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BREAK THROUGH / B'Z
と、『OFF THE LOCK』。デジロック時代のB'zでは好きな2枚です。
捨て曲どころか、名曲揃いです。この時代のB'zが好きな人も多いのでは?
擦り切れるほど聴いた。こんなにビッグになるとは思わんかった。僕のビーズ史はここから始まった。
TUGU 2003年11月22日(土)12時12分
デジロック3部作のラストを飾る3rdアルバム「BREAK THROUGH」。
「OFF THE LOCK」ほど魅力は感じませんが、こっちもイイことに変わりなし。
有名曲は特にありませんが、どれもこれも佳曲。ハードな「BREAK THROUGH」、切ないバラード「GUITARは泣いている」「今なら・・・今では・・・今も・・・」、何かイイ(何だそりゃ)「となりでねむらせて」、そして「ROSY」と対をなす初期の名曲「STARDUST TRAIN」。とても魅力的。
稲葉のヴォーカルも説得力を感じさせるだけのものに成長しています。
このころのライブを観てみたかった・・・。
いわゆる初期三部作の三作目です。
もうライヴでやっていない曲ばっかりになってますが、名曲だらけなことは変わりなし。
「GUITARは泣いている」なんて、ホントに隠れた名曲!ホント泣けますから!聴いてみてください!
「SAVE ME!?」はジミヘンへのオマージュ??的な曲。こういうお遊びもB'zは許せます。
実は名作?なんて初めて聴いた時に感じた。
このアルバムはB'zが売れ出してから聴いたのだが、やはり「OFF THE LOCK」からB'z伝説は始まってたんですね〜。
案外、今のB'zよりもこの時のほうが好き!という方いるんじゃないですか?
荒野で一人 2004年3月17日(水)21時23分
前作で完成させたものをさらに発展させた感じですかね。
ヒップホップ風の曲なども登場してます。
そういう意味では実験的なアルバムだと思います。
なので完成度は個人的にはイマイチ。
でも「STARDUST TRAIN」は名曲です!
色々手を出しすぎて、なんだか散漫なアルバム。
「バラエティが豊か」というのはB'zの売りの1つだが、
この作品では「OFF THE LOCK」で垣間見えた、「根底となるB'zサウンド」までもいじくりまくったためだと思われる。
それでも、「STARDUST TRAIN」等ちょくちょくいい曲があるのが救い。
今後のB'zに通じる点としては、表題曲「BREAK THROUGH」で自分たちの意志を表明していること。
これは「RUN」「Brotherhood」が有名だが、「SURVIVE」「STAY GREEN」「BIG MACHINE」にも通じている。
「これくらいじゃまだまだ立ち止まれない」と歌ったという意味では、
色んな表現手法に着手した理由も何となく見える気がする。
そう考えると、このアルバムもB'zに避けては通れなかったアルバムだったのかもしれない。
★★☆☆☆
注目曲→「STARDUST TRAIN」
今のライブでもやってほしい。切ないメロディと疾走感が感情を高揚させる。
「春」「夢見が丘」といった稲葉が得意とする「不倫ソング」のさきがけにして、歌詞も良い。
私にとって前作Off The Lockが初期B'zの決定的な傑作だった為、今作は今イチです。
路線は変わってないものの、曲時代が前作に及ばないものが多かった気が。
ハード・ポップなLady-Go-RoundやLove & Chain、
バラードのGuitarは泣いている、今では...今なら...今も、と佳曲はありますが、
物足りなさを感じる作品に仕上がってるのは否めません。
しかし、気に入る人には気に入る作品でしょう。
ストーリーのある詞世界が恥ずかしくも楽しい3rd。
ラップありジミヘンありTMN系ありギターロックありと多彩。
どの曲も合格点以上で順調にステップアップした印象。
「STARDUST TRAIN」も名曲だが、「HEY BROTHER」も後半の展開の仕方など
大好きな曲。日本のデジ・ロックの金字塔!?
ミニアルバム『BAD COMMUNICATION』がチャートを急上昇中にリリースされた3rd。
路線はやっぱり前作と同じ。ミニアルバムの影響はあまりない(と思う)。
しかし稲葉さんの歌詞はさらに進化しています。表現が凄い。
『SAVE ME!?』って後のイナバワールドそのもの。
ただ楽曲の質が前作と比べるとイマイチなので、完成度は若干低くなっていると思います。
この年、1990年はB'zにとっては大きな転機であり飛躍の年。
怒涛のリリースラッシュのはじまりです。
80点
前作で飛躍的な進化を遂げた彼らの3rd。
このアルバムの発売日の4ヶ月前に発売したミニアルバム「BAD COMMUNICATION」のロングセラーの甲斐あってか
オリコン初登場3位を獲得しタイトルの文字通りブレイクしまいた。
内容はバラエティーに富んでおりラップとかやっちゃってます(笑)
でも個人的には前作の同じ年に発売したRISKYの大ブレイクによりかなり影が薄い作品になってる気がします。
楽曲もバラエティーに富んでいるんですがなんか地味なんですよね。
Lady-Go-RoundはB'zの2人曰く「これはファンにも人気が出るだろう」と言ってたみたいなんですが実際余り人気が出ませんでした・・・(悲)
しかしSTARDUST TRAINを始め初期の名曲も何曲かあります。しかしSAVE MEは・・・ジミヘン(笑)
このアルバムのオリコンチャート3位獲得をきっかけにこの年でB'zは一気に日本のトップアーティストに登り詰めました。
1. LADY‐GO‐ROUND
2. B.U.M
3. BREAK THROUGH
4. BOYS IN TOWN
5. GUITARは泣いている
6. LOVE & CHAIN
7. となりでねむらせて
8. HEY BROTHER
9. 今では…今なら…今も…
10. SAVE ME!?
11. STARDUST TRAIN
1990年、3rd。さまざまな音楽にチャレンジしている。
ライブ定番曲はないが、悪くない。
5、10、11がお薦め。
ミョッミピ 2007年2月21日(水)23時37分
レビュー修正
前作まで強かったポップス色から、一気にロック色を強めてきた一枚。
ここからガラっと雰囲気が変わるアルバム「RISKY」に向かう過渡期的な雰囲気がとても強い。
とにかくラップがあったりギターの音色もメタル色が強い曲があったりと、新しい方向に行きたがっているのが一枚のアルバムからこれでもかと主張しているのが見える。
きっと「俺達はロックがやりてーんだー!」という叫びでしょうかね。
相変わらずデジタルでポップな3rd。
サイバーな衣装が面白い。たぶん、遊戯王が胸に着けてる三角のやつは、このときの稲葉さんの衣装を真似たのではないかと思います。
稲葉さんの歌い方に変化が見られます。ずいぶんと声が滑らかになりましたね。
B'zとしては異色のヒップホップな曲がありますが(どちらもDANREED〜そのまんま)
全体的にはポップで曲のクオリティは非常に高い。捨て曲はもちろんありません。このころの方が、今に比べると純粋に良い曲を作ろうとしてる感じがしますね。
ヒップホップの曲は苦手ですが、新しいものをどんどん取り入れるTAKのラディカルな曲作りには好感が持てます。この頃にミクスチャーロックやってたのってなかなかいなかったでしょ。