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THE BIRTHDAY EVE / LOUDNESS
日本のへヴィ・メタルは高崎 晃のアーミングを駆使したSEで始まるナンバー『LOUDNESS』で本格的に幕を上げた。当時の日本にはへヴィ・メタルシーンが無いに等しい状態だった為、LOUDNESSに対する期待は大きかった。満を持して発表された『THE BIRTHDAY EVE』はギター・ソロも含めて全曲一発録り(バッキング等は後からかぶせて録音したらしい。)で、ライヴ感・グルーブ感が見事に表現され、その演奏力の高さに対する自信が伺える。LOUDNESSの登場により孤軍奮闘状態だったBOW WOWや子供ばんど等も注目され始め、さらにはニ井原 実(Vo)が在籍していたEARTHSHAKER、山下 昌良(b)が脱退した為に解散したZEPHYRのメンバーが加入したX‐RAY、MARINOといった関西のバンドが続々とメジャーデビューを果しムーヴメントを形成、シーンは一気に活性化した。全てはこのアルバムから始まっており、日本のHM/HRを語る上ではかかす事の出来ないアルバムです。
スイカマン 2003年7月16日(水)19時36分
やはりこれに尽きるでしょう。
一曲目でKOされましたw
それ以来、LOUDNESSの虜です。
先輩の持っていたアルバム(レコード!)に薄気味悪いジャケットのこのアルバムがありました。なんだこれ?と針を落としてみるといきなりのアーミング。1曲目の"ラウドネス"だ。
当時みんなこれにやられたんでしょうね。個人的には"I'm On Fire"とか"Rock Shock"
が好きです。
TUGU 2003年10月25日(土)12時53分
『LOUDNESS』のアーミングは俺の中では『日本HR/HMの産声』だったと思います。この曲で誕生し『Rock Shock』で小学校入学って感じ?
我が日本に『HM/HR』ブームを巻き起こした記念すべきアルバム。
発表当時まだ若干20歳前後だった彼らがのちに『日本人HM/HRバンド』(以下『日H』)初のホールツアーや、『日H』初の米の大手レコード会社との契約や、『日H』初の「マディソン・スクエア・ガーデン」のステージに立ったり、『日H』初の武道館2DAYS等などの金字塔を打ち立てる事を予測出来たろうか?
発売日(81.11.25)には買いませんでした。同じ日に発売されたRCサクセションのアルバムを買いました。残念。当時はノー・マークでした。2ヶ月遅れで購入しましたが、「何だよ〜これ。リッチー(ズラックモア)やマイケル(ヘンカー)(笑)聴いてた方がいいな〜」てな印象でした。2ND発売の頃には予約いれる程のファンになってましたけど。
デビュー作という事でニ井原のボーカルにまだ泥臭さ初々しさが残る作品です。
音質は劣悪ですが曲のクオリティは高いです。
ラウドネスを極めたい人は聞いてみましょう。
さすがに古さを感じるが、この頃から既にタッカンがこんなに上手いのにはびびった・・・。
発売、1981年なんですか?!!
マジで?!
しかし、長いことシーンのTOPに君臨しているなぁ。
ドゴスギア 2006年10月19日(木)21時45分
日本のHRの産声をあげた記念すべき作品と言っても過言ではないラウドネスのデビューアルバム アイドル時代の鬱憤を晴らすかの如く凄まじいプレイをデイビーとスージーが聴かせてくれる 二井原の声は作りモノと言われてたなぁ 音も悪いしプレイも粗いけどHR到来と言わせるだけの凄みが伝わる名盤である
日本HM史の幕開け。荒削りだが良い曲ばかり。
音は悪いがその分生々しさが出ている。
ほとんど一発録り、みたいなことを、
当時のインタビューでメンバーは言っていた。
彼らのアルバム中、最もやりたいことを素直にやりました感がある。
この棚卸し作業の後、彼らは心置きなく、ヘビヘビメタメタ路線を
突き進んでいくことになるわけだが、
このころはまだラッシュみたいな要素も多分にあって、
個人的にはそこが嬉しい。
成分表を数式化すると、
(1.2UFO+0.4ラッシュ+0.7パープル)×1.5パンク
といった感じでしょうか。
LOUDNESSの衝撃的なデビューアルバム。
リアルタイム世代ではない私達が聴くと、正直作りが粗く、古臭さは否めない印象ですが、ほとんどが一発録りで制作されているようで、独特の迫力や生々しさを感じます。
本作が制作された当時は、メンバーもまだ20歳を過ぎたばかりの若さでしたが、既にRUSHやDEEP PURPLE、UFO、VAN HALENなどの影響を彼らなりに消化し、モノにしていることには貫禄すら感じさせます。
後年、海外進出を果たす彼らですが、本作はその「原石」とでもいうべき魅力にあふれた一作ではないかと思います。