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THE ART OF REBELLION / SUICIDAL TENDENCIES
音がクリアーになって曲ごとの色がはっきりわかるようになった。
特に引っ込みがちだったマイクの歌がはっきり聞き取れる。
ハードコアにしては押しが足りなく好き嫌いがわかれるヴォーカルだが、語り・囁き・アジテーションと変幻自在。
それまでもゴリ押しな曲だけじゃなかったけども、さらにメロディを重視している。
メランコリックで好きだ!
恐らくバンド史上、最もキャッチーな作品じゃないだろうか。
MEGADETHで例えると「YOUTHANASIA」的なポジションか。
初期から追い続けてきたコアなファンは敬遠するかも。
しかし、楽曲がイイのだ。
全12曲ハズレ曲がない。
ロッキー・ジョージのギターもロバート・トゥルジロのベースも文句なしにカッコいいし、
マイク・ミューアの気の抜けた歌メロも健在である。
③Nobody Hearsや⑤Monopoly On Sorrow、⑨I'll Hate You Betterなどは新境地を開拓した成功例だったと思う。