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PREDATOR OF THE EMPIRE / STEEL ATTACK
スウェーデン出身の彼ら。メロディーは結構よく練られています。でも北欧美旋律は殆ど無く、疾走する楽曲にも、流麗さと言うよりは、かっちりした力強さが宿ってる気がします。音の印象は、HAMMERFALLやSPREME MAJESYのような、正統派諸先輩のエキスを味わって、ちょっとスピード感と良いメロディーを加えた感じがします。バッキングは派手さはないモノの、要所を押さえた堅実なプレイを収録してあります。
疾走感のある曲は、持ち前の良いメロディーとの相乗効果もあって、かなり聴き応えがあります。スピードを抑えた曲も、きっちり聴き所を際立たせたり、前後の疾走曲を引き立てたりする効果があるように感じます。あと、朗々と張りのある声で歌うVoが印象的。
惜しむらく、やや音の厚みが足りない気がしますけど、音量を上げて聴くと解消されるのかな。音質はクリアで、なかなか良いアルバムと思います。某サイト(海外)ではWhere Mankind Failsに次ぐ良いアルバム、と有りましたが、僕は本作の方がずっと気に入りました。まだポテンシャル有りそうですね、頑張って欲しいGroupと思います。
このアルバムから、たしかボーカルが代わったらしいが(まちがってたらスイマセン)
表現力がないとかいろいろ批評されているけど、どう聞いてもぼくにはロニージェイムスディオにしか聞こえない僕の耳っておかしいのかなあ。って言うか声質似てるだけでした。でもこのサウンドにはこういった声質のボーカルが1番マッチしてますねえ。
ただしジャケットへたすぎ!
ヴォーカルがんばれ!と言いたくなる。ハイトーンがつらい!メロディーが古くさいかも。ヴォーカル以外はレヴェル高し!至って普通のメロディックパワーメタルだと思う。
2003年発表の3rd。
スウェディッシュ・メロディック・スピードメタルバンドの3rd。至って典型的なメロディック・スピードメタルで、特出したバンドの個性はあまり見られないが、正統派へのアプローチが仕掛けられているという点から見れば、DREAM EVILに近いテイストを醸し出しているといえる。どこか頼りない感があるボーカルは、欠落した表現力を補うようにハイトーンで歌っており、明らかに辛そうだが、さほど問題では無い。フックの効いたメロディラインが印象的な①は、サビでの男臭いコーラスなどB級臭さが残るものの中々の佳曲。スピードを抑えたヘヴィな②は前後を繋ぐ役割をしっかりと担っている。疾走感を全面に押し出した③は、リフも良いし歌メロも中々。ボーカルが低音をしっかりと響かせる⑤は本来あるべき歌い方なのではないかと思ってしまうほど趣を異にする。全体的にクオリティは高いのだが、極めて普通な感は否めない。個性を発揮し、他バンドから一歩先ん出るにはボーカルにかかっている。
スウェーデンのメロパワ系バンドの3rd。
普通のメロパワに少し正統派的な要素を取り入れた感じの曲が多い。
少しサビメロが弱い気がするが…そんなに悪いわけではない。
他に特に強調するところもないが、悪くないアルバム。
