CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
BACK FROM THE DEAD / OBITUARY
死の淵から舞い戻りながら、結局これがラストアルバムとなった…。
ミドルテンポの重低音リフがのたうちまわるのが、OBITUARYの本分とするならば、
前のめり気味の突進力を伴った曲が多い本作は、「らしく」ないのかもしれないが、
解散説を乗り越えて、たまっていた衝動を吐き出した結果ではないだろうか?
何よりもまして、聴きやすいし…(笑)
また死の淵から戻ってきてほしい…。「DEAD」のインナーにこう書かれているではないか。
DEATH METAL WILL NEVER DIE… (クサくてすみません)
アメリカを代表するデスメタルバンド、OBITUARYの通算5枚目のアルバムが本作である。彼らはデスメタル史の中では重要な存在だが、デスメタルファンの中には、彼らのサウンドスタイルはデスメタルではないと発言するものがいるが、ある意味そうかもしれない。サウンドに関してはデスメタルサウンド言っても違和感が特にないが、ドラムが他のデスメタルバンドのドラムよりもややスローな気もするが特にサウンドには問題がないが、ただヴォーカルがデスヴォイスと言えるのかが微妙なところだ!
デスメタルにとってデスヴォイスは重要なポイントでもあるので矢張りヴォーカルなどの声質よって、デスメタルかデスメタルではないのかを決めてしまうのかもしれない。本作のサウンドに関してはややスローなところがあるためどちらかと言うと満足できない。ただ音質は悪くはないので、特にデスメタルと言うジャンルにこだわんないで聴いたら、本作の素晴らしさが分かるかもしれない。
今回の評価62P(デスメタルと言えるのか言えないのがが微妙なところだ)