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HOT SPACE / QUEEN
はっはっはー 一番乗りだー
すいません、意見がなくて。この作品はあまり聴いてません。どうやって聴いてもダンスミュージックなので。しかしこのアルバムはクイーンの大物ぶりを示したといえるのだ。「ニュー ルーディーズクラブ」の記事を読んだとき「クイーンとはなんと大きなバンドだろう」と納得した。ロックミュージックを極めたクイーンはダンスミュージックに着手した。要するにクイーンはこのアルバムで音楽の垣根を越えた活動を繰り広げようとしていたのである。結果的に好印象ではないアルバムだが、このアルバムでクイーンは唯一無二のバンドの形態を示した。
長年のファンから期待はずれと評判だったアルバムだけど、初めて今日聞いて、
そんな言葉に惑わされた自分がQUEEN様に申し訳ないと、フレディ様に「ごめんなさい」と
涙流した。特に私は最後の2曲は、QUEENの凄さと、常に変化を望んでいる
QUEENに脱帽!
ワンパターンじゃないところがいいのさ!ファンが何を期待してるかなんてショウビジネスを手がけている人たちは把握してたさ もちろんメンバーだって 批判覚悟の上で
の挑戦 もの作り職人魂みたいなものを感じる カッコいいじゃん!
何をやったらいいのか分かんなかった時期だったとしか思えないのですが。
ロジャーテイラーがこのジャケットを「おぞましい」って言ってたのが今でも印象に残ってますし、打ち込みばかりのアルバムの出来に関しても納得していなかったような。
HOT SPACE以前からのファンはやはりHOT SPACEを聴いた時は戸惑った人が多いのではないかと思います。
クイーンは常に新しいことに挑戦しつづけてきたみたいな評価もありますが、どうなんでしょうか。その評価はマチャアキのかくし芸大会の出し物にも通じる部分を感じます。すごいけど・・・みたいな。
私は「今だから懐かしく楽しく聴ける」みたいな部分で今でも聴いてます。しかしクイーンの歴史全体からする評価は難しい所ですね。ちょっと異質すぎて。
このアルバムもダンスミュージックのパロディで、ダンスってこんな感じ?とかいいつつ作ったような。でも実際はその狙いは少しずれていたという部分がどこかおやじ臭いというか、クイーンのかわいいところだと思います。だってフレディって元々バレエの人で、何踊ったってバレエなんだもん。ディスコにはならないですよ。
アルバム聴いてるとフレディの踊る姿を想像しては失笑してしまいますが皆さんどうでしょうか。
でも「もの作り職人魂」っていう表現は当たっていると思います。
数ある、ヴァラエティゆたかなクイーンのアルバムのなかでもっともメタル者にアピールしないアルバムでしょう(笑)。ダンスミュージック…踊るための音楽。聴くための音楽ではありません…が、このアルバムはただのディスコサウンドではありませんね。
“ライフ・イズ・リアル"“ラス・パラブラス・デ・アモール"は従来のクイーンらしさをもった美しいバラードだし、フレディの異常なまでに美しいファルセットが堪能できる“クール・キャット"なんかもおすすめですよ。
クイーンのスゴイ所はその多様性。メタルをつくっても、ダンスミュージックをつくっても、ロックンロールだろうとバラードだろうと高いレベルで完成させられるところですね。
映画、小説、絵画といった創作活動にたずさわっている人こそ、このバンドを聴き、その高いセンス、創作意欲、目的意識を学び取ってもらいたいものです…
なんて、文章カタすぎですかね(笑)。
当時は(今もか?)賛否両論のアルバムでしたよね。
ロジャーのみならずブライアン・メイも決して良いアルバムじゃないと発言していましたし・・・。
しかも、チャートも予想以下でメンバー間に亀裂が生じていていつ解散しても良い状態だったとか・・・。
でも、そんなことが判らないほど楽しいアルバムですよね。デビット・ボウイとのビデオ・クリップも話題になっていたしね。
