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NIGHT OF THE STORMRIDER / ICED EARTH
はっきり言って超名盤です。
俺はHM/HRにおいて、ここまで完璧なアルバムは知りません。
とにかくとてつもなく壮大で荘厳、スピーディーでダーク、パワフルでメロディアス、
つまりは最高ってことです。(^^)
思えばもう10年前なんですねえ、リリースされたのは。
ほんと、オルフといえばPRETTY MAIDSじゃなくてICED EARTHです(笑)
そういえば、何年か前にどうしても見たくてドイツまで行きました。
もちろん最高に盛り上がってましたよ。
あ、あと、このアルバムの次には「Something Wicked This Way Comes」を
ぜひきいてくださいねー。
このころはクサメタルというコトバは聞かなかったが、
ボクにとってクサメタル名盤なのであるッス。
出だしの“Carmina Burana"を彷彿させる荘厳なイントロで悶絶。
ただ、個人的には冒頭のインパクトが強すぎてアルバム全体の印象は案外淡白なんですよね。
これは当時のVoがメリハリの無い歌唱をしていたのが原因かな。
ジョン・シェイファーの作る個性的なリフは既にこの頃から聴ける。完全な個性を確立する前段階の発展途上な1枚の印象が強いです。
史実映画のサントラかいな、と思わせるイントロで幕を開ける。
パワーメタルよりのスラッシュを聴かせてくれる。
前半のくどいくらいの演出がすごい。
シンフォニックとかクラシカルなのはちょっと苦手だが、これはアルバム全編通せばその要素が過剰じゃないしちゃんとスラッシュしてるから好き。
しかしそれよりもリフの刻みがとにかく気持ちいいんだよね、これ。
かなりの名盤だと思います。
クラシカルテイストを取り入れたスラッシュメタル、いいですね〜。最後までスラッと気持ち良く聴けます。
①③⑦⑨なんかはかなりの名曲だと思いますね。あと捨て曲はありません。
★★★
スラッシュメタルというよりメイデンやジューダスに近い正統派メタルって感じですね。転拍子するとこはメイデンに近いかも。ボーカルだけスラッシュ系ですがね。しかしかっこいいアルバムだとは思います。
ちなみにジャケットがかっこよすぎる。まさにロードオブザリングみたい。
「ドラマチック・スラッシュ・メタル」と聞くと、真っ先に頭に思い浮かぶのが、このICED EARTH'92年発表の2ndアルバム。
既に確固たる個性を築いていたとは言え、まだオーソドックスなパワー/スラッシュ・メタル風味が強く、
収録曲のクオリティにもバラつきが見られたデビュー作に比べ、今回はメンバー・チェンジでVoの
歌唱力がUP(特にメロウな歌い上げが魅力)。よりツインGの煽情度も高まり、各楽曲の平均クオリティと
ドラマ性が飛躍的に向上・・・と、捨て曲皆無の高い完成度を誇る作品に仕上がっている。
そして何より、コンセプト・アルバムという舞台装置を用意し、アコギ、生ピアノ、オーケストレーションの
大胆且つ効果的な導入、アコースティックな小曲で曲間を繋ぎ、ドラマを流麗に物語っていく
その演出手腕には、いよいよ「ICED EARTH本領発揮!」といった感が強く漂う。
その最高峰が、世のメタラー諸氏の度肝を抜いた事で知られる、劇的極まりない名曲①。カール・オルフの“FORTUNA"ばりに
ドカンと炸裂するイントロには、個人的にも失禁しそうになるぐらい痺れさせて頂きました。
②を筆頭に、エッジーなリフの刻みを聴けば、この頃の彼らが未だスラッシュ・メタルのフィールドに留まっている事が
分かるが(そしてまたそこが良い)、本作の成功で自信を深めたジョン・シェイファー(G)は、
これ以降、ドラマティシズムの追求に血道を上げていくことになる。
彼らの代表作と言えばやはりこれでしょうか。
地獄から来たストームライダー達が世界を滅亡させるというダーク・ファンタジーを描いた、メタルならではのコンセプト・アルバム。
最初から最後まで劇的です。ジャケもインパクトありますね。
次作以降の作品に比べると、まだ荒削りではありますが、それもまたスラッシュ的な攻撃性を際立たせてもいて、マイナスにはなっていません。