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TIME'S UP / LIVING COLOUR
2nd。
ファンク、ソウル、ロックのミクスチャー。
ブラックミュージックといってもラップ的なヴォーカルはなくソウルフルな歌唱が聴ける。
1stではミクスチャーという感じだったけど本作はミクスチャーというよりジャンル未分化のロックって感じです。
それだけいろいろなエッセンスを咀嚼し個性を確立したということでしょうか。
メロディアスだし演奏上手いし一度聴いてみる価値は十分にありますよ。
とにかくギターのテクが超絶である。というより皆さんテク二シャンなんだが。
1stのスタイルがココにきて確立といった風格すら感じられる1枚!
90年発表のセカンドにして名盤。
曲のヴァリエーションは豊かながらも非常に良くまとまっています。
名曲が数多く収録されていますが、「LOVE REARS ITS UGLY HEAD」は特に良いです。
何度聴いても決して飽きることのない傑作です。
マンホール 2004年3月10日(水)21時32分
1曲目からすんごい勢いで飛ばしてるよね。
やっぱり耳はどうしてもヴァーノン・リードのギタープレイに
行っちゃうんだけど、なかなか曲も趣向を凝らしてバラエティに富んでる、
が、散漫感は一切ない。ほんと傑作だよね。
無理矢理黒人音楽をHM的音像にしたような恣意性や半端者臭さは彼らにない。
時にフリージャズ色すら自重せず、爆発するヴァーノン・リードも悪目立ちなんかじゃなく必然的に感じられる。
技術とアイデアのバランスが高次元で取れたすごい作品です。
このかっこ良さはガキには分らない。
音楽通は諸手を挙げて評価を惜しまないだろう。
小手先の上手さで変なことをやっているのでなく、次元が違うものを感じる。
これほどの作品はそうそう聴けるものではない。
感謝、感謝の一枚。