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BLIND TO REALITY / OUTRAGE
日本のスラッシュメタルの雄といえば彼等であり、そのフェイバリットとしてセカンドアルバムの今作を推します。
その曲展開や音質から、明らかにMETALLICAの【MUSTER OF PUPPETS】から影響を受けているんでしょうが、彼等が単なる凡百のフォロワーにならなかったのは、橋本直樹の日本人離れしたヴォーカルであり、阿部洋介のブルドーザーのようなギター音でした。
特に後者に関しては、世界を見渡してもこのようなギターの音色を出すギタリストはいないんじゃないでしょうか?
それほどまでに凄まじい音です。
勿論のこと曲もどれも素晴らしく、特に①②③④⑤は必聴でしょう。
とにかくこれは、スラッシュメタル史に残る名盤だと断言します。
◆89年リリース作品。
スタイルとしては1stの延長上にあり進化を果たしたと云える作品。
earache1979サンの書いた通り たしかにguitarの音色はチョットスゴイです。かなり尖ってます。
当時はCDの普及もまだ初期ということもあり、レコーディングはアナログ意識で作られています。
A面(1〜4)はヴォーカルメロディー重視(メジャーキー)
B面(5〜8)はスラッシュナンバー重視
個人的にお気に入りは1.2.4.8.9.
8と9の2曲は必ず続けて聴く事をお勧めします。
◆↑のウンチクのつけたし・・・
89年リリース版と91年リリースの2枚が存在しますが
91年版は 元アクセプト ステファン カウフマン プロディース作品で、オリジナル音源にサウンドエフェクトを加工した仕上がりです。
聴くなら是非オリジナル版を・・・
因みにオリジナル版は希少・・・。
2ndもいいですね。
前作の路線を引き継いでます。
初っ端は突進ナンバーでガツン!ときて2曲目に8分超の大作をもってくるとはなんというセンス。
単純に音質がどうとかではなくなんかわからんけどとにかくヘヴィな印象を与えてくれます。
当時スラッシュの枠をきっちり守ったなかでこれだけいろんな印象の曲を書いてたバンドって世界でもそんなにいなかったんじゃないでしょうか。
出会うの遅すぎたなー。
これのリリース当時は海外のスラッシュしか聴いてなかったもんなー。
メタリカに似ていると言われていたOutrageだったが,この2ndはそんな声を一蹴する様なすばらしい出来.単なるメタリカ的なバンドから大きく飛躍し(シンバルの入り方はラーズっぽいが),独自のサウンドを確立した金字塔的な作品と思う.たしか当時,メンバーは「たくさん曲を作って良いものだけピックアップするようなやり方はしない.1曲入魂だ!」と雑誌のインタビューで言っていたと記憶するが,そのとおり1曲1曲が異常なくらい作り込まれいる.長い曲が多いが決してダレず,緊張感を持続するのはすごいと思う."The Final Day"以降の作品も曲のクオリティーの大幅な向上(一般論として)もあり捨てがたいが,この2ndの重厚長大,大作志向路線を継続して欲しかった様な気もする.非常に濃いので一般受けはしないかもしれないが,ハードロックを愛するものであれば是非聴いて欲しい.日本人であるという偏見はいらないと思う.
破壊力抜群のへヴィ・リフが疾走する、日本スラッシュ・メタル史上に残る
(と勝手に思っている)名曲①⑤を収録した、'89年発表の2ndアルバム。
OUTRAGEの全カタログ中、最もスラッシーな突進力が堪能できる1枚ながら、
勢いだけで押し切るのではない、随所で聴ける(彼らならではの)練り上げられ、
しっかりと構築されたメロディ使いが大きな魅力。
特に、重々しいイントロから疾走へと転じ、繊細な泣きパートを経て再び疾走へ・・・
という劇的な曲展開を持つ④は、全スラッシャー必聴の名曲。
ツタヤで偶然発見。しかも希少らしい1989年盤。
個人的には『はっちゃけた「MASTER OF PUPPETS」』的な1枚。
全体的にアレンジ重視の長めの曲が多いので、あのアルバムからの影響は大きいと思う。
とにかく疾走あるのみなタイトル曲が強烈すぎて、他の曲のインパクトを奪ってしまっている感がしないこともない。
前作よりスラッシュよりのアプローチが多いアルバムでメタリカやエクソダスなんかを思い出します。リフやリズムなど凝ったアレンジが印象的でカッコ良かった
橋本の唄は力強い!日本人離れしている!タイトルトラックの①がオススメ
2007年にオリジナルヴァージョンでリマスターされて再発したが、もう廃盤(怒)
ノコギリのようなとんでもなく尖がったギターに橋本の強力なボーカル。
激しく複雑ながらメロディも忘れない。
タイトル曲①を聴いたときの衝撃と言ったら・・・。
音は悪いが(リマスターでも)、この音がある意味邪悪な雰囲気を醸し出してるのも凄い。
スラッシュメタルの名盤。