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THEMATIC EMANATION OF ARCHETYPAL MULTIPLICITY / BLUT AUS NORD
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2005年発表の5曲入りミニアルバム。

よくULVERとも比較される通り、このCDではブラックを経由しながらも
テクノや音響自体の方面へ足を踏み入れた音楽をやっております。
私はULVERの信者なので、作りこみ具合はULVERの方が上かなぁ…とか思ってしまうんですが、
このCDの魅力はやはり底知れぬダークさだと思います。曲によってはAttilaの
「呪文風ヴォーカル」どころか、本当のお経を取り入れている曲までありますし…
こんなCDばかり聴いていたらきっといつか精神がまずいことになりそう(褒め言葉です・笑)。
ブラックメタルの暴虐さが包丁を持った殺人鬼だとしたら、これは動けない病人の耳元で
「お前の病気はもう手遅れだ…もうお前に希望なんて無いんだよ…後は死ぬだけ」と
囁きながら笑いを浮かべるような底知れぬ悪意に満ちた異常者といった感じ。
でもこういった音楽って衝動では作れないものだと思うし、もしかしたら天才なのかも。
Usher-to-the-ETHER 2005年12月25日(日)2時36分

5th(2006年)が4thの路線に戻ったので、このEP(2005年)は実験作であると言えそうです。もう全然ブラック・メタルではないです。ほとんどボーカルもギターもないので、メタルでもない。ダーク・ダンジョン・ミュージックとでも申しましょうか。

実質3曲入りで、どれも曲調が違いますが、廃墟と化した工業都市のような荒涼としたイメージは統一されていなくもなく、精神をじくじくと蝕む雰囲気はこのバンドらしいといえばらしいので、反ヒーリング・ミュージックとして期待を裏切る事はないでしょう。

4thや5thのようなブラック・メタル的邪気はない音響系インダストリアル/エレクトロニカ音楽とはいえ、清らかさや美しさなどに意欲を向けず、「さあ今度も新しい病気を生み出すぞ!!」といった間違った方向への気力が相変わらず溌剌としていますので、そこが頼もしいです。
いやしかし、イントロからアウトロまで、虫けら一匹見当たらない生命感のなさは何なんでしょうか。
mokusatu 2006年11月14日(火)3時58分

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