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TREAT / TREAT
物議を醸した彼等の5th('92年発表)
結果から言えば、このマット・レヴィン(後にイングウェイバンドへ)を新Voに迎え入れ、グルーブ感・ワイルド感を前面に出した本作は、前作「ORGANIZED CRIME」ほどの話題を集めることなく、やがてバンドは失速し解散へと向かった訳だ。当時はマットがTREATに余り似つかわしくない音楽性を持ち込んだため、バンドは失速したと私は思っていたが、事実は違ったようだ。
この5th製作前にレコーディングされた未発表音源(ブートレッグ)が出回っているのだが、この内容が実に興味深い。
Voはもちろんマットなのだが、バックのサウンドは正に「DREAMHUNTER」「ORGANIZED〜」で聴けるTREATサウンドなのである(5thで言えば④⑥⑩に近い感じかな?)。情報によるとこの未発表音源のほうが本来5thアルバムとしてレコーディングされたもので、レコード会社から「ソフト(ポップ?)過ぎる」と作り直しを要求され、ああいった5thのサウンドになったようだ。(とは言え、未発表音源のような方向性で発表したとして、ファンにどう評価されたかは今となっては謎だが・・・)
正直言って今でも余り好きなアルバムではないけど、マットの伸びやかな歌唱は素晴らしいし、名バラード⑩の美しさは今でも色褪せていない。
実はこのアルバムも大好きw
とにかくvoの存在感!
曲もヨーロッパらしさは(-_-)//ソッチニ 置いといてカッコいいと思うし、クダラないアメリカの凡百のバンドよりよほどエネルギッシュな作品に仕上がっていたと思う
当時は前作までの作品+αとして新たな「引き出し」を見せたTREATに尊敬の念すら覚えました。でも解散しちゃダメじゃん・・・・・。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
正直、DREAM HUNTERくらいからTREATのボーカルの弱さが気になって、ボーカル変わらないかなあってずっと思っていたので、かなりこのアルバムは期待して買った。最初聞いたときは、「こんなのTREATじゃない」って思ったけど、TREATじゃないって思って聞けばかなりいいアルバム。というか、彼らのアルバムの中で一番完成度が高いとすら思えてきた。確かにROCK'N'ROLLっぽくなったけど、メロディは相変わらず良い。特に⑥のDOG DAY COMIN' DOWNなんか最高。それまで一番好きだった2ndより良く聞いてます。
ま、私も今聴くとそんなに悪い感じはしないんですけどね・・・。
前作とのギャップがデカ過ぎるんで、それまでのファンは拒絶反応を示した方が大半だったと思います。新しいファンの開拓も上手くいかなかったし。
ACCEPTがかつてVocalを替えて幅広い層にアピールしようとして、多くのファンから拒絶されたでしょ?難しいですよね、ホント。
私、たまにロシアン・ルーレット再生ってのをするんです。
何かってーと、目をつむってCDラックから無造作に選んで、
タイトルを見ないで再生する、というというお遊びなんですが、
たまたまこのアルバムを聞いたんです。
当時は何か違和感を覚えて大して聴きこんでなくて、すっかり内容を忘れてまして。
聴いたときは「おや、BRITNY FOXだっけ?」なんて思いました。
できはいいんですが、TREATと思うとやっぱり違和感ですね。
でも、できはホントにいいですね。
この調子でもう1,2枚いけてたら良かったのに・・・。
先日部屋の整理をしていたら、出てきたのがこのアルバムでした。ものすごーい懐かしさとともに当時の裏切られた想いがこみ上げてきましたが、聞いてみたら、
「あれっ、いいじゃん」と。
当時は確かに「ORGANIZED CRIME」をイメージしたままなだれ込んだため、違和感を覚え、うなだれるだけでしたが、アンダースはやっぱり北欧シーンでは指折りだなってな具合で。
再結成が真剣であることを切に希望しますっ、です!!
とりとりと 2006年11月28日(火)21時48分
マット・レヴィンはいい人選だった!クセのある歌い方が実にかっこいい!
SWEDISH EROTICAも良かったし個人的には好きなヴォーカルだ!
だいぶ印象が変わったけどTREATらしい曲も幾つかあるしバラード系は出色の出来!
いいアルバムだと思う。聴いて損なし!