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TIMEBOMB / U.D.O
言わずと知れたACCPETのウドが結成したバンド。
確か4枚目のアルバムだったと思うけど、このアルバムは凄い。
もちろんあのウドだけにMETALしているのは当然だけど、ACCPETの頃よりヘヴィでアグレッションのある音楽がここでは収録されているので、そういうのが好きな人にはこれは絶対オススめ。
かっこよすぎるね!基本的にファースト・アズ・ア・シャークなんかの疾走系が好きな人は
買ったほうがいい。でもいまは廃盤なんで輸入盤しか無いんだなこれが。
ある意味HMの王道を極めた1枚と言える。
メロディアスでアグレッシブな楽曲やウドの特徴的な声が十分にフューチャーされていて、完成度は高い。
ACCEPTを脱退してまでウドが表現したかった音楽がこれなら、このバンドを解散させてまでACCEPT再結成しなくても…とまで思わせてくれた1枚。
何よりも実は隠れた名手マティアス・ディードの作曲・Gセンスが見事に開花してる。
今の彼らにマティアスが参加していないのが惜しい…。
タイトル曲の出来は秀逸ですよん。
同時期に出たJudasの『Painkiller』に刺激され(?)、相当にヘビーに進化したサウンドとなり、当時衝撃的であった。このままUDOを続けていれば更なる名盤が産まれたのではないかと思うと、本当に残念。(この後、アクセプトの再結成となり、失敗した)ウドの声版ペインキラーという感じのアルベムで、威厳に満ちた作品。
ACCEPT再結成前(第一期?)のU.D.O.の出した4枚のアルバムの中で、最も好きな作品です。何はさておき、徹底的にメタリックなサウンドが凄い!JUDAS PRIESTの「PAINKILLER」をさらにメタリックにしたかのようなサウンド!僕的には、これこそが究極のへヴィ・メタル・サウンドです。さらに、そのサウンドをバックに華麗に舞うマティアス・ディートのギター・ソロがこれまた素晴らしい。ただただ「名作」の一言です。疾走曲も多いですよ。
↑そうですね、これは明らかに「PAINKILLER」に触発されてますね。発売もちょっと後でしたし。単純に「パクった」とかいうレヴェルじゃなくて、「PAINKILLER」に漲るアグレッションやパワーが「TIMEBOMB」からも感じられます。きっとウドも同時代を戦い抜いてきた仲間(先輩?)の渾身の一激に勇気付けられたのではないのかなぁ?
またまたこんな名盤が廃盤とは・・・・・(涙)
これこそHEAVY METALやね。HEAVY METAL以外何者でもない。
そう皆さんが言うようにギターソロがいいのです。もちろんウドもいい。曲もいいし。あまり悪い所が見つからないな。
廃盤か・・・。
輸入盤ですがリマスター&デジパック仕様で再発されています。皆さんのおっしゃっているように全編怒涛の疾走曲ばかりで、まさにUDO版「PAINKILLER」といった趣です。ただひとつ、歌メロがやや弱い点がちょっと気にはなりますが(ウドはもっと歌える!!)それでも十分に名盤といえると思います。
夢想家・I 2003年8月28日(木)19時48分
パワフルなメタルがお似合いのウドの渾身の作だ。
もはや貫禄がそこらへんのメタルとは違う。
あの潰れた声も健在。イイね。
こいつはヘヴィだ・・・。
怒濤、疾走、重厚、硬派という言葉がピッタリの
超良質ヘヴィメタルアルバムである。
捨て曲一切無し。
貫禄、圧巻。
パワフルで重厚なサウンド、男気溢れるヴォーカル、凄いの一言。サイドプロジェクトは「趣味の園芸」という感じになりがちだが、彼は見事なテンションを披露している。とてつもなくタフな愛すべき男である。
夢想家・Iさんのおっしゃるとおり。ウドはもっと歌える・・ですよね。
かなりハードでアグレッシブな作品。
物凄いテンションで最後まで突っ走っていくし、カッコいい。
ただし、U.D.Oの作品の中では、この作風は例外的である。
しかしそれが、素晴らしくもある。
ヘビーメタルの一つの極致に達している名アルバム。
前作で音がクリアによくなったという土壌の上に、ウドのボーカルは
かつてなく攻撃的になり、マティアスの華麗なギターがヘビーな
サウンドの中で爆烈している。
マティアスが抜けたこともあって、このときの彼等にしか作りえなかった
サウンドになってしまったことが非常に残念。
個人的には、友人から借りて聴き、衝撃を受けた後、何軒もCD屋(廃盤を
知って途中で中古店にシフト)めぐりを経てやっとこさ入手した
思い出の作品でもある。
U.D.O.って、実はACCEPT以上にクオリティの高いヘヴィ・メタルを生み出しているんじゃないかと思うくらい、外れがないバンドな印象があります。
これぞヘヴィ・メタルという、真っ直ぐな鋼鉄野郎たち。
このアルバムは彼らのアルバムの中では浮いているのかもしれませんが、最初に聴いたU.D.O.作品ということもあり、思い入れがあります。
攻撃的な楽曲にマティアス・ディートの流麗なギターと、ウドのダミ声。全編に疾走感が感じられるのも気持ちいいです。
お気に入りは(5)「BURNING HEAT」、(7)「TIMEBOMB」、8「POWERSQUAD」といったあたりです。
疾走ナンバーばかり、正統HMばかりなんですが、ギターが素晴らしくて通しで聴いても飽きません。
後半がかなりかっこいいな〜と思いました。普通に名作ですよ。
前作で魅せたソリッドなサウンドの中に繊細さを盛り込んだ作風と違い徹頭徹尾メタリックなサウンドに拘った作品となりヘヴィでスピード感のあるサウンドに仕上がっている。ジューダスの「PAINKILLER」に対する彼ら流の回答といったところか?
アグレッシブな楽曲の中で光る華麗なマティアスのリードプレイの美しさにうっとりさせられますね。緊張感漲るウドの力強い歌唱もヘヴィメタルの一時代を築いた風格さら漂い素晴らしいパフォーマンスを見せ付けてくれる。ピュアなヘヴィメタルを継承する彼らの男気溢れる名盤です
最近になって日本盤がリマスター再発されたので聴いてみました。
変わらぬ"あの"声をパワー全開で聴かせるウドのVOだけでなく、
目立ちすぎず地味すぎないマティアス・ディートのギタープレイで二度楽しめる。
その後マティアスはミュージシャンを引退して弁護士になったらしいですが、これだけカッコいいギターが弾けるだけにちょっと残念な気もしますね。
METAL EATER、TIMEBOMB、POWERSQUADの3曲がずば抜けてカッコいいですが、メタルアンセムとも言えるラストのMETAL MANIAC MASTER MINDもACCEPT時代を彷彿させるミドルナンバーでこれまた素晴らしい。
この後、一旦U.D.O.は解散するわけですが、このアルバムの勢いを再結成ACCEPTに持っていったらとんでもないアルバムができてただろうな・・・。
まさにドイツのペインキラー。
ドラマチックかつメロディック、そして緊張感。
そういったヘビーメタルの重要な構成要素を、超アグレッシブにすべて出してしまったようなアルバム。
個人的にまさにヘビーメタルなアルバムだと思う。