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DOUBLE ECLIPSE / HARDLINE
ニール・ショーンが自分のやりたいことをしたくて作ったバンド。
若返ったニール・ショーンが聴けます。
バンドとしても、アルバムとしても完成度かなり高いです。
こんな良いアルバム作っておいて、この一枚限りで解散しちゃった、、。
もったいない、、、。
ハードでメロディアスな曲が好きな人には絶対オススメ。
もう言う事なし。完成度の高いメロディアスなハード・ロックの世界をご堪能あれ。Love Leads The Way はボーナス・トラックにはもったいないくらいな名バラード。
レーティング 98/100
ニール・ショーンがメロディアスポップに嫌気をさし「BAD ENGLISH」の解散と同時に結成したニューバンド。
このバンドでのニールは、エッジの効いたハードなギターを自由奔放に弾きまくり、今までのストレスを一気に吐き出すかのように自分のやりたい音楽を披露している。
が、そんな中でも「JOURNEY」や「BAD ENGLISH」時のメロディアスな部分や産業ロック的な要素はしっかり継承されていて、かなりカッコイイHR作に仕上がってるゾ! ・・・内容も実にハイレベルだ!
1stシングルとなったカヴァー曲「Hot Cherie」は、バッド・イングリッシュ時代の名曲「Straught To Your Heart」を彷彿させるようなポップ且つメロディアスなロックナンバーで、相変わらずのセンスを感じさせてくれます。(これ、バッド・イングリッシュ時代からカヴァーしてたって本当?・・・)
そして2ndシングルの「Can't Find My Way」もなかなかのバラードだね。
アコギのインストゥルメンタル「31-91」から「In The Hands Of Time」へと続く閉めのバラードも美しい・・・
それから、ドライブ感あふれるR&Rナンバー「Rhythm From A Red Car」や「Everything」、
曲を大事にしたギタープレイが印象的な「I'LL BE THERE」等もすばらしい出来。
これほど質の良い作品であるにもかかわらず、結果を出せなかった要因としては、世の中が音楽的な時代変化の境目であった事が考えられる。 また「(バンドを結成する上で一番目立つ存在である)ヴォーカルの知名度の低さ」も少なからずあったのでは?・・・
その他には、やはり「アルバムの作り方と戦略」に尽きると思う。 その中で、まずアルバムにとって最も重要な役割をもつ「オープニング曲の出来ととっつき難さ」が考えられる。 2つめは、どれを「決め」のハイライトソングにし、それを何曲目に持ってくるか?という事。
質の高いハイレベルの曲がズラリと揃ってはいるのだが「“絶対"コレだ!」と言える必殺ナンバーは?・・・といった部分が懸念させる部分でもある。。。
そしてもう1つが(日本盤のみに収められた?)ボーナストラック「Love Leads The Way」の存在。 上で「福原」さんも仰られてる通り・・・多分、聴く人のほとんどが口を揃えて「なんでこんなイイ曲が?」と不思議に思うはず。 どう考えても入れるべき名曲だったことは間違い無い! ・・・何故に??
・・・ ちなみにプロデューサーは二ール本人。
(多分、わざと外したんだろうね・・・ メロディアスすぎるため、さわやかバンドに見られるのが嫌だったのかも・・・)
この頃の二ールはそういう部分に神経質になりすぎてる所がマイナスだね・・・。
「自分のギタープレイの良さはどういう所なのか?」ってのは自分で知っているはず!なのにもかかわらず、「俺はハードでパワーのある(いわゆる“へヴィメタル"的アグレッシヴなテクニック)プレイも出来るし、好きなんだ!」というのを分かってほしい気持ちがあからさまに出ているように思う・・・。
そして今でも彼にはそういう気質が少しある。 ・・・個人的に、ニールのギタープレイの良さはソコじゃないと思っている・・・。 どちらかと言うと、(癒しとまではいかないが)何となく情緒的なモノ や落ち着いて聴けるBGMっぽいモノ、それからブルースロックをやらせるとすばらしい才能を発揮してくれるんだよねぇ〜・・・。パワーテクを発揮したければそっちでやった方がバッチリはまると思うよ! (これはソロアルバムをじっくり聴けば分かります! 絶品ですので)
と言う事で、ちょっと横道それてしまった。 が、このアルバム・・・方向性が少し中途半端ではあるけれど、細かい事を抜きにして普通に聴けばなかなか良質な作品です。 是非!
>190さん
思いを文字にできるって素晴らしいですね。
私も熱く語りたいのだけれど。
これこそ隠れ名盤ですね?
