CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
CHINA / CHINA
スイス産HRと言うと、一昔前ではKROKUSやCELTIC FROST、最近では何と言ってもGOTTHARDが有名ですが、このCHINAも忘れちゃいけません。
'88年に発表されたこのデビューアルバム。邦題は「ワン・ショット・トゥ・ザ・ハート」。
当時のHR旋風の追い風に乗るかのような、ポップでキャッチーでノリの良い曲が中心ですが、
北欧アーティスト特有のウェットな質感と言うか、どこか明るくなりきれない音色が私的にはツボだったりします(本人達はもっとアメリカンなサウンドにしたかったらしい)。
そうそう、このアルバムでBを弾いているのは現GOTTHARDのマーク・リンです。
(本作限りで彼は脱退してます)
当時 地元スイスじゃ大人気だったこのバンド。
ハードさには欠けるがポップでキャッチーな曲が満載である。
GOTTHARDのマーク・リンはよりハードな音を求めてGOTTHARDに参加したのに
結局GOTTHARDもポップになってる^^
ヒーロー戦隊ものっぽいジャケ写真がダサすぎて最高。必見。
中身は良質なハードポップ。
チャイナと言うバンド名も音楽性には反映されないポップでキャッチャーなメロディアスHM/HRサウンドを披露し爽快感も合せスイスのボンジョヴィの名に相応しいクオリティを誇っている1stアルバム。欧州ならではの哀愁のメロディも優しく耳を撫で心が洗われますね。懐かしいバブリーな雰囲気も漂うが時代性を加味した優等生的スタイルも健全で爽やかな音楽性には合っている。良質なメロディアスHM/HRをお探しの方なら聴いて損はないかと思います
失恋船長 2008年11月14日(金)18時11分
当時自分にとっては国籍不明でしたなぁ。辛うじてHOT LOVIN' TONIGHTをコンピもので聴きバンドの詳細を知ったのはいいが、それから幾星霜…。ようやくゲットし、ジャパメタみたいなジャケを横目で見ながら聴いてみたら、マジ跳び上がりました。ほとんどアメリカンメタルオンリーで聴いてきた自分の耳にも非常に聴き易い、極めて良質のハードポップではありませんか。流石にDANGER DANGERほど乾いてはおらず、かと言って北欧メタルよりはFAIR WARNING辺りに近い音ですかね。演奏も一定レベル高いです。80Sフリークにとって、これは実に美味しいバンドでありアルバムであります。ちなみに日本盤はメンバーショットのジャケで、超プレミア物だとか…。