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STAINED CLASS / JUDAS PRIEST
ジャケットがまた素晴らしく良い。もちろん楽曲も良い。
古臭さは否めないもの疾走系のEXCITERに始まりBEYOND THE REALMS OF DEATHなどの名曲も満載。
今後のメタルゴッドが本格的に世に出て行くことになったきっかけの一枚。まだHRからHMへの変貌への模索が感じられる。
一般的にはスピードメタルの元祖な“Exciter"とパワーバラードの理想型の“Beyond The Realms Of Death"が聴き所といわれるが(たしかにどちらも超名曲)、しかし他の曲だって充分に名曲ぞろい。ドラマティックな表題曲や“Saints In Hell"は個人的には“Vectem Of Changes"につぐ仕上りだし、キャッチ-な“Invaders"とか格好良いヘヴィロックの“Savage"とか全曲が素晴らしい。あとカヴァ-の3も。音は悪いのが唯一の欠点。リマスター盤でもまだつらい。再録してくれないかな。あとリマスター盤は未発表曲に注目!完成度は低いがその中間部の展開、アコギからエレキへつなぐギターソロは圧巻。
YOSI 2001年12月17日(月)14時52分
音がボロボロ・・・・・・。
名曲も入っているが捨て曲も多少入っている
PRIESTの作品の中で私が好きなアルバムの1枚。
「ドラマチック」と言う言葉がよく似合うブリティッシュHRの名盤。
スピーディーでアグレッシブな名曲の①"Exciter"に始まり
リフが堪らなくカッコいい②"White Heat,Red Hot"
歌メロがカッコよくドラマチックな③"Better By You,Better Than Me"
前半のハイライトでもある表題曲の④"Stained Class"
出だしのロブのスクリームが印象的なへヴィ且つキャッチーな⑦"Savage"
ロック史に残る究極のロックバラード⑧"Beyond The Realms Of Death"
等名曲が多数収録された本作はお薦めの1枚です。97点。
名曲エキサイター収録の傑作アルバムって感じだけどタイトル曲のステンドクラスも負けずにこれまた傑作なんだよね実は。ほんとにかっこいいよ。その他名曲ずらり・・・
このアルバムでの最大の貢献者といえるのがレス・ビンクス。
非常に味のあるテクニックでみせます。聴かせます。
相も変わらず捨て曲は一切無しの名盤。
リマスターでも音(特にギター)がまだ少し悪い気もしますが、曲は文句無し。1曲目のEXCITERは必聴。③はライブで映えそうな曲で、⑤もカッコいい。ジャケットもなかなかいいです。
'78年発表の4thアルバムです。初めて買ったPRIESTのアルバムで、たしかメタルに手を出した初めてのアルバムでした。でもここではまだハード・ロックかな。HM黎明期の作品って感じかも。なぜ買ったかというと、中古で安く見かけて、バンド名に聞き覚えがあって(マンガの影響でした…)、ジャケがなんとなくかっこよさげだったからかな。
後のスピード・メタルに多大な影響を与えたであろう疾走曲「EXCITER」、名バラードと名高いドラマティックな「BEYOND THE REALMS OF DEATH」が入ってるだけでも買いです。後にとんでもない言い掛かりをつけられて裁判沙汰に巻き込まれたカヴァー曲「BETTER BY YOU, BETTER THAN ME」も収録。その他の曲はあんまり話題にされないことが多いんですが、全曲出来が良いです。
しかしこのアルバムと同じ雰囲気を持つ作品を他に知りません。本当に独自の雰囲気を持ったアルバムです。歌詞も曲調もPRIESTらしいと言えばらしいんですが、やっぱりどこか他のアルバムとは異質の感触があります。音づくりが独特なせいでしょうか。サウンドがこのアルバムだけちょっと違うんですよね。音がひどいとか、ギターのヒャカヒャカした音色が間抜けとか言われますが、個人的には気になりません。まあ典型的なメタル・サウンドを全く知らない時に初めて聴いて、そういうもんだとすんなり受け止めたせいもあるかもしれませんが。味があって好きなんですよね、この音。
それにしてもここで聴けるロブの声ってほんとに個性的。面白いな〜。
リマスター盤ボーナスの「FIRE BURNS BELOW」はつくりかけだったようで、完全ではないんですが、7分近い叙情的な曲で、なかなか美しいメロディが聴けます。特にギターは絶品!
