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DAUDI BALDRS / BURZUM
5thと思われる。4thと音楽性は同じ。落ち込んだ時に浸れる音楽。いや、ますます落ち込む音楽。ハイな人もこれ聴きゃ一発でうつになります。ちなみにインナーの絵画っぽい絵、綺麗なんだか不気味なんだかわからんです。
悪魔が襲って来るのが通常のブラックだとしてこれは、静かに、ゆっくりと、しかし確実に生命を蝕む病魔…と戦う人を描いたテレビ番組で流れる音楽、といった感じです。
早い話、MARDUKやEMPERORやMAYHEM聴いてる方がよっぽど健康です。精神的に重いです。
'97年発表の5thアルバムです。
母親が差し入れしたキーボードを用いて獄中で制作されたと云われています。
音楽性はKeyの音色のみで単調なフレーズの反復によるアンビエントミュージックです。
とにかく音そのものが病んでいて、聴き手のこちらも情緒不安定になります。
また、人間的な感情の一切が欠落している感じでもあります。
BURZUMの全作品中でも最もマニアックな一枚、コアなファンの方にのみ、オススメいたします。
夢想家・I 2006年3月18日(土)20時24分
次のアルバム同様シンセのみのアンビエントに仕上がってます。
同じフレーズを反復し、更にそれが暗いので聴き手によっては鬱になれます。
でもなんか個人的に結構好きなフレーズが多く結構好きかもしれません。
友人に聞かせたところ、「これドラクエやFFとかに使ってそうじゃん」と言われ、
なるほどと思いました、確かに中世的な雰囲気が感じられます。
これは鬱系アンビエントというよりは中世アンビエント。
GravelandのDarkenがやってるアンビエントプロジェクトLordwindから
豪華さを抜いた感じです。
一応心象風景を描いたような曲もありますが、
3rdに入ってるTomhetとかには遠く及びません。
これを買うなら4thか6thを買ったほうがいいです。