このアルバムは、けっこう気に入っていてアナログ盤を持っていたけど最近CDも買いました。ただ一言いうならば「ボディーランゲージ」はどうしても好きになれない。もしこの曲の代わりに「いかにもクイーンらしい」ナンバーが入っていたならばこのアルバムの評価も大きく変っていたんじゃないかと思う。でも、このアルバムでフレディーのボーカリストとしての力量のすごさを逆に思い知らされたけどね。
ファンク路線全面開放だったので賛否分かれる(否の方が多い?)アルバムですが、
前作のAnother One Bites The Dustのような曲が大好きな自分としてはほとんど違和感も感じずに楽しめました。
ホーンセクションが気持ち良いStaying Power、シンセベースが何気なく冴えているDancerとAction This Wayなど佳曲が多いですね。
とはいえ自分もBody Languageだけは慣れるのに時間かかりましたけどね(笑)
アルバム後半はやや従来路線ですが、美しいバラードLas Parabras De Amor、フレディの素晴らしいファルセットヴォーカルが堪能できるCool Cat、ボウイと共演した感動的名曲Under Pressureなど充実しています。
クイーン最大の問題作では。
クイーンのアルバムはホットスペース以前にもアルバムごとにバラエティに富んでいましたが、
さすがにこのアルバムの発売には"とうとうクイーンも終わりかぁ"思ったものです。
だから昔は嫌いなアルバム代表だったのですが、最近のクイーンブームのおかげもあって、店頭に並べられていたCDを買って聴いてみると、フレディのボーカルは依然として変態チックで存在感十分、軽々しいアルバムといったイメージを払拭できました。
当時クイーンを取り巻く環境は80年代ポップスが全盛に向かって走り始めた頃、重厚なイメージのクイーンの存在自体が薄くなりかけていたと思うのですが、このアルバムはほんと大胆にシンセサイザーやダンスミュージックを取り入れ、まさに嵐に向かって窓を開けているような感があります。
フレディのボーカルを聴いていると、"やるなら思いっきりやっちゃいますよ"と言っているようです。
曲としても十分聴き込める内容だなと今になって気づきました。ただしこれは昔聴いたことがあるからの話で、今の時代にこのアルバムをいきなり聴いていたらどんな感想だっただろうかとも思いますが。。。
それにしても80年代のセンス全開ですね。
今からこのアルバムが再評価されてブレイクするのではとの予感もしないではないですね。
音楽のアルバムというよりか、全体をアートとして強く意識した作品ではないでしょうか。
これまでのクイーン路線をぶち壊してしまっていますよね。どこか岡本太郎っぽいような気がします。
80年代って結構皆そんな感じじゃなかったですかね。奇抜というか何というか。
今聴き返すといいんですよこれがまた。
82年発表の8TH。
B誌にも書いてあるが、この作品を聴いてから僕の中でQUEENは洋楽で一番好きなバンドの座を別のバンドに譲った。それ程までにそれまでのファンからすると馴染めない作風だったのである。
“Staying Power"で椅子から転げ落ち、“Back chat"で目眩が襲ってきた。“Body Language"でOLIVIAの“Physical"の悪夢が蘇った。そして最後まで気持ちを持ち直すことも出来ずに聴き終えた時、QUEENへの愛は薄れた。70年代の過去のバンドに自分の中で封印してしまったのである。
ただそれは時期尚早ではあったのだけど、当時の日本もそんな判断をQUEENに対してしてしまったのである。
The GAMEまでは、なんとか持ちこたえた私もここで挫折。
青春を捧げてしまったバンドなので、聞き込もうとは思ったし、コンサートも行った。
でも、ブライアンの見せ場がめっきり減って、コーラスの切れも悪いし、フレディの歌い方もなんだか気に入らないし、ボウイとの共演にいたっては勘弁してって思いました。(ホントに意気投合したのか?)
