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RISKY / B'Z
ハードとかロックとかの枠でなく、シンプルにB'zのアルバムでいいアルバム、というとおれはこれを真っ先に思い浮かべます。
BAD COMMUNICATIONがブレークした後のフルアルバムがいまいちの出来、しかしその次のリリースはミニアルバムでいまいち不完全燃焼、というわけでこのRiskyがB'zが本格的にブレークするきっかけとなったアルバム、というのが私の認識。ちなみにこのBad〜が売れてから数ヶ月ごとのリリースで繋いで、一年後にこのRISKYがでとります。1990.11月。
このアルバムを聴くと、なつかしい!と感じる人多いんじゃないだろうか。自分で買わなかったとしても、誰かの部屋、誰かの車の中で聴いているはず。株価はともかく、世間的にはまだバブルっぽい風が吹いてた。しかし、誰もがバブルの終わりを感じており、それは同時にはなやかだった80年代との決別でもあった。
このアルバムからはそうした時代の風を感じる。
ほとんどインストだけのRISKYで幕を開け、有名かつ力強い「GIMME YOUR LOVE」に繋がる。続く曲も同様のテイストを持つ「HOT FASHION」。そしてシングルカットもされた「Easy come Easy go」「愛しい人よGood Night」とつながる。5曲目のこの曲はバラードであり、昔風に言えばA面をしめくくる役割を持つ。B面にはマイナーな香りがしつつ良い曲をあつめる、これがかつてのレコード作りの王道だった。この流れに完璧に沿っている。CD時代になってもこうした作りは有効だろう。つまりこのアルバムはバランスがいい。それを象徴するのがB面2曲目にあたる「VampireWoman」。この曲は過ぎゆく80年代へのレクイエムをアップテンポかつ哀愁を持って歌い上げる。続く「確かなものは闇の中」は捨て曲だが次の「Friday night bluce」への繋ぎとしては有効。アドレナリンの分泌をうまくコントロールしてる。本格的な「おやすみなさい」はラストの「It's Raining」。とても寂しい曲なので、もう一度第一曲目のプレイボタンを押したくなる。
サウンド的にも、ダンサンブル、ハード、バラードをポップにやっていくというB'zの路線を固めたアルバムとなってる。いや、初めてそれらの曲がハイレベルに揃ったアルバムというべきか。というわけで個人的にはこのアルバムをB'zの最高傑作に推す。
RISKYがB'zとの初めての出会いでした。 2曲目の「GIMME YOUR LOVE」はいい感じですね。 また、これほど聴きやすいアルバムはないと思いました。
名曲「FRIDAY MIDNIGHT BLUE」の収録されたB'zのアルバム。
サウンド的には80年代〜90年代への橋渡し的な音で、
前作よりも松本のギターが前面に出てきていますが、同時にシンセも鳴いていて、
非常にポップで聴きやすいです。このアルバムからの路線が全盛期のB'zだけではなく、大黒摩季、WANDSなどにも受け継がれています。
このCDを聞いた瞬間、ブレイクを予感しました。
TUGU 2003年11月22日(土)12時14分
このアルバムだけ音質違いますよね。MDとかに入れると浮きます(笑)。
なかなかロック的になってきました。
「GIMME YOUR LOVE」「EASY COME,EASY GO!」は今だにライヴでやってる名曲。
「愛しい人よGOOD NIGHT...」って一年ほど前に発売されたバラードベストに入ってなかったのですが、泣けるバラードですよ。
あとその他のお気に入りは「HOT FASHION」です。
1990年発表の大傑作4thアルバム「RISKY」。
前作からここへの飛躍は余りにも凄すぎる!!いや、前作「BREAK THROUGH」だって優れたアルバムなのです。しかし「RISKY」の素晴らしさはおよそ桁違いであります!!
たとえ「GIMME YOUR LOVE」がMSGだとしても「EASY COME,EASY GO!」がKISSだとしても本作が色褪せることはありません。統合感、メロディー、構成、総てにおいて文句の付けようがない秀曲、名曲ばかり。それまで後ろに引っ込んでいた松本のギターは全面に押し出され、稲葉のヴォーカルは天才的に上手くなっている!!
