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A VISION OF MISTERY / SADUS
1992年作の3rd。
サンフランシスコ出身ではあるが、ベイエリア・スタイルのスラッシュで、スピード感あふれる楽曲を聴かせてくれるが、特筆すべきは、フロントマンである STEVE DIGIORGIO(Bass) のテクニックとドライブ感であろう!!フレットレスベースの醍醐味が味わえる。
正攻法スラッシュなのにベースがフレットレスという異色バンド。
ベースの硬質な音はメチャクチャカッコいいんですが、正直フレットレス本来の伸びやかな奏法や独特の音色といった魅力はあまり感じられないです。
スピード感溢れ、音がくっきりしているところがとても爽快で、スラッシュ本来の味わいが詰め込まれた名盤と思います。
まさに聴き所はスティーヴ・ディジョルジオのウネリまくるベースにありますね。
DEATHの「INDIVIDUALTHROUGH PATTERNS」で彼のベースに衝撃を受けて、このアルバム探し出しました。
曲調とかは特に個性がある感じではないけど、スラッシューデス端境期の隠れた秀盤。とにかく「速い!」ってのが当時の感想でした。
確かスティーヴ氏は現在ICED EARTHにも籍を置いてるはず。
音質が良くなってちゃんとスティーヴのベースが聞こえるのがいい。
曲も勢いまかせに突っ走っていた前作から較べて少しスピードを落としてググッとグレードアップ。
ギターもメロディがしっかりしてきており、ベースラインと相俟ってある種知的な雰囲気も。
ただ、ヴォーカルは迫力が落ちたかな。
ドラムにぴったり寄り添った独特のヴォーカルが好きだっただけにちょっと残念。
スラッシュのヴォーカルなんて刺身のツマだ、と思う人にはいいんだろうだけど。
路線が変わらず、こういったスラッシュをやってくれるのは非常に嬉しい。
Steve DiGiorgioのベースは過去の作品よりも暴れまくっていて最高にカッコ良い。
うねるうねる!うねうねや!
ドゴスギア 2005年6月19日(日)21時43分
3rd。
これまでの直線的な音に緩急が盛り込まれる様になったが、曲がぱっとせず、
いまいち印象に残らない。やはりSADUSは2ndまでだと思う。
ベースのプレイは凄いが・・・。
スティーブ・ディジョルジオが在籍していた事で知られるベイエリア・スラッシュ・バンド、'92年発表の3rdアルバム。
溜めと疾走を繰り返しながら、クライマックスへ向けて昇り詰めていくという、実にオーソドックスな
SLAYER型スラッシュ・メタルを実践しているバンドながら(Voも音程無視のシャウト・スタイル)、
そこに名手スティーブ・ディジョルジオの個性的なBが加わる事によって、他のバンドにはない独特の魅力が発生している。
フレットレス・ベースを駆使して目まぐるしく動き回り、強烈なウネリを生み出すそのBプレイは確かに素晴しいが、
個人的には、しっかりとバンド・サウンドの要となり、楽曲をスリリングに盛り上げている点を評価。
特に、タイトなDsと一体となって疾走した時のドライブ感は、ちょっと堪えられない爽快さでクセになります。
また、彼の影にかくれがちながら、メロディアスなソロを聴かせるGコンビも、非常に良い仕事をしている事も付け加えておきたい。
作品全体としては、①〜④曲目までのテンションが余りに高過ぎるがゆえに、それ以降が尻すぼみに
聴こえてしまう難点はあるものの、とりあえず、その4曲を聴くためだけに本作を購入しても損はない(と思う)。
中でも、前半のへヴィ・パートで溜め込んだエネルギーを、後半の疾走パートで劇的に炸裂させる④はSADUS屈指の名曲だ。
高3の時、国内盤が発売されたと思うんですが(当時は確かアポロン)、買わなかったので、約16年後、再リリースとなった最近買いました。
割とストレートなスピードでガンガン押してくる作品だと思っていたんですが、聴いてみると、テクニカルな名手スティーブ・ディジョルジオがいるためかテクニカルなスローパートもあったりして意外でした。
まあ、3作目ともなると色々と音楽に幅が出てくるのかもしれません。初めて買ったのは最近なんですが、これまでにもこの盤は何回か国内盤リリースになっているみたいで、秀盤なのかもしれません。
1992年発表の3rd
名手スティーヴ・ディジョルジオのドライブ感抜群のベースプレイが炸裂し、所々で本作のアクセントとなる怪しげな
ソロを奏でるギター、スティーヴのベースラインと一体となり畳み掛けるタイトなドラム
等リズム隊の演奏が印象的且つ秀逸で、独特の個性を発揮している作品だと思う。
ただし印象的なリズム隊と比べ若干収録曲が印象に残らないと言われる事もあるが個人的には
くっきりとしたクリアなサウンド、タイトで勢いよく畳み掛ける演奏を前面に押し出した曲が中心となって
収録されている為アルバムを通しての爽快感が抜群で曲単位ではなく1枚全曲通しで聴いて真価を発揮する作品だと感じた。