「BETTER BY YOU, BETTER THAN ME」(LIVE)は、ちょっとロブの声がヨレヨレで厳しいです。
あと作品自体には関係ありませんが、このアルバムは解説が超豪華。大貫憲章、東郷かおる子、伊藤政則というビッグな3氏によるライナーノーツ。今だったらギャラいくらでしょう?(笑)
特にマサ様の解説の熱いこと熱いこと……感動的ですよ。
個人的には本作はハード・ロックからヘヴィ・メタルへの移行作品だと認識している。
これぞHM!の代表的疾走曲「EXCITER」、曲が疾走してゆく様がカッコイイ「WHITE HEAT,RED HOT」、メロディに哀愁を感じさせるカヴァー曲「BETTER BY YOU,BETTER THAN ME」、オープニングからリフが疾走して行く様がたまらなくかっこいい「STAINED CLASS」、イントロのギターが円盤の発着音を思わせる「INVADER」、ロブのシャウトがヒステリックな「SAINTS IN HELL」、PRIEST史上屈指のハイトーンを聴かせる「SAVAGE」、美しさとヘヴィ・リフの共存が素晴らしい名曲「BEYOND THE REALMS OF DEATH」、ミステリアスで恐怖感を感じさせるリフの「HEROES END」といった構成の名盤。
巷で不評のヒャカヒャカギター音だが、個人的に気になるのは1曲目のイントロくらい・・・むしろこのイントロのギターのメロディがまぬけな気が。
いまの「メタル」という感覚で聴くと、音質が古いなー、感じますが曲は絶品ですね。
若いロブの声が新鮮。
EXCITERやINVADERなんてめっちゃかっこええし、BEYOND〜は美しく素晴らしい。
メタルゴッドになってからもいいけど、ハードロックからメタルへの移行期もいいなあ。
1〜4曲目を聴くためにBritish RockファンはいますぐCD屋に走れ、というぐらいの名盤。これだけはマサ伊藤の解説を読むために日本盤を買おう。ただ日本盤の歌詞の聞き取りはあまりにもひどい。訳もそれに基づいてるのでめちゃくちゃ。詞が気になる人は公式サイトでチェックだ。
1曲目だけを聴く為に買ってもまだまだ得って感じの作品です。これを聴くと彼等の最盛期は70年代ではないか?とまで思ってしまう。しかも伊藤政則氏の若さがあふれているレビューも始めて見ました。まず買いましょう。
ばかぼちゃ 2003年10月26日(日)10時21分
皆さんそんなにギターの音が不満なのでしょうか?私としてはこの光沢感のある音色がアルバム・ジャケットのアートワークにイメージが重なり、とても神秘的に響きます。勿論、ヘヴィだとはおもいませんが・・・曲構成も実に緻密なので、逆にこれをヘヴィな音像で処理しようとすると良さが出ないのでは?と思います。
実はこのアルバムの曲構成と「ジャギュレイター」のそれに非常に共通点を感じます。
夢想家・I 2003年11月2日(日)18時12分
前作よりも引き締まった印象を受けた作品です。
リアルタイムではじめて友人に聴かせてもらった時は、エキサイターのスピード感って
当時はほかのバンドにはないものでしたし、若かったのもあってかなり興奮した記憶
が蘇ります。
たしかにEXCITERも素晴らしい。でも一番は BEYOND THE REALMS OF DEATH 。
この二曲のためにとは言わないけど、いや、やっぱり言おうかな、いや、買いましょう。友達に借りるのはだめ。返したくなくなるかもしれないよ。
音細い。マジ音質悪い。でも、今プリ-ストがやったら絶対かっこよくなる曲ばかり。
結構メロディアス。「死の国の彼方に」が最高。
個人的にPRIESTの作品では最も好きなアルバム。
サウンドは古いかもしれませんが、逆にそれが枯れた味わいにも感じられます。
よくハードロックとメタルの橋渡し的存在として語られるアルバムですが、どち
らかというとハードロックよりですね。
私のベストはメロディアスなカヴァー曲「BETTER BY YOU,BETTER THAN ME」、
狂気のハイトーンボーカルの「STAINED CLASS」、不気味な「HEROES END」あたり
ですね。
にゅーめん 2004年5月15日(土)22時58分
PRIESTの原点にして数多くのバンドに影響を与えたと思われる名盤。
「EXCITER」は後のPAINKILLERにも繋がる元祖〝スラッシュ〟的な名曲。
そしてBEYOND THE REALMS OF DEATHは文句なしのメタル史上最強級のバラードである。
