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A SUN THAT NEVER SETS / NEUROSIS
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何と言うか、このアルバムを聴いていると脳内にイメージが浮かび上がり意識が覚醒するような感覚を覚える。楽曲は全編ミッドテンポで疾走感は無いが、時空を飛び越えるような、別の次元の速度感が体感できるエクスペリエンタル・サウンド。

サイケって本当に素晴らしいですね。
夢想家・I 2003年8月11日(月)21時19分

世界が絶望していく様や、絶望した世界が俺の瞑想で繰り広げられます。笑
ある意味イージーリスニングとは対称に位置する作品
-27℃ 2005年6月10日(金)14時31分

そこらのハードコアよかずっとコア。
飲み込まれるような暗黒をお楽しみください。
RioT 2005年10月31日(月)18時4分

地獄のBGM。


一聴して、「見え」ました。溶岩の河と、硫黄のふり積った丘、赤く焼けただれた大地を列を成して呆然と歩く亡者の群れが。……とにかくおそろしい事このうえない音楽です。まさに怪物。


スタイル的には弦・管楽器等も取り入れたプログレテイストのドゥームメタル、特にジャーマン・サイケ・プログレの影響を感じさせる音、と形容できないこともないのですが、彼らの音楽をスタイルどうこうの見地から語るのは的外れもいいところなのでこういう話は止めておきましょう。


なんというか、人が内心深く抱える苦痛や恐怖、罪の意識といった、人類の「業」みたいなものをそのまま音にしたような苦悶に満ちた作風。果てしなくうち続く拷問に、狂わんばかりの叫びをあげる罪人の心境に近いものがあると思います。聴くのがたいへん苦しいです。


彼らのサウンドを表して、「スピリチュアル」という言葉が使われますが、これは「霊的」とか「神聖」という類ではなく、「魔」の精神性。ちょうど、ミルトンの失楽園とか、ダンテの神曲に出てくるような、神に反逆して地獄へ追い落とされた堕天使たちの歌声とか、ブッダが悟りを開く直前に遭遇したマーラ(魔王)の軍団のラッパ手が吹き鳴らす行進曲とか、そういう邪悪なスピリチュアリティーです。


芸術性に満ちあふれた、「すごい音楽」であることは間違いありませんが、聴いて楽しいかとか、幸せな気分になれるかというと、これはこれでまったく別問題。とりあえず気が滅入っている時とか、普段から塞ぎ込みがちな方はあまり手を出さないほうが賢明かと。


絶叫者ヨハネ 2006年3月11日(土)20時38分

ほんのすこしの平安も許さない前作からすれば、幾分とっつきの良い01年発表の7thアルバム。ボーカルがDave Edwardson(B.)からギタリスト2人に代わって、メロディを追うノーマルボーカル+絶叫になっています。

自己内省の核爆発の後に彼らが提示した世界は、人間ではなく生物としてのヒトの、Bloodを通って辿り着くRootsとしてのAnimism or AnimalismつまりSupernatureをヘヴィかつ真摯に描くSunという大宇宙的視座・・・すいません、自分でも何言ってるかさっぱり分かりません。
言葉より、グロテスクなほど緻密で「赤は血の色」なジャケットの世界観を見てもらった方がイメージしやすいと思います。森羅万象を操舵する馬鹿でっかい音です。

ヘヴィ・パートは天変地異を想起させ、静かなパートはそのスケール故か、神の啓示、精霊の語りといった趣で、「絶望と葛藤」ではなく「超自然的な神秘とねじれ」を描いている印象。とはいえ、ハイ・クオリティな発狂レベルの音像は何も変わってないですが。

BGMになりません。聴いてて全く愉快ではありません。耐性のない人には拷問音楽以外何物でもありません。
これは音楽ではなく体験だと思います。
mokusatu 2006年8月2日(水)1時9分

終始ドヨ〜ンとしてます。
このタイプの暗さを持っているバンドはTODAY IS THE DAYとNEUROSISくらいだと思う。
静かなところとズシンとくるところのコントラストが秀逸。
ボドムっ子 2006年8月7日(月)2時29分

重く、暗い。
癖になるサウンド。
間違いなく凄いアルバム。
西八男 2007年12月2日(日)23時55分

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