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MIND / ROUAGE
シングル「インソムニア」「白い闇」の商業的な成功を受けて、彼らの代表作となった作品と言っていいかな。
前述の二曲の疾走曲のクオリティは勿論、オルタナチックな「飼い猫」、ポップな「アネモネ」、怪しげな「皮膚の下で会いましょう」、かなり激しい「食物連鎖」、そして感動的な「月の素顔(これはシングル盤のクオリティには及ばないけど)」と、素晴らしいアルバムではある。メランコリックなメロディに惹かれるのである。先行シングルの二曲は、彼らを代表する名曲である。
個人的には、かゆいところに手が届くショーノのメタリックなドラム(ツーバス連打とかはあまりやってないので誤解無きよう)が大好きでした。
インディーズ時代の彼らを知ってる人なら分かると思うけど、BIBLEはメジャーデビュー作ってこともあってか、優等生(?)なアルバム(でも良いアルバム)だったけど、この二作めのMINDで、らしさが戻ったね。飼い猫はこれぞルアージュと言える曲です。
ルアージュのアルバムでは、このアルバムが一番、始めから終わりまでの流れが良く、最高傑作だと思います。