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THE ⅦTH COMING / CATHEDRAL
結構キャッチー。
ENDTYMEでドゥーム度が増して喜んだ人にはちょっと物足りないかもしれないが、引出しの多いバンドだけにこういうのもありかな、と思う。
地味、でも好き。
前作が前作なだけにかなりあっさりとした印象に感じてしまうのだが、出来は良いと思います。
なによりアルバム全編を覆う淡く、でも毒々しい雰囲気が素晴らしい。
評価は高くないが自分は好きですよー。
cathedralの作品は、それぞれ個性があってすべて好きですが、この7thも非常に個性的。彼らは、1stがその後のバンドカラーの呪縛になってしまっている感があり、ある意味損をしているかな〜、と思います。
この7thも先入観なしに聞きこむと、ジトジト雨の空模様のうえに雷まで鳴っちまって、挙句の果てに停電しちゃて、ロウソクを頼りに聴いているような、そんな雰囲気を持っている。
しかし彼らの音楽の根底にあるのは、60's〜70'sの黎明期ハードロックであり、曲のそこここに見える根源的なリフを聴いていると、改めてテクニックとは無縁の懐の広さを
感じてしまう。