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BRIGADE / HEART
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これは大変完成度の高いアルバムである。私が「ハートの最高傑作は?」と聞かれたとき、このアルバムを推すであろう。
本作は彼女たちの最高傑作であるばかりでなく、80年代産業ロック(あまり個人的に好きな表現ではないが)の最後を飾るのにふさわしい名盤ともいえる。ハードロック、バラード、ポップロック、さまざまなタイプの曲があるが、散漫な印象がなく、ヘビーさとポップさのバランスが見事にとれ、アルバムとしてコンパクトにまとまっている。捨て曲がまったくなく佳曲ぞろいである。13曲もあるのに捨て曲がないアルバムなどそうそうあるものでない。(このアルバムのために25曲用意したということである)
また、前2作と比べるとハードロック色が強いのも特色である。ハードロックファンがはじめてハートのアルバムを聴く場合に特にお勧めである。具体的にはシンセサイザーも使用されているが隠し味程度でギターが前面に出ている。デニー・カーマッシのドラムの非常にタイトで力強い。
やはり、デビューして15年、さすが円熟味も感じられる。演奏も安定し、シンセサイザーを隠し味に使ったギターソロの出し方などは、新人バンドにはマネの出来ないところであろう。ちなみにデニー・カーマッシがサミー・ヘイガーとぺンをとっている曲が2曲ある。彼がハートの中で優遇されていたことが想像される。
また、プロデュースも見事で、音質も大変よく、ハートがこのアルバム作成にかける意気込みが伝わってくる。このアルバムは全米3位を記録し、3作連続の全米TOP3以内という偉業を成し遂げた。
このように完成度の高いアルバムであるが、気になる点を揚げるとすれば、ややオーバープロデュース気味かなという所とサミー・ヘイガーが作曲に参加している曲もあわせて自作の曲が5曲しかなく、しかもメンバー全員の共作の曲が一番弱いことである。


まっちゃん 2003年4月17日(木)9時28分

全く同感です^^
nanase7 2003年9月17日(水)14時51分

仰る通り、本当に捨て曲無しですね。 80年代のハートならこのアルバムが一番好きです。メロディアスな①⑦⑧、ヘビーな④⑥⑪、そして最後の⑬がまた堪りません。特に歌詞の"Maybe we can try to get back to the place when passion made us wildのあたり最高じゃないですか。ぐっときますね。 ⑦のイントロのコーラスハモリも良いな。 外部のライターによる曲が多いのがちと残念ではありますが、何はともあれ、粒揃いのアルバムであることは間違い無いかな。 産業ロックと形容されがちですが、初期を想起させるワイルドな曲も沢山詰まった良いアルバム。 ま〜、この頃からAnnお嬢さんの体形がxxxxxxxxxx.............(苦笑) 音楽は外見ではない、と。
やまもと 2003年9月23日(火)11時1分

初期の頃のHEARTも好きな自分としては通しで聞くとちょっと疲れる1枚です。
曲自体のクオリティは高いのは認めますが、アレンジとかプロデュースが一辺倒という感じがしてしまいます。

よんくぷるーと 2004年2月21日(土)13時40分

間違いなく80年代ロックの名盤。捨て曲なんてあるません!サウンドも洗練されてます。
omiguri 2004年3月20日(土)20時37分

前作2枚とこのアルバムの3枚でベスト版が作れるくらい素晴らしいです。
このアルバムに関しては前述の方々の言われている通り、完璧です。
文句のつけようが無いです。

エリ・カー 2004年3月24日(水)14時2分

「ポップになったHEARTはちょっと・・・」などと言って聴かずにいるとしたらあまりにも勿体ない。
本作こそ産業ロックの名盤であるのだから。
前々作「HEART」、前作「BAD ANIMALS」も良い曲の詰まった好作であったが、本作は曲の出来もそれ以上であり、哀愁度も増している。
全米第2位を記録した名曲「ALL I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU」を筆頭に、切なく美しいバラードの「SECRET」や「I DIDN'T WANT TO NEED YOU」、ハードなロック・ナンバーの「WILD CHILD」に「TALL,DARK HANDSOME STRANGER」、爽快感溢れる「FALLEN FROM GRACE」、アコースティック・ギターのサウンドとのコンストラストが美しい「UNDER THE SKY」や「I LOVE YOU」、アンの慟哭が胸にぐっとくる「CRUEL NIGHTS」、アンとナンシーの掛け合いが魅力的な「I WANT YOUR WORLD TO TURN」等、全体的にバラードが多いにも関わらず全くだれることなく聴ける。
どこを切っても名曲が流れる金太郎飴のような好作品。
地獄葬戦士 2004年4月7日(水)1時54分

80年代産業ロックの王道をいく名盤。
捨て曲なし。
アルバム通して安心してきけます。
山2 2004年7月21日(水)15時37分

上の方々も仰るとおり、捨て曲が一つも無い傑作です。
産業ロックの透明感と分かりやすさ、アメリカンロックのエンターテイメント性、そして彼女らの70年代英ロックへの憧れをちょっとだけ含ませた、壮大で可憐な音に酔いしれます。
いきなり「Wild Child」の豪快なハード・ロックで聴く者を惹きつけ、続けざまにヒット曲「All I Wanna Do Is Make Love To You」でたたみ込んで、駄目押しに超甘甘バラード「Secret」でトドメを刺します!!!。もうこの3曲だけで元は取れます(笑)。
続く「Tall, Dark Handsome Stranger」「I Didn't Want To Need You」はBON JOVIのような軽快爽快な曲。しかしクオリティは依然として高し。
そして個人的には「Fall From Grace」〜「Stranded」の4曲も聴きものです。特に「Stranded」の星空の中をゆりかごに揺られながら浮遊するような夢見心地の感覚は堪りません。
そして12曲目の「I Want Your World To Turn」の哀愁!!!。このナンシーのヴォーカル!!!。この切ない歌声!!!。「There's The Girl」でもそうでしたが、彼女の声は本当に魅力的です。特に派手なところもないこの曲ですが、終始憂いを漂わせながら悲哀的な歌詞を歌い上げる美声と相まって、僕の中ではかなりランクの高い曲です。

