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PRAYER / SIAM
SHYを脱退したトニー・ミルズが90年代に結成したメロディックメタルバンドの2ndアルバム。
当時、「Keyの入った音楽はやりたくない」と語っていた通りのギターリフを主軸としたヘヴィさが売り。
1stよりヘヴィになった音の中で、トニーのハイトーンが乗るのだが、Voが殺されていると言うかもがいてる…。
加えてこの異様なダークさが肌に合わず、しばらく押入にしまってました。(1stも直ぐに売っちゃった)
で、久々に引っ張り出して聴いてみたんだけど、やっぱりもがいてる…。でも曲自体は良いのが揃っていると思います。
アコギに乗せてトニーのVoが映える"QUEEN OF THE SWORDS"はアルバムを買うきっかけとなった秀曲だし、
問題ない人は全然普通に聴けるでしょう。 トニー本人は再結成も考えているらしいが、さて…?
このアルバムはなかなか良いですよ。1stは「・・・」だったけど。これはイケてます。Shyのようなハードポップだと思って聴いたら大失敗するかもしれないが。初期Queensrycheのような正統派ヘヴィメタルなので、そいうい路線が好きならチェックですよ。少なくとも今のライチよりは遥かに良いです。