そしてこの緊迫感!!う〜ん、これは余りにも凄すぎる!!!
本作が彼等の最高傑作かどうかは分かりません。他にも「RUN」「IN THE LIFE」「LOOSE」といった完璧な名作が数多く存在するからです。ただし、「RISKY」は邦楽ロック史に永遠に残るであろう名盤であり、洋楽指向の人達にも多分に訴えるだけの説得力を持った名作であることは間違いありません。B'zのサクセス・ストーリーはまさにここから始まったのである!!ばんざ〜い(笑)
正座して聴きたまえ!!
初期の傑作アルバム。1曲目から5曲目までのながれは秀逸!
全体的にリバーブ強めだが、それがまたこのアルバムを特徴付けている。
ちなみに「GIMME YOUR LOVE」と「HOT FASHION」は自分のなかでB'Zベスト10にはいります
ayumu 2004年1月13日(火)14時22分
デジタルビート・ダンス・ロックとでも言うべき初期サウンドを、
大きくハードロック化した作品。
前半は「RISKY」〜「GIMME YOUR LOVE」、「HOT FASHION」、シングルと一気に聞かせるが、
後半は聴き込みが必要な印象。1曲1曲は名曲とまでは言えないまでも、非常に遊び心満載の楽しめる楽曲。
「VAMPIRE WOMAN」が去年のSHOWCASEで披露されてた。
「It's rainning・・・」は心に染みる…。
ミックスが海外で行われたということだが、音質が今までとも今後とも違っているのがちょっと戸惑うかもしれない。
それに慣れて、後半が好きになれると、このアルバムを名盤だと思えるようになると思う。
★★★☆☆
注目曲→「確かなものは闇の中」
まさに隠れた名曲。稲葉の低音のセクシーさを存分に堪能できる。
オリコン1位を取り始めて最初のアルバム。初のN.Yでのレコーディングでプロデュースを外人(ジェイソン・コーサロだっけかな?)に依頼し製作されたのでN.Yっぽい感じがにじみ出てる。特に「VAMPIRE WOMAN」「確かな〜」そしてEASY COME EASY GO!のC/W「GO NUDE GO」
やっぱこれ以外のアルバムと比べると全体的にオシャレに感じる。
ただ、MIXの音・バランスが雑過ぎるのが残念・・・。
デジロック時代のB'zの集大成的な意味合いを持つ4枚目のフルアルバム。
今のB'zの基礎がこのアルバムで完成しました。
世間的にはB'zの名盤ですが個人的にはそれほど名盤だとは…
でもいい曲は多いですよ。
世間的に大成功を収め名盤とされている4作目。
確かに80年代のポップスをうまく吸収し、自分たちのロックと融合させた見事な作品だと思う。
その代表がGimme Your LoveやHot Fashion。
この2曲はズバ抜けて初期B'zを映し出している。
そしてライヴでの定番、Easy Come, Easy Go!や人気の高い愛しい人よGood Night...等、
ハイライトになる曲は多数あるのだが、作品全体で聴くとしっくりこない。
駄作とはいえない作品だが、傑作ともいえない作品。
これまた素晴らしいアルバムです。なんとなく都会的な音像が大好きです。
「EASY COME,EASY GO」や「愛しい人よGood Night」もいいですし、個人的には、松本さんのギター回しが頭に浮かぶ「HOT FASHION」も好きです。
漫画「シティハンター」の主題歌に合いそうなシティ系おしゃれロック・アルバム
(なんじゃそりゃ(笑))。前作よりエッジの利いたロックサウンドと
ポップなシンセの響きが絶妙で、打ち込み系ロックだったB'zの最終章(もちろん
この後もシンセなどは使われるが)。どの曲も聴き応えがあり満足の1枚。
↑確かにシティーハンターに流れてるっぽい雰囲気ですね。
4thアルバムだがこのアルバムは初期のデジタルビートサウンドの集大成的作品だと思います。
一つのターニングポイント的なポジション的作品。
アルバムとしては初のオリコンチャート1位を獲得した作品でもあります。
その後ロングランを続け最終的に170万枚をセールス。
