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ILLEGAL SOUL / DOOM
DOOMの5作め。1992年作。メジャー契約を失ってインディ・レーベルからの作品。
彼等の原点回帰にもより一層拍車がかかり、よりプログレ&ロックン・ロール色が濃い。
モロタの訃報を聞いてから後にこの作品を聴いた私は、深い悲しみに襲われ、思わず涙が溢れ出しました。
http://users.adelphia.net/~sypholux/doomfaq.htm
1st以来のインディーズからのリリースとなった6th(1992年リリース)。
前作『HUMAN NOISE』で完成した感のあるDOOMの音にさらに磨きがかかった。
初期のDOOMっぽいアクの強さはもちろん、彼ら特有の曲のひねくれ度、実験性も強め。
個人的には『COMPLICATED MIND』が一番好きだが、最高傑作という点ではこの『ILLEGAL SOUL』と『HUMAN NOISE』がいい勝負かも。
激しい曲は当然かっこいいんだけど、Cmplicated Mind以降必ず入ってるメロウな
インストが実は非常に素晴らしいと思います。
曲ごとに優劣はつけれませんが、このアルバムの「水葬」で極まった感じがしました。
ライブで聴いて涙が出ました。
俺みたいな外タレ至上主義者を完璧にノックアウトしてくれた、
日本のアヴァンギャルドへヴィロックバンド、DOOMの6th。
悲運の天才ベーシスト、諸田コウの最後の参加作品。
もう、全曲必聴なんだが、頭の3曲、
I'm Real、Deliver Me From Reasons Why ?、Blood On The Riseと尋常じゃないテンションで痺れさせる。
中でも、Blood On The Riseはへヴィでアヴァンギャルドでありながら、キャッチーである名曲である。
4曲目の水葬を聴くと、その後の諸田氏の死を暗示しているようで、今でも悲しくなってきます。