全体的なレベルから言えば3部作の中でも一番高いと思います。
いいメロディーがいっぱい詰まった、これぞアメリカン・ロックの魅力的一枚。
ギターの国から2002.遺言 2004年9月22日(水)0時12分

リッチー・ジトーのサウンドメイキングが本作の鍵だと思います。
それにしてもアン・ウィルソンのVOは本当にすごいよ。ここまで歌える人といったら
あとはダービー・ミルズとクリッシー・スティールくらいしかいないと思う。

タコスケ 2004年11月21日(日)23時37分

確かに「HERAT」「BAD ANIMALS」は素晴らしいアルバムだったが、個人的にはこの「BRIGADE」の方が好き。とにかくオープニングから最高のハードロックナンバーが来る。バラードは感動的に、ポップな疾走曲は軽快に、ハードなロックはパワフルに、全てが揃った充実の名盤だと思う。ナンシーの切ないハスキーボイスもたまらなく好きなんだが、やっぱりアンのパワフルボイスはカッコいいの一言!!男でもこんなにかっこよく歌えるシンガーはなかなかいないぜ!!
HEARTのいわゆる三部作では一番ハードロックファンにもオススメできる作品だ
BLACK MURDER 2005年1月20日(木)11時40分

こんなに名曲満載の作品は音楽界全体を見回しても、そう無いはず。
豪華作家陣に恵まれたのがその要因だけれど、アン&ナンシー作の「I LOVE YOU」も素晴らしい!
シェパード 2005年1月31日(月)18時31分

世に名盤は数あれど、このアルバムほど捨て曲のない名盤はあまり知りません。私は友人などにこのアルバムを薦めすぎるあまり、これまでに4〜5枚は買いました。それでも納得できるほどの名盤ですね。これほどのCDが、たかだか2.000〜3.000円で買えるというのは、神様からのお恵みというほかないでしょう。
出るピエロ 2005年2月23日(水)15時39分

素晴らしい。こんな豪華なアルバムは、なかなか出逢えないです。
↑のかたもおっしゃっていますが、私、\5000でもこのCD買います。
少々オーバープロデュースっぽくもあるけど許す。
後で気付いたんですが、作曲陣がすごかったんですね。
このツアーを武道館で見ましたが今でも忘れられません。
すみれ 2005年3月13日(日)18時38分

↑ええっ!!!

ライブ見たんですか!?うらやましすぎる!!!
出るピエロ 2005年3月14日(月)12時0分

このCDも100円(税込み)で売られていたのですが、きっとなにかの間違いだったのでしょう。
おつりの間違いはいいますが、これはさすがに訴えても、若い店員なんか??ってとこでしょうから、なにも言わずにほくそえみました。
こんな間違いならバンバンしてほしいところです。
さて、内容ですが…僕が語る必要もないですか。皆様のおっしゃる通り。
エロチックな「ALL I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU」聴きたさに買ったのですが、
他曲も素晴らしく、本当に得した1日でした。
kotora 2005年3月16日(水)0時12分

発売当時、国内盤にはハードケースに入って3曲入りCDシングルが付いて来たんですが、そのシングルの曲がまたいい曲で・・・。
その後の通常版もこのシングルは付いているんですかね?
HEARTのベストを自分で作ると、このアルバムからの選曲が多くなってしまいます。
セッキージョーダン 2005年3月16日(水)21時55分

アン・ウィルソンの歌唱にホレボレさせられる1枚。まるで脅されているかのようなド迫力で迫るかと思えば、しっとりと女性らしくバラードを歌い上げるなど、彼女の声の魅力を最最大限に活かしたと言う感じを受けます。もちろんナンシーのヴォーカルも素敵。全曲素晴らしいので、ランダムで聴いても楽しめます。

Shizu 2005年8月13日(土)17時50分

ウィルソン姉妹のボーカルは本当にパワフルで勇ましいですね。
HEARTのライフワーク3枚の中では、彼女たちの歌心が一番味わえるアルバムではないでしょうか。
Every Little ThingやJudy & Maryみたいな「ボーカル・女、楽器隊・男」の編成に
ありがちなナヨナヨっぽさが無いところも魅力。
「SECRET」が一番好きかな


GANG 2007年1月30日(火)1時10分

アン・ウィルソンは私が今まで聴いたなかでは最高の女性ロック
・ヴォーカリストだ。ハード・ロックはもちろん、バラードから
ポップな曲まで何でも歌いこなす抜群の歌唱力には恐れ入る。

「HEART」以降、本作まではどのアルバムも完成度は高いが、楽曲の
充実度とプロダクションの面では本作が1番だろう。
外部ソングライターが多すぎる感もあるが、これだけ良い曲を聴かせ
られればそんなことはどうでも良いことに思える。
王子おズボン 2008年3月1日(土)15時31分

ここ最近、ラックの奥から引っ張り出してきてヘヴィー・ローテで聴いてます。
このアルバムは捨て曲なし!今聴いても全く色褪せておらず、むしろこれから再び輝きを放つのではないか?そう願わずにはいられなくなります。
動画サイトで見られる若かりし頃のウィルソン姉妹はエレガント&ゴージャス!最近のナンシーもとても素敵です。
たか坊 2009年1月5日(月)23時43分

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