みなさんが再評価しているので、聞きなおしてみましたが、やっぱり、なんでこれやちゃったかなーと思う。
そして私はINNUENDOを待つことになるんですが、
フレディの病気がなければ解散していたとも思うし、私もクイーンに帰ってこられなかった。そこまでの薄情なファンだったってことでしょうか。
HOT SPACEを気に入って下さってるみなさま、不愉快になられたらごめんなさい。
正直に言ってみたかったので。
やっぱり好意的な意見が少ないので書き込んでみました。最初は俺も戸惑ったけど今ではそこそこ好きなアルバムです。スティング・パワー完璧じゃないですか。個人的にこの曲はベスト盤に入れるべきだったと思っています。どこが気に入らないのかな?
ボディー・ランゲージは判らないでもないけど、あのえげつなさ、結構俺は気に入っています。こういったやりすぎ感もフレディーの良さの一つだと俺は思うんです。そしてアンダー・プレッシャー、これも奇跡的名曲です。あんだけ個性の強い2組がよくもまあ、お互いの個性を殺さず一緒になれたものです。これは最も成功したコラボレーションといえるのではないでしょうか?俺もクイーンのすべてのアルバムが好きなわけではありません。でもこれは嫌いなアルバムには入りません。先入観を取り払って聞き込んでもらえば、いい曲が色々あるとおもうのですが。
“Back chat"は田原俊彦がパクリで歌ってました。
題名忘れた。
正直、どこが悪いんですか?みたいな感じなんだけど。
ってか俺的に・・・普通にザ・ゲームの方がB系でイヤなんだけど。
このアルバム、なんかノリノリで初期的な感じがしていいじゃん。
初期の歌を後期のフレさんが歌ってるみたいな感じで。かなりグッド。
ステイング・パワーとアクション・ディス・デイは最高!!
アンダー・プレッシャーは文句なし!!
under puressureは最高です.これこそ私のrock原点ですから.更に1曲目のセテイングパワーのdance&aggresion(シンセの音が最高),故ジョンレノンにささげた曲(曲名忘れました),田原がパクッたback chat,あと,どうにも煮え切らないミドルテンポのdance musicのbody language...
このLPを聞くと,どうして,一つのバンドが,ここまで幅広い音楽が作れるのか,といつも不思議に思います.すなわち,ほんとにすばらしいLPなのです.でも,商業的には失敗し,この後,queenは,こういった冒険を行わなくなり,形骸的なgueen イメージを保つことがもっとも重要なこととなりました.
でも,そもそもgueenというバンドは新しいことにチャレンジしたために世間に認められたバンドではないでしょうか.ただし,ファンなんて,好きなバンドが好きなことをすることを喜ぶのではなくて,自分達で勝手に作ったイメージに,その好きなバンドを当てはめて,勝手に盛り上がります.すなわち,そのバンドに合わない新しくことには,拒否反応を示すこともありますので,そのため,この商業的失敗なんて,あまり気にしなくてもよかったかと思います..最後に,このLPというかCDはなかなかいいですよ.
確かに、「ハードロックバンドQueen」という視点から見ればちょっと辛いかもしれません。
しかしこのアルバム、聞かずじまいじゃ余りにもったいないですよ。
ダンスナンバーは極めつけてダンスな作りで、Queenらしい曲も入ってます。
ラストの2曲には、「お見事!!」という言葉しか出てきません。
聴き所は、1、6、9、10、11。
ロック23 2005年6月12日(日)19時16分
問題作だと言われるけど
今聴くとかなり良いんじゃない?
