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INFLUENCES CONNECTIONS VOLUME ONE MR.BIG / MR. BIG
リッチー、ビリー、パットを軸に他多数のゲストが参加したMR.BIGの(セルフ)トリビュート。
キアヌ・リーヴスのベースプレイが聞ける。
初回限定のDVDはゲストの一言コメントが8分収録されているだけで一銭の価値もない。
とにかく原曲を台無しにしてしまっている各ゲストが頂けない。
『GREEN-TINTED〜』ではなんとあのイントロのフレーズが完全に姿を消している。
あまりにダサいアレンジに爆笑させられてしまう。
近年稀に見る駄盤だが、ジョーリンターナーとイングヴェイの夢の競演が聞ける
『DADDY,BROTHER〜』だけが異様な輝きを放っている。
w0721 2003年8月20日(水)16時51分
w0721さんに同意です。
試聴しかしてません。それも一曲何十秒か聴くぐらいで。
ホントに原曲が台無し。TAKE COVERは結構良かったですけど。
ホントなんなんだあの『GREEN〜』のイントロは。何なんだ『COLORADO〜』のイントロは。
このアルバム、私的には、こんな感じの出来なら出さないで欲しかった。
そして『DADDY〜』のイングヴェイが冴えてる(笑)。以上。
P.S. こんな発言、出来ればしたくなかったのに(泪)。
とんがり雨 2003年8月28日(木)19時20分
私はMR.BIGのトリビュートアルバムと聞いて即買いしたクチですが、
久しぶりに衝動買いを後悔させてもらいました。収録曲の原曲が
珠玉の名曲と呼べるようなものばかりなので、原曲以上に・・・とは期待してはおりませんでしたが、
それにしてもクオリティー低すぎな気がします。ミキシングも最悪。
プロデューサーが誰かは知りませんが、手抜きに聞こえます。
ただ上のお二方と同意見で「DADDY〜」が良かったのだけは救いでしょうか。
上でも書きましたが、やはり原曲が素晴らしすぎたのでしょう。
駄作過ぎて苦笑です。
これだけゲストを揃えておきながら、
いや、本人達(元メンバーね)もいいプレイヤーなのに。
なんとなく、金にモノをいわせても優勝できなかった
某球団とダブります。
うーん、皆さん厳しい意見ですね。反論ってほどじゃないけどバランスをとるために僕の意見も。この作品の批判材料は音そのものよりも、中途半端に死者を蘇らせるようなビリーとパットのこの企画に対する反感じゃないですか?どっちかというとバンド後期に嫌われ者だったあの2人がバンドを納得いかない形で終わらせ、その後エリックやポールに1曲も参加させずに作った作品・・・ファンであればあるほどむかつくって寸法です。しかしですよ。音楽そのもの、アレンジそのものは悪くないと思います。これが例えばポールやエリックが参加してれば絶賛になっていたかもしれないのももたくさんあります。「COLORADO BULLDOG」カッコイイと思いますよ。元々のJAZZ色が更に強まって異常にテクニカルで。あのイントロだってセンス抜群です。「WILD WORLD」は歌も素晴らしいけど、ギターソロの素晴らしさときたら・・・。近年のHR界でのベストソロでは。「TAKE COVER」、「SHINE」の淡々とした中から徐々に激情をほとばしらせる表現力も良いし。個人的には8ビート系から三連系へとリズムアレンジを大きく変えた事で、ストレートさはへったが、情感が増した気がする「TO BE WITH YOU」が、「カバーかくあるべし」って感じです。
まあ皆さん言うように、「60's mind」はいまいちです。でもまあドニ-・ヴィーがこの曲を選んだのは妥当ですよ。彼にどうしても参加させるとしたら。Mr.BIGの曲ってエリックの圧倒的にソウルフルな表現力で歌われることで感動を呼ぶわけで、「誰が歌っても良い曲は良い曲」っていうポップ系歌メロとは違うものが多いわけです。だからこの作品にはグレン・ヒューズだのジョー・リンだの実力派、器用な人、ソウルフル系を集めているんですが、「60's mind」という曲は、はっきりいって誰が歌ってもある程度確実に感動できる、根本のメロディが圧倒的にキャッチ-な曲なので(もちろんエリックが歌ってこそ最高の形でしょうが)、一番被害が少ないというわけです。そしてENUFF ZNUFFの音楽性を考えると、」ドニ-が音楽的に最も共感できるのがこの曲ってことでしょう。
あとは・・・。僕はむしろ「DADDY,BROTHER〜」がある意味一番やばいバージョンじゃないですかと。一番参加の意図がつかめないイングウェイを誰がよんだのか?他の人は音楽性の共通点だったりメンバーの交友範囲だったりで理解できるし、原曲を踏まえたカバーですが、イングウェイはそもそもMr.BIGって知ってるの?音好きなの?イングウェイは良い音楽をやって、自分の曲の中で彼印のプレイをやるのは○だけど、Mr.BIGでやるのは?テクニカルはテクニカルでも質の違うテクニカルさ。あと唐突でありながらいかにもって感じででてくる「HIGHWAY STAR」のフレーズも、このメンツに合わせた感じであざとい。
うーん。全体的には絶賛はできないし、企画物だから作品としての評価はできないけど、「いかにも職人集団らしい地味ながらひねりのきいたアレンジが楽しめる面白い作品」ってくらいには
評価したいです。
マジで金を返して欲しい。
MR.BIGは昔から好きだがエリックマーティンとポールギルバートはあまり好きではなかった。
リッチーコッツェンが加入してからはエリックより歌上手いので(好みは分かれるとしても彼のソロ作を聴けば実力の差は明白)リッチーに歌って欲しいとずっと思っていたのでこの作品を手にしたときは結構期待していた。
が!しかし!
これは酷い!どうやったらあんな名曲をここまでダサくできるんだ?!ってくらいに。
怒り心頭のまま聞き終わるところが最後のイングヴェイが笑いを提供してくれていたのが唯一の救い。原曲と違った良さを求めるのがトリビュートだと思うが奴だけがそれをやってのけた感がある。もともと完成度の高いものを変に真面目にいじくるよりは遊びに走った方が勝ちってことだな。
みんな厳しいですね。僕的に『Mr.big』は好きで、『TAKE COVER』は原曲よりいいと思います。『SHINE』も好き。『ADDICTED〜』は原曲と違う曲として楽しめるし、そんなに悪く言うものではないと思います。けどエリックとポールが参加してないのは気に入らない。
俺も「TAKE COVER」は好きだね。ヴォーカルと曲構成にブラック独特の雰囲気がある。シャウトからギターソロにかけてが特に良い。
実にフザケた作品なのは皆さんのコメント通りとして。
俺にとっての「まだ聴ける曲」はグレン・ヒューズの歌うPrice You Gotta Pay。
アレンジはほぼそのまんま、演奏はダッサイが、グレンのヴォーカルだけはやっぱすごい。
このアルバムの海外盤ではボーナストラックでグレンがもう一曲Alive and Kickin'で歌ってるらしい。
そっちも聴いてみたいなぁ。(グレンの歌だけね)
ちなみに俺的にはYJMさんの例のアレは、ギャグってことで。
批判的とういうより酷評的な意見が多いですね。自分も最初に聴いた時はそうでした。
まぁ、エリックの良さを再確認できたし良しとしようかなと納得しようとしたもんです。
しかし購入してから数年後・・・。様々なトリビュートアルバムを聴いてみましたがその中では良い方だと思いますよ。酷評受ける程の出来ではないかなと。
たま〜に聴きたくなる作品です。
kabu 2006年12月26日(火)23時29分