遅ればせながら、祝復活!ということで…。
唯一のアルバムですが、ここで聴けるのは極上のメロディアス・ハードロックです。9年前の作品ですが全く古さを感じさせません。FAIR WARNINGくらいは評価されてもいいバンドだったと思うけどなぁ。
それよりも…なんと、ボクが持ってるアルバムは輸入盤でした。上で皆さんが絶賛してる“Love Leads The Way"なる曲、聴いたことありません。不覚…。新作出る前にもう一枚、日本盤を買わねば…。
アメリカン・HRの名盤でしょう。しかし、皆さんおっしゃるようにボーナストラック「Love Leads The Way」がアルバムで一番耳を引きました。泣きの唄メロが堪りません。
ダム・ヤンキースの名バラード「HIGH ENOUGH」に迫る曲だと思う。
HARDLINE、今また聞いてます。
とにかくEverything,Hot Cherie,Love Leads The Wayは名曲ですね。
この3曲が入っていれば名盤と言って差し支えないと思います。
ところでHot Cherieってだれのカバーなんですか?
90年代の隠れたアメリカンHRの名盤。
ニールショーンがバッドイングリッシュで取り戻したロック表現とジョーイ・ジョエリのボーカルがとにかく熱い。Love Leads The Wayの完成度は素晴らしい。
あと、この頃明らかにニールショーンの音に変化がある。サステインが強力に伸びるようになっている。
抜群の歌唱力を誇るシンガーが、普遍的な魅力を持つメロディアスな曲を絶唱している。
これだけで充分「買い」である。
曲調が爽やかなので、彼女とドライブ中にカーステでかけても、これなら大丈夫。
捨て曲なしどれを聴いてもかっこ良い
爽やかでメロディアス持ってない人は是非この機会に
個人的なお勧めは[03]Love Leads The Way[06]EVERYTHING[08]Hot Cherie
アメリカンハードロックの全てがこのアルバムにはあると思う。
10年経った今こそ再評価されるべき。
アメリカンだからあまり好きじゃないけど、そこそこいいとは思う。
キャッチーな曲が多いなぁ、これ。当時広瀬氏(B!)にやられた口か。
王道のアメリカンハードロック
ダム・ヤンキースの1stと共にアメリカンハードロックが好きなら聴いときなさい。
AORに傾斜しかけていた音楽性、あるいは真相は知らないけどジョン・ウェイトとニール・ショーンの不仲説もあって、バッド・イングリッシュは
解散してしまいます。ニール・ショーンはよりロックなアルバムである今作をリリースしますが、今作はアメリカン・ハードロック・アルバム
としては最高水準にある作品だと思います。
さすがに経験豊富なミュージシャンたちによる作品だけあって、ハードロッキングながら非常に洗練されて落ち着いた印象を受けます…
もともとロック志向の強いニール・ショーンなので、あくまでAORというカテゴリーから抜け出せなかったバッド・イングリッシュに
ニールが魅力を感じなくなってしまったのはムリもないかな…
でもハードラインは、バッド・イングリッシュから横滑りのニール・ショーン、ディーン・カストロノヴォという「職人」による音楽。
ヴォーカルはまだ若いんだけど、アメリカン・ハードにマッチした爽快な声質で大健闘。
…あと、よく言われますけど「ラヴ・リーズ・ザ・ウェイ」という名曲が収録されているのは日本盤だけなので、購入されるなら日本盤を是非。
ニール・ショーンつながりでJOURNEYやBAD ENGLISHをイメージして聴くとけっこう肩透かしを食らうかもしれない。とは言っても、メロディックなアメリカンロックという点ではこれらのバンドは共通しているが、このHARDLINEの方がかなりハードでへヴィである。それはソフトなスティーヴ・ペリーやジョン・ウェイトの声質とこのバンドの主人公であるジョニー・ジョエリのパワフルな声質による印象の違いでもある。それはさておき、とにかくこの作品には極上のアメリカンハードロックがいくつも収められているのじゃ!具体例としては、「DR,LOVE」、「EVERYTHING」「HOT CHERIE」「CANT FIND MY WAY」あたりはもうガッツポーズものであるのよ、これが。しかしだ、このアルバムにはすんごいボーナストラックが入ってるのよ。その名も「LOVE LEADS THE WAY」。これは上でも皆さんがおっしゃってる通りとてもボーナストラックとは思えない完成度なのだ。とにかく、これからこの作品をゲットしようと思ってる人はぜひ日本盤を。最後に、個人的に「HOT CHERIE」の素晴らしさに触れておきたい。これはとにかくカッコいいんです!サビなんて凄すぎるよ・・・
