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RAGING ROMANCE / SECRECY
当時雑誌での評価が結構高かった、というだけの理由で、どんな音楽性かもよく知らずに購入した1枚。
しかしこれが素晴らしい!メタルアルバムで、今だに飽きずに聴いてます。
ただ惜しむらくはドラム音がデカ過ぎてやや耳障りなことですが、まあそのくらいは目をつぶって一度聴いてみてはいかがでしょうか?(多分現在は廃盤でしょうから、手にいれるのは困難かも知れませんが..)
確か昔のB!誌のQUEENSRYCHE特集で取り上げられてましたね。
やたらテクニカルというかひねくれたメロディ展開をしていく、一筋縄にいかないバンドです。
QUEENSRYCHE特集で取り上げられてはいたけど、特に共通性は感じられません。曲調は複雑で、激しいリズムチェンジを繰り返しながら不思議な音空間を作っていきます。Voもハイトーンというかなんというか…微妙な声ですね。浮遊感のある捉えどころのない声で、線が細いと思わせたり、かと思うと堂々としたハリのある声を披露したり、表情が曲によって微妙に異なります。近いのは、PAVROV'S DOGのデヴィッド・サーカンプかRUSHのゲディ・リーかといったところでしょうか。
そしてもう一つの特徴がこれまた捉えどころのない不思議な歌メロ。これは最近ではMANIGANCEが近いものがありますね。MANIGANCEは聴き手の予想を裏切る展開をするけど、このSECRECYは予想というか、理解不能なメロディ展開をしていきます。ここまで不可思議な要素に満ち溢れながら、それらが合わさると、何とも言えない不思議なカッコよさになってるんですよねぇ〜。あくまでもHMであるし。ある意味、DREAM THEATERの「WHEN DREAM AND DAY UNITE」に近い音楽性かもしれません。
このバンドの魅力はなんといっても不思議なメロデイー展開ですね。静と動がスゴクはっきりしてます。それにしてもドラムがやけにパワフルなんだよなぁー。もっとも再結成してほしいバンドの一つ。
このバンドの魅力はなんといっても不思議なメロデイー展開ですね。静と動がスゴクはっきりしてます。それにしてもドラムがやけにパワフルなんだよなぁー。もっとも再結成してほしいバンドの一つ。
不思議なバンドでしたね、SECRECY。
ヴォーカルのピーター・ダーティンって人は力量があるのに、わざと下手に唄ってたり、音程を外して唄ったりして、
俺はそんなユニークな部分に惹かれました。
ドイツ出身ですが、HELLOWEENやその後続バンドとは全く異質な独特なパワーメタルを演奏してます。