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HOLIDAYS IN EDEN / MARILLION
邦題『楽園の憧憬』。
サウンドは殆ど前作からの延長線上だが、幾分肩の力が抜け、ホガースのしなやかなVoが堪能できる1枚。
ホガースのHOW WE LIVE時代の楽曲Dry LandやCover My Eyesを再録し、収録している等
ホガースのバンドへの貢献度が徐々に大きくなっていく。No One Canなどキャッチーな楽曲がある一方で、
タイトルトラックやThis Townからラストの100Nightsまでの組曲に代表されるプログレッシヴと形容できる
ような展開の楽曲が並ぶが、次作『Brave』のような組み立ての妙は感じず、無理矢理、尺を伸ばしたという
感は否めない。しかし、尺は長くともMARILLION節とも言うべきメロウなメロディの連続には心惹かれるものが
ある。
単にポップなのでなく、しっかり深みを帯びる音像はさすがの一言。
こてこてのプログレ路線からの脱却は、唯一無二の個性に昇華しました。
マニアが何を言おうが、聴きやすくて気持ちいいんだからいいんです。
"COVER MY EYES"、爽快ですねぇ。
けんしょー 2004年12月11日(土)15時40分
内容も素晴らしいが、何と言ってもジャケットアートが素晴らしすぎる。
ジャケットアートのランキングがあったら、間違いなく全アルバム中ナンバー1に推奨したい。