一流所なので、素晴らしい作品に違いないが、作り過ぎな感じがする。ニールのギター特にソロはもっとひきまくって欲しかった。JOURNEYの初期の頃の様に。この頃はショーンギターからまた、レスポール、ストラトを使いだしたので嬉しかった。
関係ないけど、ニールのルックス、この頃とESCAPEの頃がカッコイイナあと個人的に思う。
1992年発表の1st。
元JOURNEY/BAD ENGLISHのギタリスト、ニール・ショーンがLAのBRUNETTEのメンバーと結成したハードロックバンドの1st。それまでややポップによりソフトな方向へと傾きつつあったJOURNEYやBAD ENGLISHとは異なるハードなロックンロールを本作では展開させており、ニールのエッジーなギターはかなりヘヴィだし、特にパワフルにシャウトするジョニー・ジョエリのハスキーVoがよりアメリカンな王道ハードロックへと推し進めている。とにかくどの曲もハードでソリッド。日本盤ボーナストラックながら聴き手の評価を左右する重要な作品の前半に配置されたパワーバラードの③は「日本人好み」の枠を飛び抜ける名曲ではなかろうか。産業ロックだと切り捨てる者もいるが、良いものは良いのだ。売れ線を狙っているわけではなく、メロディが良いから・純粋に楽曲が良いから売れるのだ。その後解散し、再び結成され完成された10年振りの新作となる2ndはニールがゲスト扱いになってしまっているが、そちらも中々の好盤なので本作でHARDLINEの魅力を知った方は是非とも聴いてもらいたい。アメリカンメロディアスハードの良盤。
こんなに良い作品が
中古盤屋で\200〜\300で買える
日本人は幸せ者なのだとつくづくそう思う。
これだけ素晴らしいアルバムをつくるアーティストがあまり評価をされない世の中って一体!?と思わず言いたくなる。
ニールショーンのプレイは相変わらずで、楽曲を殺さない程度に弾きまくる加減は絶妙である。
湘南コスメ 2005年2月11日(金)20時20分
聴きながら運転すると、、夢見心地とは何かを体験できます!!
ニールショーンと同じ時代を過ごせてつくづく幸運やと思います。
何もいうことはありません。
ありがとーごぜーやすぅ!!神さんありがと〜。
やられましたね、ネアカ・ハード・ポップ大好き人間としては。NEAL SCHONがこんなに弾きまくってるのなんてHSAS以来じゃないでしょうか。エッジ、バッチリ効いてます。加えて、無名ながらもこのVo.がいい。声がちょっとJBJ似だけども、ペリーさんやウェイトさんよりはずっと溌剌としていて、爽快なメタル音に何ら引けを取りません。曲の良さは言うまでもなし。参ったな、こんないい音がこれ1枚きりだなんて…。
Love Leads The Wayがボーナストラックって・・・。
せめて数枚アルバムを出して欲しかった。
ニールショーンのプレイもすばらしいですが、ジョニージョエリの歌唱力はすばらしいの一言に尽きます。
日本盤限定のLove Leads The Wayだけが注目されがちですが、個人的にアルバムの4分の3はGOODです。
中古屋さんで是非探して欲しい一品です。
痛快・極上のメロディアス・サウンド。個人的に捨て曲無しです。全部好き。
JOURNEYよりもBAD ENGLISHよりも荒々しくハードに弾き捲くる、凄味の効いたニール・ショーンのギターをたっぷり堪能出来ます。
初夏の「これから暑くなる」時期とかに、カラッと晴れた空の下でクルマを運転してると 〜
こんなアメリカンHRを僕は無性に聴きたくなります。
・・・サイド・プロジェクトでもいいから、ニールにはまたこんな「熱い」アルバムを創ってほしいと思います。
★★★★★90年代前期HM/HR名鑑10選
90年代を代表する名盤だと思う。
FAIR WARNINGと同時期同系統のサウンドため、
そのインパクトの影にすっぽりと覆い隠されてしまった印象がある。
まさにDouble Eclipse(皆既日食)。
本作は僕も持っています。
このアルバムにおけるサウンドは、
強いて言うなら「ボン・ジョヴィのハード版」
これしか浮かばぬが....
「ホット・チェリー」はまさに「ボンジョヴィ的HRチューン」ですし、
バラードが3曲くらい入ってますし、(その3曲ともすべてPOP色が濃い)
ヘヴィネスなロックとはまた異なった
カッコいいハードロックが聴けます。
同じ路線のバンドを言え!!というなら、
初期のナイト・レンジャーあたりでしょうかね。
さほど重げではないと思うが、バッド・イングリッシュ
よりはハードだと思います。
皆さんと同じく素晴らしいと思います。