が飽きがこない深みと、ブリテッシュ・ヘヴィ・メタルの王者にしか醸し出せない品格が感じられる。
絶対に聴くのじゃ!
秀逸なメロディーと強力なサビの曲がそろった名盤!!メイデンのアルバムの中で1番聴きやすいかな。
俺も一番聴きやすいと思います。DEJAーVUは必聴!!
ん〜!メロディアスだね〜 最高!
シンセギター等の導入で批判を喰らいまくったらしい作品。
そういえばこのアルバムが出た86年にはJUDAS PRIESTも「TURBO」をリリースしてましたね。(そして彼らも同じように批判を喰らった)
やはりシンセは当時の流行だったということでしょうか。
しかしシンセがどうだのとか音が軽くなっただとか言っても彼ららしさはなんら変わってません。
むしろこのシンセのサウンドが全体的に近未来な雰囲気を醸し出しており個人的には好きですね。
上の方々の意見を見るとこのアルバムがメイデンの全アルバム中1、2番に好きだと仰っている方が結構多いです。
このアルバム一つ一つ楽曲の出来の良さはかなりいいです。全曲が名曲クラスです。
今回はブルースの作曲が無い代わりにエイドリアンが大活躍してます。特に②と③はかなりの名曲でしょう。
あとデイブが(というかスティーブとの共作)超名曲DEJA-VUを作曲しました。
メロディアスさにおいてもメイデン全作品中最高の部類に入るのではないでしょうか。
そういう所を考慮に入れるとこのアルバムが1、2番に好きだという意見も納得。
個人的にも完成度や好みの点においても間違いなくメイデンでもトップ3に入るであろう超名盤です。
ちなみにこのアルバムはメイデンにとって全米ではじめてのダブルプラチナム(200万以上の売り上げ)を獲得したそうです。
シンセが入ったことで、『軽くなる』ことは決してなく、
むしろ『ドラマティック』になってその表現方法の幅を見せ付けた傑作。
曲も粒ぞろい。
この作品も1500円で初めて聴きました。
すげー名盤だと思います。
こんな名曲が沢山隠れていたとは。
最近のライブでやらないのは、現在の作風と最もかけ離れているためか…
この当時、既にメロスピのはしりをやっていたとは…、圧巻です。
初心者におすすめしたい作品です。
メタルン 2006年12月10日(日)10時43分
2ndと5th,6thの3枚でメイデンの全てが凝縮されているのでは・・・?
今ならリマスター版が3枚とも買える。中古なら4000円で釣りがくる。超お得!
5th〜7thの頃のメイデンには音楽の神様が舞い降りていたに違いない。
本作について知る上で、シンセの導入については避けては通れない話題のようですが、
個人的にはそれほど「シンセ使い過ぎ」の印象はないんですよね・・・。
むしろ、同年発表のJUDAS PRIESTの「TURBO」の方がシンセの使用度高いと思います。
"Wasted Years"を始めとして曲も充実しているし、何よりもジャケがカッコいい(今回のエディはサイボーグ化!?)。
近未来の街が細かい部分まで書き込まれています。ラスキン・アームズとかあるし。
デレク・リッグス万歳って感じですね(笑)。
メイデン史上最もメロディアスな作品。
「こういう曲が聴きたいんだよなぁ」って曲がつまったアルバム。
曲に関して言えばこれが最高傑作だと思う
このアルバムが記念すべき初メイデンでした。
発表当時は賛否両論だったそうですが、当時を知らないので全く問題無く入れました。
特に①、②、③、⑥、⑦が気に入りました。
エイドリアンの書いた曲が個人的には全てランクインしてます。
個人的に捨て曲が一曲も見つからない名盤。
特に一曲目のCaught Somewhere In Timeは素晴らしすぎる。
Nasty 2008年2月28日(木)18時38分
全曲超名曲、HR/HMの大御所が80年代半ばに生み出した奇跡的名盤。
いつ何時聴いてもそのメロディ、曲展開、演奏の素晴らしさに感動させられます。
唯一の弱点は軽めの音質でしたが、リマスター盤ではその問題が解消。
オリジナル版とは比較にならないほど音質が良い!音量が大きい!
ニコのドラムがドカドカバスバスと、デカい音で鳴り響いています。
未だ聴いてない人はリマスター盤からどうぞ。
これを聴かずしてメイデンを語るべからず。
捨て曲一切なしの超名盤!
とにかく1番
これですよ
某誌や世間がどんなに酷評したとしても、
BEST OF MAIDENに間違いないです。
全面核戦争後の地球で流れている曲は、このアルバムの「Wasted years」だろう。
①,②,③,⑤,⑦がとても好き。⑤,⑦は、スピード感があり、①、②、③は、ギターがかっこいい。①は、ベースもかっこいい。
ややパワーダウンしたがメロディーは充実してます。エイドリアンの色が強く出過ぎと思うがメンバー間の和を保つためには仕方なかったんでしょうね。
十分に時間をかけただけあって、捨て曲なしの完成度が高いアルバムに仕上がってると思います。
多少ソフトにもなってるし、メロディアスだし聴きやすいと思います。
"Caught Somewhere In Time"・"Wasted Years"・"The Loneliness Of The Long Distance Runner"・"Deja Vu"なんかは特に最高です〜。
余談ですが、ジャケの「警告:白ニキビ」、「玉井」、「浅田 彰」などの怪しい日本語の看板が気になる(笑)。
確かにギターソロが長すぎる・ツインリード形態を活かしきれていないと感じる時はあるけど、曲の出来にムラがなく安心して買える1枚。全体的に煌びやかで明るいアルバムで、ドライブにも最適。
(音質的にやや難あれど)本作でのニコのメカニカルなドラミングはHMというジャンルの
リズム・パターンの幅を(美味しい形で)広げたと思う。半拍前のめりのシンコペーション
や前スネアでの刻み等、スティーヴの癖のあるプレイと見事にシンクロしていて
派手過ぎずタイトでありながら疾走感、躍動感を失わない、教科書の様なプレイだ。
作品としても、アタマ2曲が強力過ぎて後ろの印象が弱い前作や、コンセプチュアルさが
鼻につく次作と比べ、各曲のレヴェルや曲順といった「作品の質」という意味では
本作の方が上だと思う。
ちなみに・・・個人的にはフィア・オブ・ザ・ダークより長距離ランナーの孤独ですね。
捨て曲ナシ。スリリングなギターソロが堪能できる超名盤。
7分以上の曲が3曲もあり聞くのが疲れるかと思いきやサクサク聞けちゃいます賛否両論だった(と聞いている)
シンセサイズドギターの音はやはりメイデンとはいえなくなっているような・・・?
ただアルバムの未来?っぽい壮大な雰囲気にはこの音がいいのかなと思えます
ジャケットはメイデン中で一番かも!?
正直あの頃のメディア評価はイマイチだったような記憶がありますが、
当時高一で、HRだけでは物足りなくなった駆け出しメタラー(笑)の自分がHMにハマるきっかけを作ってくれたのがこのアルバム。
で、1stアルバムの獰猛かつ理知溢るる曲群に衝撃を受け、
結果、THRASH漬けの青春(笑)を送る事になりましたが、
それもこれもメイデンのこのアルバムのお陰です。
今聴きなおしてみると、ブリティッシュHRやプログレの香りが感じられるし
その後のメロスピに多大な影響を与えた事を再確認したりして
改めてメイデンの偉大さにひれ伏すばかり・・・
というか、未だ現役(というか普遍)のアルバムだと20年以上経過してから確信した次第です。