古臭さはありますが、名曲も多数入っています。
確かに EXCITER は元祖スラッシュって感じがしますね。
また、BETTER BY YOU,BETTER THAN ME と BEYOND THE REALMS OF DEATH 等の哀愁漂う曲も好きです。
このアルバムの票が少ないぞ。
ジューダスで2番目に良いアルバムだと思うんだけどニャ〜。
結構、攻撃的なサウンドなんだニャ〜。
4th。
「Beyond The Realms Of Death」,「Exciter」は勿論として
リマスター盤のボーナストラック Fire Burns Below は是非聴いて欲しい。
他にもそこそこの曲がそろっているので買って損はしないはず。
①〜④までを繰り返して何回も聴いた
本作を映画で例えるなら「市民ケーン」。
SABBATHが生み出した音楽が更に一歩前進、BOCが使った「HEAVY METAL」という言葉が見事ここに融合。
カミソリのように鋭いリフ、対称的にエモーショナルなソロ・・・etc、ありとあらゆる可能性を打ち出した祈念碑的アルバム。歴史的意義は果てしなく大きい。
今では本作が生み出した方法論は散々使い古されているため、新鮮さは感じ得ないだろうが、楽曲レベルは高く、個人的には文句なしに楽しめる。
息子が自殺したのは「HEROES END」を逆回転で再生すると「DO IT」と聞こえるせいだと、下らない裁判沙汰が起きたことも有名。
「EXCITER」は、本当に「PAINKILLER」の先祖って感じの曲。
「BEYOND THE REALMS OF DEATH」のギターソロは悶絶必至。
この2曲を聴くためにも買いましょう。
そういえば、B!誌の奥野氏も「この2曲を聴かずしてメタル云々を語るとは甚だ能天気だ」って言ってたっけ。
あと、政則氏のレヴューを読むためにも買いましょう。(笑)
1974年発表の4th。
硬質で研ぎ澄まされたギターリフは後のPRIESTへと受け継がれ、あるべきPRIEST像の
「元祖」とも言うべき、攻撃性を全面に押し出したメタリックな質感を生み出している。
実に衝撃的。
その筆頭すべき「Exciter」、あの「Painkiller」の怒濤の如く鬼気迫る勢い、過激さ、そこには「Exciter」が元祖スラッシュ・メタルと言われ、元祖スピード・メタルと呼ばれる存在が浮かび、おそらくこの瞬間のPRIEST、先祖なくしては生まれ得なかったであろう名曲と言ってもいいかもしれない。
メロディ、歌唱、演奏、展開、構成‥あらゆる面での重要要素、、というか「ここにHMの狂気あり」といった、PRIESTの圧倒的な一曲。最高です。
さらに「静」と「動」の雰囲気を醸しだし、見事に一つの空間に盛り込み、同居させた、あまりに完璧な曲構成と感動的な展開美を兼ね備えた名曲「Beyond The Realms Of Death」は素晴らしすぎる。
他にも佳曲は揃っていると思うし、個人的にもかなり好きな作品。
とりあえず自分の耳で確かめるのが一番です。
まぁ必聴ですが。。
↑その「Painkiller」、原点は「Ram It Down」と言えるが。。
さらに、「Ram It Down」も「Exciter」の延長線上だな、という要素があると思う。
要するにその過程からなってるんでしょうね。誤解されそうなので一応補足しときました。連続ですいません。。。
ブリティッシュの風格ががっちりと漂ってるのにやたらとポップに聴こえる不思議なアルバム。だからなのか、プリーストの作品の中でも異質な味わいをもってる感じがするなあ。曲はどれも最高。「Beyond The Realms Of Death」,「Exciter」という神曲が2曲入ってる。香り高い上質な作品だ。ブリティッシュハードとはなんぞや?と思ったら、これじゃん。答えは全部詰まってると思う。
4thアルバム。
このアルバムではまだプリーストがメタルではなく、ブリティッシュ・ハード・ロック
をやっている、楽曲は全体的に英国の威厳に満ちており音質の悪さ、少し古いと感じる
サウンドも70年代の雰囲気を醸し出すのに一役買っている。
後期の「メタルゴッド」としてのプリーストも大好きだが、この頃のプリーストも味わい
深くて実にいい、とりあえず聞いて損はしないアルバムだと思います。
ブリティッシュハードロック特有の湿り気、陽気さ、独特な空気、その全てが
この1枚に詰まってる。
絶対に聴くのじゃ!
