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HIGH / FLOTSAM AND JETSAM
DRIFTの次作。
前々作、前作と作風を拡げていたが、逆風が吹きまくっていた時代に敢えてHR/HMにこだわっている。
その心意気や天晴れ!なんだけどもどうも今ひとつ煮え切らない印象。
肩に力が入りすぎているのも多少あるだろうが一番の原因はサウンドプロダクションか。
エリックの声が引っ込みすぎだし、ギターの音もメタリックさに欠ける。
HR/HMが好きだ!という気合はびしびし伝わってくるだけに、プロデュースがニール・カーノンのままだったら…と口惜しくなってしまう。
いまいちな出来であった前2作に比べれば、充分カッコ良い作品。
もはやスラッシュではなくオーソドックスなヘヴィメタルになっているが、どことなく彼ららしさが感じられるのが嬉しかったり。
まあ、こういう路線も彼らならアリなんじゃないでしょうか。