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CAPRICORN / CAPRICORN
今は亡きドイツのスラッシュバンドGRINDERのメンバーによるパワーメタルトリオの1st。(結成当時はツインギターの4人編成だったらしい)
しかしこのCAPRICORN自体もどうなっちゃったのか、最近音信不通です。
さてパワーメタルといっても最近流行りのキンキンキラキラしたものではなく、motorheadのレミーを彷彿とさせる男気溢れるVo.(語尾に特徴あり。これがまたカッコイイ!)に、ゴリ押しリフ!のまさに硬派な内容。
しかしソロになると微妙に東洋風で色っぽい(?)日本人好みの分かりやすいメロディーなんかもちょっろっと顔を出したりもします。(ちょっとたどたどしいけど)
そんな硬派一直線の彼らですが、4曲目では泣きのパワーバラード、後半ではRck'n roll調の曲と、聴き手をなかなか飽きさせません。
一言で表現するなら「ダーティヘヴィパワーロック」ってとこでしょうが、残念ながら2ndではその魅力も半減。よってこの1stをおすすめします。
当時の彼らは自分で「NWOBHMとRock'n rollのコンビネーション」なんて宣伝していたらしいですが、的を得たなかなかうまい表現だと思います。また当時は日本盤もリリースされ、RUNNING WILD、GRAVE DIGGERなんかとツアーしていたそうですが(この組み合わせで来日してほしかった!)、今はどうしているのでしょうか
直球ど真ん中ですね。
B級くさいところもありますがこういうバンドを聴くと「ああ、これがHMだなあ」と嬉しくなってしまいます。
煮え切らないところがかわいいのかと思っていましたが、実は引き出しが少ないのでは??と思うところがあったり。
一本調子の楽曲、メロディに魅力がないギターソロ、
そこそこ「オッ!!」と思えるリフを生かしきれないVo
・・・などなど、あまねくB級。
ドイツではそこそこ支持されそうな音ではありますが、
小型THUNDERHEAD、マイナス親しみやすいメロディというんじゃ
マニア受けの域を出ません。
ただ、1曲目はなかなかいいです。
中古なら・・・そうだなぁ、280円くらいなら・・・ってとこ??
ジャケがかっこよかった。