この年でブレイクをした彼らだったがこのアルバムで超ブレイクを果たしました。
そういえばこの頃の楽曲はモトリークルーの影響を受けてますね。
っていうかGimme Your LoveはもはやLIVE WIREそのまんま。著作権侵害スレスレです(笑)
1990年発表の4th。
まず、何ですか!この鋭い音のスネアは??B'zにしてはメッチャ浮いてるしw
そのせいか、かなりハードな印象がある、実際曲自体はそれほどでもないが。
この辺りから売れ出したんじゃないかな、BEST盤として名高い「PLEASURE」「TREASURE」もこれ以降からの選曲だし。
「EASY LOVE,EASY GO」「愛しい人よGOOD NIGHT...」なんかは有名。
B'z大ブレイクの1990年の暮れにリリースされた4th。
前作から1年経っていないけど、完成度は大きく上がっています。
大ヒットシングル『太陽のKomachi Angel』を収録しないという賭けもなんのその
150万枚以上のセールスでB'zをJ-POP界のトップへと押し上げました。
音楽的にはこれまでの3枚のアルバム集大成といった趣。
よりハードに、よりポップに進化している。
ただ個人的にやっぱり楽曲の質が前作と同じくイマイチに思えてしまう。
一般的にはB'z色を決定的にした名盤ということになってます。
82点
洋楽のロックを聴いていた僕を、日本のロックもいいなあと思わせてくれたアルバムが、この「RISKY」と、「IN THE LIFE」「RUN」だった。個人的にはこの3枚がB'zのアルバムで最も好きな3枚です。個人的には「RISKY」では④⑥⑧が特に好きです。
1. RISKY
2. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
3. HOT FASHION -流行過多-
4. EASY COME, EASY GO! -RISKY Style-
5. 愛しい人よGood night...
6. HOLY NIGHTにくちづけを
7. VAMPIRE WOMAN
8. 確かなものは闇の中
9. FRIDAY MIDNIGHT BLUE
10. It's Raining...
1990年、4th。デジロックを極め、初期のターニング・ポイントとなったアルバム。
稲葉さんが覚醒する。特に前半の楽曲が最高。
2、3、4がお薦め。
ミョッミピ 2007年2月21日(水)23時41分
このあたりからある種の変化点をつけたかな。
1st〜3rdまではそんなにオススメはしないけど、この4thアルバムからはオススメでしょうねぇ。
個人的に②〜⑥までがグッド。
レビュー修正
ロック・ユニットとしての本性をついに露にした一枚。
ダンサブルなノリはそのままに、ギターはハードに、そしてブラスを多用したりと、初期のアルバムでは聴いていて最も楽しい!
特に1〜4までの息つく暇も無く駆け抜けて行く疾走感は、最早芸術物!
稲葉も大胆な社会風刺を取り入れたりと、作詞の世界観が一気に広がりを見せてる。
とにもかくにも煌びやかな音に乗っけたパワー溢れる勢いを楽しめる力作!
…しかしラスト2曲は今聴いてもやっぱりインパクトでかいw
ブレイクを果たし、一気に躍進している勢いを感じる4Th。
ダークなジャケ。そして1曲目もなんだか暗い感じで始まりますが、全体的にポップな印象。曲調はけっこうバラエティに富んでいます。
ただ、ドラムの音が個人的には気になります。僕は音質とかあまり気にせずに聴くほうなんですが。EASYCOME〜がRISKYSTYLEになっていますが、全体的にもっさりしててシングルの方が好みですね。
曲は、捨て曲無しでクオリティは申し分ないですね。3rdから大きく成長しています。前半は勢い重視の名曲2連発からシングル2連発で完全に引き込んでくれます。後半は2NDBEATっぽい曲が続きますが、どれも良い曲なのでだれることなく聴き終えることが出来ますね。
個人的に、最高な名曲「確かなものは闇の中」がイチオシですね。