う〜ん、けっこう皆さん厳しいんですね。
このアルバムを手にして(当時はLP)聞いたときは、わたしは衝撃を受けたんですが。
“Staying Power"で目がさめるような気がして、「やっぱりQueenは最高!だぁ」なんていって、なんどもリピートして聞きました。
これだけ楽しませてくれるバンドは他にはないと思いましたね。
とかく商業的に失敗とか、問題作とかいわれてるようですが、ぜんぜんイイと思う1枚です。
どうして悪いのかまったく理解できない。
むしろこうゆうダンス・ミュージックも完璧にこなしてるから
尊敬度が増した。
賛否両論なアルバムですけど、僕は好きです。後半は文句無しで素晴らしいですし(特に「Las Parabras De Amor」)、
前半も個性的な曲が多くていいですね。「Action This Day」とかノリノリ(爆)でいいじゃないですか〜。
(追記 2006年8月11日)
うーん・・・以前、アルバムの「The Game」の方で、「今までとは趣向が違うから、好きになれない人もいるかもしれない」
ってコメントをしましたが、やっぱりこれも趣向の変化が原因でなじめない人が多いアルバムでしょうね。
あと、「後半は好きですよ」という意見が多いと思います。(一応、僕は「Life Is Real」から後半だと思っています)
じゃあ前半はダメなのかといったら、人によってはダメとも思うし、
「こういう曲も作れるなんて、凄いなぁ」って思う人もいます。僕は後者の方です。
まぁ・・・前半になじむのには時間はかかりましたが・・・。
でも、今じゃ好きなアルバムの一つです。時間をかけて好きになってください・・・。
最初はなじめなかったが、ある時ふと聴いてみたら良かった、なんて事もありますから。
多少時代を感じてしまうのは確かだが、はっきり言って名盤。
A面の潔さっていったらない。このA面はもっと評価されるべき。
①②③⑤なんか最高にカッコいいよ?
むしろB面の曲に自分は迷いを感じてしまうのだが…(音使いとかに。)
まあそのB面も⑦⑨⑩⑪なんかは名曲なんだが。
つまり傑作ということだ。
しかしこのアルバムもスルメなので、最初には聴かないように。
かかか
当時リアルタイムでこのアルバムを新譜で聞いた時の感想は「クイーンて何やってもカッチョイー!」でした(笑)。
後にクイーン最大の問題作と言われる事も知らずに聞き込んでいました(笑)。今でも好きですけどね。
但し、皆さんの意見を拝見して自分がクイーンファンとしては異質なんだと思い知りました(笑)。
ma2-k 2006年12月17日(日)17時2分
僕は何年か前のクイーンブームから彼らのアルバムをよく聞くようになったリアルタイムをまったく知らない世代の者です・・・。
このホットスペースはクイーンの初期と後期のアルバムを一通り聞き最後の方に聞いたアルバムですが、アルバム全体の完成度としては初期のクイーンのアルバムに勝るとも劣らない出来だと思います。(クイーンらしさ等を考慮しないで評価した場合)
本当に通しで聞けばわかるように良く出来ています。見事な按配ですね。
クイーンの良さは常に新しい音でもって革新し続けていく所にあると思います。
やると決めたら徹底的にやるので聞いててカッコいいし痺れます。(残念ながらそれも今作までですが・・・。)
本当・・・90年代00年代にもしクイーンが活躍していたら・・・と考えずにはいられないです。
個人的にはlife is realの雰囲気は神だと思います。ジョンよりもむしろフレディ自身の事を考えてしまいます。
ファンには失礼だがこれはクイーンじゃない。このアルバムはクイーンとは別のバンドと考えていいだろう。このアルバムからのヒット曲は「アンダー・プレッシャー」しかないだろう。クイーンといえばハードロックのイメージ。このアルバムでクイーンは何処へ行ってしまったのか? まるで、ギターロックオンリーだったレディオヘッドがエレクトロニカに近づいてきたような感じがする。これは失敗作だ。A面は石に躓いて転んでしまい、何かの病気が襲いかかり、そしてマヒしてしまう。だがB面は幸運がやって来て、地獄のそこから脱出して、喜びながら踊る。このアルバムを聴くならB面を聴いてほしい。どんなにいろいろなジャンルを実験しても、クイーンはクイーン。このアルバムもロックである。