伝統的ハード・ロックからヘヴィ・メタルへの移行期にあった'78年発表の4th。
プロデューサーはデニス・マッケイ(一部、ジェームス・ガスリー)。
新ドラマーとしてレス・ビンクスが加入。
このアルバムの強みは、のちのスラッシュ・メタル勢にも多大な影響を与えることとなった激烈疾走チューン「EXCITER」とヘヴィなリフと泣きのギター・ソロによる美しくドラマティックな曲展開を繰り広げる「BEYOND THE REALMS OF DEATH」といったヘヴィ・メタル史に残る2大名曲が収録されていることで、これら2曲の存在が本作を名盤足らしめるものになっている。
高いキーで歌われるロブの歌唱が秀逸なアップ・テンポ・ナンバー「WHITE HEAT, RED HOT」、哀愁を感じさせるSPOOKY TOOTHの秀逸なカヴァー「BETTER BY YOU, BETTER THAN ME」、次々に繰り出されるギター・リフがかっこよいタイトル・チューン「STAINED CLASS」、シンコペーションの利いた軽快なドラミングを聴かせる「INVADER」、ブリティッシュな薫り漂うヘヴィ・チューン「SAINTS IN HELL」、ロブがPRIEST史上屈指のハイ・トーンを聴かせる「SAVAGE」、あまりにも不気味なギター・リフを持った「HEROES END」といった曲も素晴らしい。
よりモダンになったバンドのロゴ・マークや近未来的なアルバム・ジャケットも秀逸である。
リマスター盤のボーナス・トラックには重厚な美しさを持つ「FIRE BURNS BELOW」とライヴ版「BETTER BY YOU, BETTER THAN ME」が追加されている。
殺戮の聖典 2006年8月11日(金)23時27分
彼らが始めてプログレ風HRバンドから、HMバンドへと足を踏み入れたアルバム。
前作からその模索は始まっていたみたいですが、まだ前作は2ndよりだと思います。
このアルバム、EXCITERとBEYOND THE REALMS OF DEATHだけで買う価値はあります。
ただアルバム全体は悪く言えばHMの模索段階のせいもあるのか少々中途半端な内容になっている気がします。
しかし楽曲は地味な曲が多いですが決して捨て曲ではありません。
↑付け足します
個人的にSTAINED CLASSとBETTER BY YOU, BETTER THAN MEとSAVAGE
あとボーナストラックですがFIRE BURNS BELOWがお勧めですね。
①⑧以外あんまり良い曲ないなー。初心者は後回しで良いです。
彼らのHRからHMへの移行期に当たるアルバム
エキサイターと死の国の彼方には必聴!
メタルとして聴こうとすると肩すかしを食うがブリティッシュハードロックとしては一級品だと思う。
全編にわたってソリッドでフックのあるリフが曲を支配している。
虹色こんぶ 2007年7月17日(火)19時34分
JP初期の5枚で出色は2ndとこの4th。
のちのSLAYERあたりに与えた影響は相当なもんだろう。
個人的にはジューダスの中で一番好きなアルバムかもしれない。
このアルバムが出た頃19才で親父が死の床についていた時に発売され、親父の死後も暫くジェスロ タルの「逞しい馬」と共に聴き続けたアルバムなので、思い入れも一入です。タイトルナンバーは「泣き」「疾走感」「ハードネス」等全てが揃った奇跡的な名曲です!
