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KINGSTON WALL Ⅱ / KINGSTON WALL
彼等のサウンドは、ジャズ、ブルーズ、トラディショナルな民族音楽といった要素を色濃く含み、ディスコミュージックまでインストゥルメンタルパートに加わるなど、ロックを昇華させたオリジナリティ豊かで不可思議なサウンド。
ギターフレーズが、リッチー・ブラックモア、ウリ・ジョン・ロート、フランク・マリノ、更にはジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせる。
中心メンバーだったギター兼ヴォーカルが自殺した為、バンドは消滅。
現在はこのバンドのCDは全部廃盤になっていて入手困難かも。中古ショップでもかなり高額な値段で売られていたのを見かけた。
皆さんに聴いてほしいので、CD再発を望みたい。
zeroレーベルから当時出ていて意外とよかった一枚。
不思議なサウンドで心地よさも感じられる。
とってもサイケデリック!!
独特の浮遊感タップリのサウンドで一度はまるとクセになることウケアイです。
1曲目We Cannot MoveからCould It Bo So?までの流れは本当に素晴らしいです。
今はもうバンドが存在しないことは本当に残念です。
CDは国内盤は廃盤ですが、輸入盤であるみたいなので今のうちにGETしましょう。
好みの問題として、ゼロ・コーポレーションのCD達とはそれほど親しくない音楽ライフを送ってますが、これは結構びっくりしましたよ!
各メンバーが、マイルス・デイヴィス、フロイド、ザッパ、ヘンドリックスといった様々なジャンルのアーティストから影響を受けていることもあり、楽曲は実に多彩。
嫌味を感じさせない、あくまで楽曲を活かす高テクニックでどんどん盛り上げてくれます。
個性的なアラビアのメロディーを用いたの1曲目の「WE CANNOT MOVE」が強烈。一度聴いたら忘れられないほどのインパクトです。
はぁ、こんな凄いバンドがいたんですねぇ・・・。全く知らんかった。
これで3人編制だと言うんだから恐ろしい。
ジャケットから何となくイメージした音がそのままでてきた感じ。
ハーモニックマイナーを多様したエスニック調のものから
しっとりと落ち着いた聴かせる曲まで音楽的にはかなり懐が広いです。
どの曲にも一種癖の強めな「Kingston Wall色」があるのでそこが好き嫌いの分かれ目かな?
トータルの出来ではこの「Ⅱ」がいいんじゃないかなぁ.....。
裏ジャケはアルバム3枚とも同じです。