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IN CONCERT FEATURING WHITESNAKE / WHITESNAKE
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79年と80年のレディング・フェスティバルのBBC放送用音源、とのことです。
ちゅうことで音が良好のブート(って言わないかも。でも正規じゃないしなぁ)で2枚組。
マースデン&ムーディ、イアン&マーレイ、ジョン・ロードのメンバーの時のものです。
個人的にはブートを薦めるのは気が退けるんですが、あまりにも良かったんで…。

大好きな『LIVE...IN THE HEART〜』をCDで購入しようと思ったんですが、
どうせなら聴いたことのないブートものを、と思い立ち、知人から薦められたものです。

これがヤバイ、鳥肌だ…。当時の彼らはこんなにも荒々しくカッコ良かったのか、と。
音のふらつき、ミステイクもそのままで、ちょっと高音割れ気味ですが、
かえってその辺も生々しくて、臨場感を増長しています。
『〜HAMMERSMITH』や『LIVE...IN THE HEART〜』はある程度発売作品とするためか、
演奏自体を比較的タイトにまとめた感がありありとしてて、それはそれでまた良いんですが、
こっちはまさに“SNAKEBITE"剥き出しのような、エッジのある荒々しいカッコよさが炸裂。
いやー、特にイアンが爆発してる。この爆発ぶりは『LIVE(MADE) IN JAPAN』当時に匹敵すると思います。
WSを離れた後、現在までのイアンに物足りなさを感じる向きがあるだけに感動です。
曲は、ま、ある意味恒例の楽曲なんでしょうが、DISC1の9)『BREAKDOWN』、DISC2の1)『SWEET TALKER』、
2)『WALKING IN THE SHADOW OF BLUES』、9)『FOOL FOR YOUR LOVING』なんかはホント、強烈の極み。
時折激高しすぎて音外したりしてますが、エネルギッシュなボーカルで圧倒するデヴィッド、
コージーばりの叩きっぷり(もっとクールだと思ってた…音のせいかな?)なイアン、
バリバリのハモンドが冴えるジョン、弾き切れてない所もある程荒々しいプレイなのに
妙にかっちょよく聴こえるマースデン&ムーディー。
割と地味に見られがちなメンバーですが、それぞれが確実に個性を発揮しています。
彼らが“ライブ・バンド"なんだなぁ、っていうのを痛烈に再確認。
近年の名盤『WHITESNAKE』や『SLIP OF〜』なんかのゴージャスな曲とは無縁ですが、
逆にこれらの楽曲は、のちのライブでのプレイはイマイチだった(と僕は思った)こともあって、
シンプルなヘヴィ・ロックで爆発する当時の彼らのライブをやっぱり支持したいな、と。

あそうだ、スタジオ&ライブ正規版で音聴きこんだ方が聴かれるとよりいいかと。
オープンイヤーで大音量がオススメです。ホンマ会場におるようやわ。
うなぎ 2003年5月13日(火)13時29分

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