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HIDDEN PLACE / DGM
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前作「DREAMLAND」が私のつぼに見事はまり、今作も購入。
「お上品なシンフォニーHR」これがこのバンドに対する私の印象。
今作もその印象に嘘偽りはないけど、前作は一発で気に入ったが、これはどうも違うな。
何なのだろう?1曲1曲が時間以上に長く感じる。でも決して間延びしてるわけでもなし、退屈には感じない。だけど、インパクトに欠ける。うーん、これは聴きこまねば良さは味わえない、玄人好みのアルバムでしょう。
私の場合、好きなアルバムでさえ続けて再生することって殆どないんだけど、これは思わずボタンを押してしまった。本当、私にとっては珍しいことなんですよ。

だけど、DGMをはじめて聴く人にはやっぱ前作をおすすめするかな〜?

かわち 2003年6月20日(金)23時10分

前作の、クラシカル風味も有りの、プログレッシブメタルなサウンドを引き継ぎながらも、本作はよりプログレッシブ風味を前面に出しています。展開は一筋縄ではいかなくて、転調、変調子がびしびし出てきます。前作にはあった、パワーメタルに通じるシンプルなリフで、1曲全部塗られている曲が、本作には見あたりません。ただ、曲展開に○○みたい、という印象は、前作より薄れたようです。ディエゴのGuiterはジョン・ペトルーシとインギーを足して2で割った感じ。ただ、彼の手癖フレーズはそれなりに彼らしさになりつつあります。

即効性という意味では前作の方が上とは思います。でも曲の魅力は本作の方が光って見える気がします。一聴してすぐしみこむ魅力と、何度か聴いていると解る魅力が、見事に同居しています。メロディーはめまぐるしく展開するモノの、やはり端々で親しみやすいと思います。展開は思わず「はっ!」と身をを乗り出す不思議さも備えています。2曲目、3曲目、6曲目、8曲目は特にお奨め。なかなか、力の入ったアルバムと思います。
KUZU 2003年10月27日(月)23時39分

前作もそうだったが、どうも一曲目だけ全体の雰囲気から浮いてる気がする。
2曲目から聞けばいつものDGM節って感じで違和感無く入り込める。
メロディーはやはりロマンチックで大満足です。
DC 2003年11月1日(土)19時1分

DGMの4th。
一番感じたのは、前作よりもプログレッシブ感が増したのと、Voティッタ・タニの表現力アップ。
前作同様、大人風味も味わえ、大歓迎って感じでした。プログレ感が増したことにより、
メロディーの難解さというものもありますが、聞き込めばそれも心地良いです。
1.A Day Without the Sun 11.Waitin' For the Sunriseは一発で気に入ったし4.Invisible Rain
あたりで進化したVoの実力が知れると思います。
あとディエゴのGuも前作同様、魅力たっぷりです。
カイ・V 2003年12月8日(月)10時7分

2003年に発表されたDGMの4作目です。前作には所々にB級くささがありましたが、この「HIDDEN PLACE」は、グローバルスタンダードなテクニカルメタルが展開されております。ただ楽曲におけるドラマの作り方は、やはりイタリア人だな、とニヤリとしてしまいますが、サウンドそのものは国籍分けが不要な作りです。
オープニングナンバーの「A Day Without The Sun」は、まさに挨拶代わりのキラーチューンです。コンパクトかつスピーディーで、ここぞという時に入る展開の仕方が、ツボを突いてきます。
「Save Me」の印象的なメロディ、「Invisible Rain」の壮大な曲作りなど、これでもかと完成度の高い曲が並んでいます。
フィニッシングブローとなったのがラストの「Winter Breeze」です。
あまりの壮大さに8分19秒が瞬く間に過ぎてしまいます。気がつくと5回聞き返していました。泣き・叙情的・ドラマの三拍子揃ったこの曲は、前作の「Feeling Forever」と並ぶ名曲となりそうです。
日本盤ボーナス・トラックのライブ・テイク、これも彼らの凄い技をまざまざと見せてくれます。
Metropolis 2004年8月5日(木)16時54分

かねてより貧弱なサポート体制に不満を感じていたELEVATE RECORDSからSCARRET RECODSへと移籍、'03年に発表した4thアルバム。
オリジナル・メンバーの一人だったマウリッツォ・パリオッティ(Key)が脱退し、とうとう結成当初から
残るメンバーはディアゴ・レアリ(G)唯一人となってしまったわけだが、作品のクオリティには全く影響なし。
相変わらずドラマティックでテクニカルな、DGM流HMが全編に渡って貫かれている。
但し、大作主義はそのままに、今回は疾走感やメタリックなアグレッションがやや減退。ジャジーなパートを
随所に入れ込む等、音楽性がやや拡散の傾向を見せているのがその特徴で、スリルやダイナミズムといった要素まで
薄れてしまったため、正直、中盤辺りの展開には若干の「ダレ」を感じなくもないのだが、とは言え、緊迫感を
伴って疾走するOPナンバー①、ティッタ・タニの熱唱が映える②、ハイレベルな哀メロ・センスが堪能できる
③といった本編序盤、そしてクールなジャズ・パートをフィーチュアした⑧、ドラマティックに本編を締め括る
⑨といった終盤の盛り上がりっぷりは流石。トータルで評価すれば、やはりDGMというバンドの
ポテンシャルの高さがしっかりと発揮された、聴き応え十分の1枚と言える。
火薬バカ一代 2009年4月19日(日)21時31分

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