このアルバム聴くと、病床のラジオで聴いた「死の国の彼方に」で涙したこと、スモークの中後ろ向きで、チャイコフスキーをバックに現れた、使徒(後に神となりましたね)。
来年も来てね!と叫ぶ私に微笑みかけてくれたロブ(そう思っているのは・・・私だけ<笑>)。疲弊していたブリティッシュハードロックを救った1枚であること。全てがフラッシュバックいます。メロディアスハードなるジャンルがあるらしいですが、HR/HMはメロディアスだと神が決めました。温故知新!若い方々、是非聴いてください。
このアルバムも名盤ですね。やはり捨て曲がほとんどない。
メロディがキャッチーで、とても心地よい。なおかつ飽きない。
ただ、このアルバムのエキサイターだけは、初めて聞いたときから、今に至まで好きになったことがありません。
ライブ盤やカバーはいいと思うので、きっと音質のせいなんでしょうね。
よく初期の名作にあげられるこのアルバム、たしかに2大名曲は入っているし捨て曲も無い。これで音が良ければ最高だった。伊藤政則のライナーは最高です(こればっか)。
やはり、"Exciter"・"Beyond The Realms Of Death"の2曲が圧倒的な存在感を誇ってます!
どちらの曲も必聴です!
ただ、他の曲がイマイチパッとしないように感じてしまいます。
もちろん決して悪いアルバムではないと思いますが、個人的には他のアルバムに比べて完成度は少し劣るかなと思います。
せっかくこのあたりから「メタル」といえるサウンドになってきたのに、リマスターしてもなお音の軽さが残るのが残念。ステレオ環境良ければ音質向上して良い音になるんですが。
それでも名曲「Exciter」「Beyond the Realms of Death」はあるし、個人的には「Better by You, Better than Me」「Invader」も良いと思うのでお勧めに入れます。
ジューダス節が確立されつつありますね。
これをHMと呼ぶかHRと呼ぶかは世代の問題も絡んできそうですが、個人的に本作は
間違いなくHMだと思います。「EXCITER」を聴くと「FREEWHEEL BURNING」の雛形に
なっていることは明白だし、「PAINKILLER」へと続く楽曲の展開例が、この時点で
カタチになってますね。
初期の彼らの作品は総じてプロダクションが貧弱なんですが、アナログ盤ではそんなに
気にならなかった音質が、CDだと確かにペラペラですね。時代を味わうと考えると
これはこれでアリなんじゃないでしょうか。
作品的には多少散漫な印象もありますが、後の彼らを形作ったアルバムとして
重要な作品であることは間違いないでしょう。
久しぶりに聴いたが、やはり良い。音が軽いが、時代を感じさせてくれる。70年代に、これだけのハードロックがあったとは、感動させられる。哀愁のあるメロディーがあり、いかにも英国らしい湿り気がある。確かこのアルバムは小学生の時に兄貴から、もらった記憶がある。CDで買いなおし、3枚ほど持ってはいるが、やっぱり、かっこいい。ロブの声が一番高い時期じゃないだろうか。エキサイターの最後の叫びは凄まじい。この後、ドラムが交代し、重量級になりメタルと言われるようになる。
初期>ロッカ・ローラー〜ステンド・クラス ※音は軽いが、メロディアス。
中期>殺人機械〜黄金のスペクトル ※ドラムが重くなり、メタルゴット。
後期>復讐の叫び〜ペインキラー ※革命的なメタルになる。全米入り。
現代>ジャギュレーター〜ノストラダムス ※問題作と言われた時期だが、良い。
最初に聞いた時はExciter、Beyond the Realms of Deathくらいしか印象に残らなかったが、リマスター盤に買い替えて聴き直したら他の曲も地味ではあるがなかなか良く、捨て曲無しのアルバムであると言えます。あと、ボーナストラックのFire Burns Belowは素晴らしい。
疾走曲Exciterだけでも最高なのにパワーバラードの理想型の“Beyond The Realms Of Deathまで。音が軽いがそれは時代的にしょうがない。プリーストの形がだいぶ定まった作品。
1978年発表の4th Album。
プリーストのHMの原点とも言うべき作品。
古くささは確かに否めないし、サウンドプロダクションも微妙。
何より音が軽いんです。
しかし、歴史的名曲も入ってますし、リフもかっこいい。
やはりいいもんはいいですね、ライブVer.の方がオススメなのは確かですが。
オススメは①、②、③、④、⑧です、中でも①と⑧はこれを聴かずしてHMを語るなと言われるくらいの超名曲。
84点。(8曲目で終わってたら2点は増えた。)