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SHADOW ZONE / AXEL RUDI PELL
ドイツ人ギタリスト、アクセル・ルディ・ペルの9枚目のスタジオ作(2002年発表)。
Vo.にジョニー・ジョエリ(元HARDLINE)を迎えての3作目。この作品ではサウンドの質が劇的に向上している。ミディアム・テンポの曲が多く、落ち着いた作風に仕上がっている。ジョニーはこの作品とほぼ同時進行でHARDLINEの再結成アルバムの製作を進めており、その発表の時期がここ日本では見事に重なってしまったため、結果的に影の薄いアルバムとなってしまったのが残念だ。HM誌『BURRN!』にもアクセルのインタビューが載らなかったのも痛かった。
サウンドの良さが際立った作品。
これもなかなかイイですよ!
まぁアクセルのアルバムは、個人的には「BLACK MOON PYRAMID」「MAGIC」「KINGS AND QUEENS」など名盤揃いなのでどれ買っても損しないと思います(正統派HR/HMが好きならば)。
本作も当然、買って損なし。
大作、というかマッタリしたテンポの曲が増えてきてるから曲順でやや損してるかなという気はするけどもね。
初めはピンと来ない影があるアルバムでしたが、聞き込むほどにAXELらしさが詰まったすんばらしいアルバムだときずきました。
聞き込んでみてください。その良さがわかります。
今回も捨て曲なし!
前作THE MASQUERADE BALLと比べて少し地味な感じがするが、十分すばらしい。
時代と逆行し独自の世界を繰り広げる正統派HM/HRの雄アクセルとハードラインのVoだったジョニー・ジョエリを迎えて制作された3作目。短いインストの後、お得意のファストチェーンで始まるかと思ったら、肩透かしを喰らいました。全編に渡りジョニーのパワフルかつ伸びやかな歌声を前面に出した作風となっており、若干地味な印象を受けますがアクセルのメロウな一面が際立ち、良いメロディを奏でるなぁと今更ながらに関心しました。ジョニーの表現力は実に素晴らしく惚れ惚れする。個人的に速い曲が一曲でもあれば全体の印象が変わったと思う。
失恋船長 2007年11月30日(金)14時34分