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STRAIGHT SHOOTER / BAD COMPANY
'74年発表。2ND。
実のところ、BAD COMPANYは現時点で本作しか持っていない。せめて不朽の名作と言われている1STぐらい買おうかと思うのだが、「良いことはわかっている。あとのお楽しみ」と考え、未だ購入に至っていない。
とりあえずこの2NDだが、一口に言うと非常にキャッチーなHRである。
軽快なHRナンバーの①で幕を開け、どことなくカントリー調の②、優しげな③を経て、4曲目以降も名曲揃いだ。もっともハードなのは⑤だが、これにしても非常に明るいノリ。だがきっちり少しだけ湿っている。どの曲もどことなくホンワカしており、どこかちょっぴり湿っている。古き良き時代の傑作アルバム。
非常にアメリカを意識した音作り,それに売る!という目的意識がハッキリと見えるアルバムだ。
さて内容は?
楽曲もよく練られており前作よりも音楽的に幅が広がり,いよいよ本領発揮というところだろうか。でもアルバムとしてのインパクトは前作の方が上回る。
今,改めて聞くとロジャースの歌も妙に明るめな曲調よりも,やや陰りを漂わす曲調の方がこの人には断然いい。
一般的に代表作と呼ばれる前作はフリーの湿っぽい色が強くでていましたが
本作からフリーの幻影から離れシンプルでストレートな作品を発表していきます。
本作ももちろんヒットし全米3位まで上昇、初期の作品では最も音質にすぐれ、楽曲も
明るいロックンロールとC&W調の曲で統一されていて彼らのルーツ音楽である米国南部
を意識しはじめたアルバムです。
英国のバンドだけどアメリカン。
さっぱりとした作りはまさに産業のためのロックという印象。
湿り気とも影とも陰りともとれるやや憂鬱な情緒を汲み取りつつ聴くのがよいだろうね。
前作に比べて幾分湿り気が減りましたが、非常に聴きやすいアルバムですね。
曲もバラエティに富んでいて名曲揃い。一気に聴かせてくれます。
個人的にはカントリー調の②、ファンキーな⑥とFREE時代の陰りが漂うバラード⑦が特にお気に入り。
ら〜しょん 2006年1月14日(土)19時19分
1stほど名曲ぞろいではないが、これも良盤。
聴きやすくて質の高い曲が並んでます。