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TRIBE OF GYPSIES / TRIBE OF GYPSIES
HM/HRとは、反抗的音楽であると某評論家が言っていたが、そこからもうひとつ、皮をむいてみよう。
エネルギーの発散の方向がたまたま反抗という方向にむかえばそうなるのであって、
それは心理学で言うところの「昇華」「代償」の一方向である。ほんとか?
大体において、都会人は自然を知らない。それが個を増大させ、孤を助長し、
趣向が破壊的になる。。。
あー、めんどくせえ!!
要するに、みんなが一緒に元気に生き生きと生きていくためには、祭りがいるんじゃ!
じゃあ、よっしゃ、みんなで一緒に騒ごうぜ!!
エネルギーが余ったやつは、ぶっ倒れるまで騒ごうや!
元気が無いやつは、俺らが元気をわけてやる!
泣きたいときは泣こうぜ!
笑いたいなら我慢すんなよ!
そんでもって、夜はしっかりヘイへへイ(?)
HMもラテンも、ファンクもロックも音楽だ!!
人間だ、人間だ、俺もお前も人間なんだ!!!(by長渕兄貴)
そんな、人間の根底に訴えかける、命の脈動。
パイオニアと個性的存在とは、曖昧にして同一視してはならない。
TRIBE OF GYPSIES とは、TRIBE OF GYPSIES というジャンルのパイオニアである。
とにかく、熱い!!!!!!
けんしょー 2003年8月19日(火)21時16分
>けんしょーさん、熱いっすねー。
自分もこのアルバムっていうか、このバンド大好きです。ROY.Zはブルースもハルフォード
もリハビリさせたのだから、そろそろこのバンドでのアルバムを創ってもらいたいです。ラテン
系のロックは昔はサンタナ(1st〜3rd)が有名ですが、フリートウッドマックのピーター
グリーンも何曲かやってますよね。しかし、いつも思うんですがブルースやハルフォードであんなにヘヴィーなのに(どちらも大好きですが)自分のバンドはやはりルーツの音楽をやりたんですかね。それが違和感なくできてしまうのが、ROY.Zのすごいところなんでしょうけど。
ブルースとのジョイントライブ、ハルフォードの代役ライブと見ましたけど、このバンドのヘッドライナーとしてのライブが是非見たいですね。
'96年発表の1stアルバムです。
ラテン・フレイヴァーとか泣きのギターとかいう言葉から、気軽に手を出すと火傷してしまうかもしれません。かなり様々な音楽要素が渾然一体となり、一筋縄ではいきません。
メタル的な攻撃性とは違うんですが、非常に熱いです。また、暑いです。
アートワークの色彩が、ちょうど中身の音楽性のイメージにぴったりかも。
祝祭的熱狂を呼び起こすような超ノリノリ曲(6)「MERO MERO MAMBO」、(7)「PARTY」の2曲のためだけに買ってもおつりが来ます。
ロイ・Zってかなり解かってる人だなぁって思う。
しかも良いギターを奏でる。
怒涛のラテン・グルーヴ、哀愁、サンタナとは似て非なるものだと思う。
アルバム冒頭から、活きのいいパーカッションが腰にくる。
一括りのジャンルには収まらない音楽性は唯一無二。
彼の使用ギター、レスポールDXは俺と同じ改造をしていて嬉しくなった。
個性というものがいかに大事か教えてくれる。