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PSYCHOSCHIZOPHRENIA / LILLIAN AXE
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リリアン・アクスを語る時、このアルバムは必ず時流に迎合したアルバムとして過小評価されるので、あえて選んでみた。確かにグランジ・オルタナブーム時代に発売された事もあり、その要素が所々に見え隠れする。前作「ポエティック・ジャスティス」が気に入ったファンにとっては、リリアン・アクスよお前もかと思ったはずである。しかし、哀愁のあるツボを抑えた心を惹きつけるメロディーは健在で、バンドとしての実力を十分アピールする力作に仕上がっている。本当にこのバンド、曲作りが上手い。残念ながら、あまり注目されることが無かったが、本当にいいバンドである。隠れたファンが多いバンドでもある。
ヤング・ラジオ 2003年7月20日(日)23時33分

ヤング・ラジオさんと同意見です。ホントこのバンド、というかギタリストのスティービーブレイズって曲作りが上手いですよね。確かにグランジ・オルタナに感化された部分は多いですね。あくまでそれは「部分」であって他のバンドが陥ったような飲み込まれかたじゃない、自分たちの音楽性の骨格を崩すことなく非常に巧く取り込んで消化していると思います。2曲目は名曲!!!
kanyuuu 2003年7月28日(月)11時49分

ギタリストのSteve BlazeはAlice In Chainsが好きだと言ってたので時代に迎合したというよりグランジの好きな部分に影響を受けた感じと前向きにとらえてますがグランジっぽいのは2曲目のDeepfreezeだけだと思います。11のバラードはいいけどNobody Knowsは超えられない。7曲目のThose Who Preyがドラマティックで好きです。
アブリル 2005年8月21日(日)17時53分

彼らは再始動後、3枚のオリジナル作品を発表している。
再始動しながら、新作を全く出さないバンドよりはよっぽどマシではあるが、このアルバムまでの完成度と比較すると、聴き劣りしてしまうというのが正直な感想である。
しかも、その出来は段々と下降線をたどっている様な気がする。
ソングライティングにおける才能は、まだまだ健在だと思うから、何か釈然としない感覚が残ってしまうのである。

時流の要素を含みながら、この完成度は圧巻でもある。
2ndもいいし、3rdもいいけど、この4thも案外いいのである。



ヤングラジオ 2009年7月15日(水)15時35分

濁り気味のGサウンドや、へヴィさを増したリズム・セクションなど、当時ロック・シーンを席巻していた
グランジ・ミュージックからの影響を感じさせるダークな作風がファンの間で賛否両論を呼んだ、'93年発表の4thアルバム。
キャッチーでポジティブな空気が全体を包み込んでいた前作『POETIC JUSTICE』に比べ、今回はシリアスな
雰囲気漂わす楽曲を数多く収録。とは言え、ハートウォーミングなロン・テイラーのVo、劇的な構築美を備えた
スティーヴィー・ブレイズのG(相変わらずアコギの腕前が冴え渡る)、美麗なボーカル・ハーモニー、
そして繊細な泣きを湛えた叙情メロディetc・・・と、LILLIAN AXEの「肝」とでも言うべき魅力の数々は
しっかりと健在であり、特に、悲哀に満ちた泣きメロが胸に突き刺さる④、劇的且つメランコリックに盛り上がって行く⑦、
透明度の高いボーカル・ハーモニーが重たげな曲調を儚く彩る⑧といった楽曲は、従来のおセンチな叙情性に、
仄暗くシリアスなテイストがブレンドされた、本作でしか聴く事の出来ないタイプの名曲。勿論、胸キュンを誘う
バラード⑥⑪のような、前作に収録されていてもおかしくないタイプの楽曲もちゃんと聴く事ができるのでご安心を。
正直、キャッチーさの薄れた作風は地味だし、収録曲の出来・不出来にバラつきが見られる点もマイナスながら、
個人的には、哀メロ・ファンなら上記した楽曲を聴くためだけにでも購入する価値は十分にある1枚かと。
火薬バカ一代 2009年11月13日(金)22時53分

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